kterm操作方法
日本語入力のON/OFF
Ctrl+oを押すごとに日本語入力のONとOFFが切り替わる。
直前コマンドの入力、キー入力補間
↑(上向きのカーソルキー)を押すと直前に入力したコマンドが表示される。何度も↑を押すことで前に入力したコマンドが表示される。使用したいコマンドが表示されたら[Return]で、コマンドの実行が可能。
ファイル名やディレクトリ名を途中まで入力し、Tabキーを押すと続きを自動的に入力してくれる。上手く活用することでタイプミスを防ぐことができる。
sime{c11xxxx}% cd proTab  Tabキーを入力すると
sime{c11xxxx}% cd program  続きが自動的に入力される
sime{c11xxxx}% cd proTab  Tabキーを入力すると
  program/   project/  prone.rb  
     ファイル名、ディレクトリ名が一意に定まらない場合は
     該当するファイル名やディレクトリ名が一覧表示される
sime{c11xxxx}% cd progTab  差別化する上で必要な部分
                        (ここではg)まで入力で再度Tabキー
sime{c11xxxx}% cd program  続きが自動的に入力される
Rubyプログラムの強制終了
Rubyプログラムがとまらなくなった場合、Ctrl+cで強制終了することができる。
プログラムの起動
emacsやgimp、firefoxなどのプログラムはメニューから実行することもできるが、ktermからコマンドを入力して実行することもできる。最後に必ず&をつけること。&をつけることでバックグラウンドでの起動が可能となる(=これらのプログラムを使いながら同時にktermも使えるようになる)。
- firefox&:ファイヤーフォックス
 - gimp&:GIMP
 - tgif&:TGIF
 - kterm&:kterm
 - emacs&:emacs
 - ooo3&:OpenOffice
 
プログラムの一時停止
プログラム動作中にCtrl+zを押すと一時的にプログラムが停止状態になり、プロンプトに戻る。例えば、ktermより
sime{c11xxxx}% emacs -nw[Return]
でemacsを起動し、即座に
sime{c11xxxx}% Ctrl+z
を押すと
sime{c11xxxx}% 
に戻る。
ここで、
sime{c11xxxx}% jobs[Return]
を入力すると
sime{c11xxxx}% jobs[Return]
[1]  + suspended  emacs -nw
と停止中のジョブが表示されるので、
sime{c11xxxx}% fg %emacs[Return]
または
sime{c11xxxx}% fg %1[Return]
で、再開することができる。複数のジョブを停止状態にすることができる。fgコマンドの%emacsはemacsで始まるジョブ、%1は[1]のジョブの再開を指す。
- Ctrl+z:起動中のプログラムの停止
 - jobs:停止中のジョブの確認
 - fg %ジョブ:停止中のジョブの再開
 - kill %ジョブ:停止中のジョブの終了
 
画面のスクロールバック
実行したプログラムが長く、画面の上の方に消えてしまった場合などはktermのスクロールバーを使用することでさかのぼって見ることができる。ktermのウィンドウ中央部にマウスをあわせCtrlキーを押しながらマウスの真ん中ボタンをクリック。メニューが表示されるのでEnable Scrollberを選択。出現したスクロールバーはマウスの真ん中ボタンでドラッグ。