roy > naoya > 基礎プログラミングI·情報検索 > (11)楽しいプログラムを作ろう
前期の授業も終盤に入り、4月当初では想像できないような難しいプログラムを書くことができるようになった。最後に、これまで学んだことを踏まえて自由に題材を選んでプログラムを作成してみよう。一人では負担が大きいので5名程度のグループを作り、アイデアを出し合いながら分担して作業を進めよう。
役割分担を決め、何をいつまでにやるのか相談しよう。役割としては例えば以下があげられる。準備期間の役割、当日の役割いずれも分担し、何もすることがない人が出てこないようにしよう。
準備期間の役割(例)
当日の役割(例)
例えば以下のようなプログラムが考えられる。面白いものや実用的なものを作ってみよう。
メンバーで協力しながらプログラムを作成し、最後にプレゼンテーションを行うため、以下の点に留意が必要である。
参考として、昨年度の自由課題で作成されたプログラムを確認してみよう(2007年度)。
作成したWebページ、画像は~/public_html/内のどこかにまとめて保存しておくこと。1年生の後期に作成しているが、自信がない場合は情報リテラシーのページを確認しておこう。
Webページの構成
作成したプログラムを実施してもらうためには、わかりやすい説明や楽しそうなページ作りが求められる。以下の項目を含めよう(それぞれ別ページにしても良いし、1ページにまとめて書いても良い)。
発表会ではプログラムのデモを含めたプレゼンテーションを行う。プレゼンテーションは口頭のみでなく、資料を提示して行うのが一般的である。資料は、Webページのみを用いても良いし、プレゼンテーションファイルを別途作成してもよい。しかし、一般的にはプレゼンテーションファイルを用いるので、今回も練習のためなるべく使用してみよう。
StarSuite
オフィスソフトとは、企業で使用するソフトウェアをひとまとめにしたものである。Microsoft Officeが有名であり、ワードプロセッサ(Word)、表計算(Excel)、プレゼンテーション(Impress)、データベース(Acess)といったソフトが含まれる。これに対し、101/102教室にインストールされているのはStarSuiteというオフィスソフトである。
Microsoft Officeは有償であり、バージョンアップに伴って操作方法が大幅に変化するという素敵なソフトである。一方、StarSuiteはMicrosoft Officeと同等の機能を有しているが無償であり、Microsoft Officeと互換性がある。
機能 | Microsoft Office | StarSuite |
---|---|---|
ワードプロセッサ | Word | Writer |
表計算 | Excel | Calc |
プレゼンテーション | Powerpoint | Impress |
データベース | Acess | Base |
StarSuiteの使い方
デスクトップで左クリックし、メニューからStarSuiteを選ぶ、もしくはktermから
irsv{c10xxxx}% soffice &[Return]
で起動することができる。デフォルトではWriterが起動するので、プレゼンテーションファイルを作成したい場合には「新規作成」からプレゼンテーションを選ぶ。日本語入力のオンオフはIME Statusウインドウで行う。
スライドショーはメニューの「スライドショー」→「スライドショーの実施」を選ぶ。カーソルキーの↓と↑でスライドの移動やアニメーションの実行ができる。
保存時は拡張子に注意する。Impressで作成したソフトを保存するとデフォルトでは.odpという拡張子になる(Writerは.odt、Calcは.ods)。このままではMicrosoft Officeと互換性がないので、保存形式を選択し、.pptや.doc、.xls形式で保存する。するとStarSuiteでもMicrosoft Officeでも開くことが出来る。
決定したグループのメンバー、グループ名、役割分担、プログラムの案など決まったところまで報告する。
授業終了時までに提出。出席点は2点。提出要領は下記の通り。
グループ課題で作成するWebページから、各メンバーの個人ページへのハイパーリンクを設置するため、1年生の時に作成したページの情報を更新し、見られても恥ずかしくない情報にしておこう。
Tips:emacsでの日本語入力のオンオフはCtrl-oです
Tips:Mewによるメールの送り方はMewコマンドを参照