Rubyによるプログラミングは次のような流れでおこなう。
まずプログラムを作る前に、Rubyプログラムをしまうディレクトリ を決めておこう。そのままホームディレクトリに作っても良いが、課題が増える につれファイルがあふれて収拾が付かなくなる。
もし、Rubyの授業のファイルをしまうディレクトリを Ruby
に決めたとしよう。その場合、
% mkdir Ruby
として、ディレクトリを作成する。Emacsでこのディレクトリの中にファイル を作るときは C-x C-f (find-file) で
Find file: ~/Ruby/****
と指定し、ktermでプログラムを実行するときは kterm の画面で最初に
% cd Ruby
としてディレクトリを移動しておく。
以下の例では、~/Ruby
にファイルを作るものとする。
まずファイルを開く C-x C-f
Find file: ~/Ruby/program.rb
プログラムとして以下の内容を作成する。こまめに保存 (C-x C-s)することを忘れない。
#!/usr/koeki/bin/ruby print "Hello\n"
リスト中の\
はEmacsではバックスラッシュに見える。
どちらも同じ文字である。
作ったプログラムのファイル名を program.rb
とする。
% ruby program.rb
プログラムの1行目を
#!/usr/koeki/bin/ruby
にし、最初に一度
% chmod +x program.rb
すると、以後、
% ./program.rb
で直接実行できる。