roy > naoya > 基礎プログラミングI·情報検索 > (3)演算子・制御構造[1] > 補足
if文は条件が3つ以上の場合にはelsifを複数回使用するが、具体的には以下のとおりとなる。
if 条件A then #=>条件Aを満たせば(thenは省略可) 処理A #=>処理Aを実施する elsif 条件B #=>条件Aを満たさない場合条件Bを満たせば 処理B #=>処理Bを実施する elsif 条件C #=>条件Bを満たさない場合条件Cを満たせば 処理C #=>処理Cを実施する elsif 条件D #=>条件Cを満たさない場合条件Dを満たせば 処理D #=>処理Dを実施する else #=>条件Dを満たさない場合は 処理E #=>処理Eを実施する end
このようにelsifは何度でも繰り返し利用できる。
条件を満たす場合のみ何らかの処理を実施し、満たさない場合には何もしないこともある。例えば、募金額が100円以下の場合は「それっぽっちか」というが、100円を超える場合には何も言わないというような場面がある。この場合ifの横に書く条件は、「募金額が100円以下」であり、この条件を満たす場合には「これっぽっちか」と表示する。しかし、この条件を満たさない場合としてelseをその次に書いても、特に何もしないのでelseの下に書くことがない。このような場合elseを省略することができる。
elseを省略したプログラムの例を以下に示す(bokin.rb)。
#!/usr/koeki/bin/ruby print"募金お願いします(金額を入力)\n" bokin = gets.chomp!.to_i if bokin <= 100 print"たったそれっぽっちか。\n" end print"どうもありがとうございました。\n"
irsv{c10xxxx}% ruby bokin.rb[Return] 募金お願いします(金額を入力) 1000[Return] どうもありがとうございました。
irsv{c10xxxx}% ruby bokin.rb[Return] 募金お願いします(金額を入力) 100[Return] たったそれっぽっちか。 どうもありがとうございました。