変数 とはなんらかの「値」をいれる箱のようなもので、 コンピュータのメモリ内のどこかに確保される。ほとんどのプログラミング言語 で使うことができる。
Rubyの変数には次の5種類がある。
アルファベット小文字またはアンダースコア(_)で始まる。 定義したメソッドやブロック内でのみ有効。 普通に使う変数はこれ。
$ 記号で始まる変数。プログラムのどこからでも参照できる 変数。特別な理由がなければ使わない。
@@ で始まる変数。同一のクラスから発生したインスタンス 間で共通の値を持つ変数。そのうち使う。
@ で始まる変数。インスタンス内でのみ参照可能。 オブジェクト指向プログラミングをする際に必要。。
アルファベット大文字で始まる。一度値を代入したら変えられない。 定数を保存する。
self, true, false, nil, __FILE__, __LINE__
最初から使えることになっている変数。それらの意味は出てきたところで
覚える。
変数への値の代入には = を使う。変数には数値でも、文字列でも、 配列でも、どんな値でも入れて良い。数値(10進数)はそのまま、文字列は ""または、''で括る。
代入は複数同時にできる。
x, y, z = 1, 2, 3
上記の例は、x=1、y=2、z=3になる。