問題11-56 問(1) 解答 : エ 解説 表2の出力結果より、1〜36までのテストデータが用意されていることがわかる。 この組み合わせは、 発送先地区4通り × 3辺計の区分3通り × 重量の区分3通り = 36通り で計算される、考えられる全てのケース数(36)と同じ数である。 これより、ある特定のケースを選んで行うテストではなく、全てのケースの入力 と出力を確かめるテスト用のテストデータ作成のために用意されたと考えられる。 ------------------------------------------------------------------------------- 問題11-56 問(2) 解答 : ウ 解説 出力結果表の a のケースは、yesが入っている部分より、A地区で、3辺計80cmま でで、重量が20kgまでの荷物の発送料金だと分かる。 表1を使用して、条件が重なった部分が答えとなるが、問題文に「サイズ区分は 荷物の3辺計と重量を比較し、どちらか大きいほうの区分を適用する。」とある ので、区分の3を使用する。区分3と地区Aの交わる部分は2000なので、これが答 えになる。 ------------------------------------------------------------------------------- 問題11-56 問(3) 解答 : ア 解説 表1とテストデータを照らし合わせ、選択肢ア〜エに当てはまるものを探す。 ア. 3辺計60cm、重量5kgで地区がCのときは1150円、地区Dのときは1800円なので どちらも間違えているのでこれが正解。 イ. 区分3に当てはまるのは2と4で、地区Cのときは1800円、地区Dのときは3400 円となっているので、誤りはない。 ウ. 3番目のデータで、3辺計60cm、重量5kgのときの料金は1800円にならないと いけないので誤り。 エ. 1、2より、地区Cに誤りはない。 ------------------------------------------------------------------------------- 問題11-56 問(4) 解答 : イ 解説 表2の出力結果よりbは、3辺計81〜100cm、重量が6〜10kgである。選択肢の中か ら両方該当するものを選ぶと、イになる。 同様に、cは3辺計81〜100cm、重量が11〜20kgである。選択肢の中から両方該当 するものを選ぶと、イになる。よって適切なものはイとなる。 ------------------------------------------------------------------------------- 問題11-57 解答 : エ 解説 ア. 正常に終了した部分はプログラムの以上はないので、見直す必要がない。 よって誤り。 イ. 結果に適合するようにテストケースを修正すると、テストをする意味がなく なるので誤り。 ウ. プログラムの修正はプログラム開発者が行うべきなので誤り。 エ. テスト仕様書と異なる実行結果が出たということは、該当箇所にプログラム のバグがあることになる。テスト担当者は、開発者がバグの原因の特定がし やすいように、問題のあったテスト項目を記録しておき、修正を開発者に依 頼することができるので正しい。 ------------------------------------------------------------------------------- 問題11-58 解答 : エ 解説 ア. 新システムの開発・取得に先立ち実施されるので誤り。 イ. システムの開発段階において実施されるので誤り。 ウ. ソフトウェアを業務に運用した後に実施されるので誤り。 エ. 正しい。 ------------------------------------------------------------------------------- 問題11-59 解答 : ア 解説 システムテストとは、完成したシステムに対して行うテストで、性能及び機能等 のシステム要件を満たしているかチェックするものである。 ア. 正しい。 イ. 結合テストの目的なので誤り。 ウ. 単体テストの目的なので誤り。 エ. 運用テストの目的なので誤り。