文章表現
[1]文章表現
- 誤字や脱字はないか
- 怪しい語句は辞書で調べる。書き上げたら、第三者に目を通してもらうと良い。
- 「はなしことば」や略語は使わない
- 「~とか」「だから」「~みたいな」「でも~」「バイト」「就活」
- ※避けたい表現
「イメージが強かったけど」→「~が」「~けれど」
「自分は」→「私は」
「なぜかというと」→「なぜなら」
「~できたらいいなあと思います」→「したいと思います」「を望んでいます」
「足りないなと思った」→「足りないと思った」 - 先頭字下げ
- 文章の書き出しは、1文字下げて書き出す
- 段落
- 内容が変わるときは、行を改める
- 文体を統一する
- である調(常体):「である」「思う」「~だ」「行動した」
です、ます調(敬体):「思います」「読みました」「改めました」 - レポートでは多くの場合、「である調」で書く
- 文末表現の繰りかえし
- 文末が「思う」「感じる」「考える」の繰り返しになっていないか。新聞各紙のコラム欄(「天声人語」「春秋」など)の文章が参考になる。
[2]引用
- 引用マーク
- 本文中の引用箇所における引用マークのつけ方は妥当か。引用しているにも関わらず引用マークがない場所がないか
- 引用文献
- 引用文献欄には必要な情報が記述されているか。詳細は(8)著作権の[4]引用文献リストの書き方を参照のこと
- 孫引きの禁止
- 引用文をさらに引用してはならない。引用文を引用したい場合は、原典を読む必要がある。
- 引用は公正な慣行に従う
-
- 引用する必然性があり,引用範囲にも必然性があること
- 質的にも量的にも引用先が「主」,引用部が「従」という関係にあること
- 本文と引用部分が明らかに区別できること
- 引用元が公表された著作物であること
- 出所を明示すること
[3]中間チェック
できる限り、本日の授業内で担当教員にいったん提出し、コメントを得る。指摘された点を修正したうえで完成させる。
[4]来週の発表について
発表時間10分、質疑応答5分の計15分とする。時間を管理するため、8分で1鈴、10分で2鈴、15分で3鈴をならすので、1鈴が鳴ったらまとめに入ること。
各自の発表が終わった時点で、発表内容や発表方法に関する評価シートに記入する。無記名でよい。記入したシートは回収し、発表者に渡すことで、発表の振り返りに活用する。お互いの発表をより良くすることが目的であるため、思った通りに書くこと。
参考まで、シートの項目は以下の通り。
- 発表の構成:話の流れがわかりやすい。飛躍がない。
- 導入:興味を引く導入。聞いてみたいと思う。
- 主張:自分の意見が明確。納得できる意見。
- 発表:声の大きさ、スピード、言葉遣い、視線。
- 質疑応答:適切な回答。