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(13) 自由製作課題
[1] 自由製作課題
なるべく授業中に終わるように助け合いながら作業を進めよう。
プログラムやWebページの作成が終わったグループは発表内容について検討しよう。発表の練習をするのも良い。
[2] グループの確定状況(最終版)
グループ名 | メンバー | プログラム案 |
---|---|---|
メンタルディスタンス | 一居洋平, 草苅亮, 國分和未, 寒河江恒貴, 佐藤太一 |
地域活性部門:名前未定です 庄内の観光スポット検索プログラム 役立ち情報部門:飯ログ 今の気分にあわせた飲食店検索プログラム |
にーはん | 森田修冬, 熊川隆志, 後藤里穂, 齋藤陸, 佐久間雅也 |
教育部門:知っておきたい名言集 エンターテイメント部門:選択野球ゲーム |
未定 | 斎藤大地, 佐藤梓, 佐藤好, 三浦陽太, 若山奈月 |
役立ち情報部門:新1年生に役立つ大学クイズ 役立ち情報部門:大学周辺の飲食店について |
ザ・ヴェネチアン・コウエキ | 今泉知輝, 後藤竜一朗, 佐々木陸, 佐々木澪央, 本間風弥 |
シミュレーション部門:人生ゲーム エンターテイメント部門:BJ |
s4 | 佐久間裕也, 櫻井碧海, 佐藤佑亮, 佐藤陸玖 |
教育部門: エンターテイメント部門: |
ワッショイブン!ブン! | 斎藤利倫, 櫻井風雅, 佐藤文哉, 増子圭吾 |
地域活性部門:日付を入れると山形の行事を表示するプログラム エンターテイメント部門:山形の行事の4択クイズ |
[3] 自由課題発表会の発表順について
じゃんけんで決める。
[4] 複数のファイルをまとめる
[5] プレゼンテーションファイルの作成
発表会ではプログラムのデモを含めたプレゼンテーションを行う。プレゼンテーションは口頭のみでなく、資料を提示して行うのが一般的である。
OpenOffice
オフィスソフトとは、企業で使用するソフトウェアをひとまとめにしたものである。Microsoft Officeが有名であり、ワードプロセッサ(Word)、表計算(Excel)、プレゼンテーション(Impress)、データベース(Acess)といったソフトが含まれる。これに対し、101/102教室にインストールされているのはOpenOfficeというオフィスソフトである。OpenOfficeはMicrosoft Officeと同等の機能を有しているが無償であり、Microsoft Officeと互換性がある。
機能 | Microsoft Office | OpenOffice |
---|---|---|
ワードプロセッサ | Word | Writer |
表計算 | Excel | Calc |
プレゼンテーション | Powerpoint | Impress |
データベース | Acess | Base |
OpenOfficeの使い方
デスクトップで左クリックし、メニューからOpenOffice.org3を選ぶ、もしくはktermから
sime{c11xxxx}% ooffice &[Return]
で起動することができる。デフォルトではWriterが起動するので、プレゼンテーションファイルを作成したい場合には「新規作成」からプレゼンテーションを選ぶ。日本語入力のオンオフはCtrl+oである。
スライドショーはメニューの「スライドショー」→「スライドショーの実施」を選ぶ。カーソルキーの↓と↑でスライドの移動やアニメーションの実行ができる。
保存時は拡張子に注意する。Impressで作成したソフトを保存するとデフォルトでは.odpという拡張子になる(Writerは.odt、Calcは.ods)。このままではMicrosoft Officeと互換性がないので、保存形式を選択し、.ppt形式で保存する。するとOpenOfficeでもMicrosoft Officeでも開くことが出来る。
見やすいスライドを作る
スライドの見栄えのよさや内容の判りやすさについて考えてみよう。まず、見栄えのよさについて、注意すべき点をあげる。
- 簡潔にまとめる:主語述語で構成される通常の文章ではなく、箇条書きで書く。1つライド当たりの文字数や行数が多くならないようにする。1スライド当たりの行数は7~8行を超えないようにする。
- 文字は大きく:28ポイント以上とする。読めない文字は書いていないのと同じ。
- コントラストを考える:背景と文字のコントラストを考える。様々な色が使われている背景は使用しない(その背景に合う文字を選びにくい)。
わかりやすいスライドを作る
いくら見栄えの良いスライドを作ったとしても、内容がわかりづらければ、結局良いスライドとは言えないし、良いプレゼンテーションということもできない。わかりやすいスライドを作成するためには、次の点を考慮する必要がある。
- 入念な準備:何をどのような順番で話せばよいかを事前に決める。何も考えずに作り出してもそれなりのものが出来てしまうが、いざ発表をするときに話がうまく展開できずに困ることが多い。
- 話を聞く人の立場を考える:学会発表のように、専門家のみが参加する会議用に作成するスライドと、大学の授業用に作成するスライドは当然のように異なる。聞き手の興味や知識に応じたスライドを作成する。
- スライドは要点をまとめる:ただ読み上げるだけのスライドであれば、自分で読めばよいので話を聞く必要はない。要点のみをまとめて話を聞いてもらうようにする。
- アニメーションを多用しない:アニメーションを使用すると、最初からスライド全体を見ることができなくなる。メモを取りながら聞いている人は先に次の項目を見たいかもしれない。アニメーションは特に強調したい場所のみで使用するとよい。
[6] 次回の発表に備えて
時間があれば発表の練習をしてみよう。時間を測りながら練習し、時間の配分が適切か確認しよう。また、充分に説明ができていないと思われる点やわかりづらい点がないか確認してみよう。
プログラムやプレゼンテーションファイルは作成者のみが持つのではなく、全員で共有しておこう。一人で保管しておくと、不測の事態により当日来れなくなった場合に利用できなくなる可能性がある。
発表の準備
- 発表に使う Web ページを ブラウザのツールバーにBookmark しておく
- プレゼンテーションファイルの起動の練習をしておく。ktermでファイルが保存されているディレクトリに移動し「ooffice hoge.odp &」(hoge.odpはファイル名)
- ktermでプログラムを実行するディレクトリを開いておく
- マウスではなくショートカットキーを使うともたつかない
- Impressにおけるスライドショーの実施は「F5キー」、終了は「Escキー」
- ブラウザの起動、プレゼンテーションファイルの起動、プログラムの起動がスムーズにできるようにしておく(もたもたしていると格好悪い)
- 発表の練習をする
- 淡々と話すのではなく、プログラムの売りをアピールできるようにする
- 発表者が当日欠席する場合がある。プログラムやプレゼンテーションファイルは全員で共有しておく
聴衆分析
プレゼンテーションを行う上で、大前提となるのは聴衆分析である。
聞き手によって話す内容は変化する。今回の聴衆は基礎プログラミングの受講者であり、他のグループのメンバーである。また、今回は成果発表会の場で行うプレゼンテーションであることを踏まえると、聴衆はどのようなことに関心を持つであろうか。思いつく項目をリストアップしてみよう。
- プログラムの複雑さ (クイズがランダムに出題される)
- プログラムの機能の豊富さ (セーブ機能、ランキング機能がある)
- プログラムの分岐の多さ (100通りのストーリーがある)
- データの豊富さ (県内100箇所の温泉が検索できる)
- 作成した絵の豊富さ (全部で50種類の絵を描いた)
- Webページの見栄えのよさ
- スライドの見栄えのよさ
- 作成した絵の美しさ
- 発表の面白さ
聴衆はおそらく上に示したような項目に関心を示すと考えられる。このうち下の4つは特に補足説明がなくとも明らかであるが、黄色で網掛けした5項目は説明がないとわからない。
例年、プログラムの内部構造や機能、データの豊富さ等に言及しないプレゼンテーションが多いため、Webページがきれいなグループ、トークが面白いグループが勝つことが多い。
しかし、これでは時間をかけて作成したプログラム作成者が浮かばれない。プログラムのすばらしさをしっかりアピールしよう。
見やすさについて
- Webページやスライドはスクリーン上で事前に確認する(ディスプレイよりも色が薄くなる)
- プログラムは「kterm」でなく「kterm24」で実行する(文字が大きくなる)
- Webページの文字の大きさや色にも注意
- スライドの文字の大きさやフォントにも注意(明朝よりゴシック体が読みやすい)
プログラムのデモ
- Sleepの待ち時間が長いと時間がかかるし間延びする。デモ用のプログラムを作り0.1秒等の短い時間にしておく
- 育成ゲームの場合、デモ版では結果が出るまでの繰り返し数を減らしておく
- 結果がランダムで出る場合、見せたい結果が出てこない可能性がある。デモ版は結果表示はランダムである必要はない
[7] 出席課題
次の2点について報告する。
1.先週の授業から今日の授業までの役割分担が何であったか。作業の進み具合はスケジュール通りだったか。遅れが生じた場合はどう対応したか。
2.本日の授業中における自分自身の作業の実施状況
- 提出先:課題提出用メールアドレス
- 提出期限:授業終了時まで
- メールのSubject:ruby12
- 本文の構成:1行目で学籍番号、氏名を記載する。2行目以降に本文を記載する。