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kterm操作方法

日本語入力のON/OFF

Ctrol-oを押すごとに日本語入力のONとOFFが切り替わる。

画面のスクロールバック

実行したプログラムが長く、画面の上の方に消えてしまった場合などはktermのスクロールバーを使用することでさかのぼって見ることができる。ktermのウィンドウ中央部にマウスをあわせCtrlキーを押しながらマウスの真ん中ボタンをクリック。メニューが表示されるのでEnable Scrollberを選択。出現したスクロールバーはマウスの真ん中ボタンでドラッグ。

プログラムの起動

emacsやgimp、firefoxなどのプログラムはメニューから実行こともできるが、ktermからコマンドを入力して実行することもできる。最後に必ず&をつけること。&をつけることでバックグラウンドでの起動が可能となる(=これらのプログラムを使いながら同時にktermも使えるようになる)。

  • firefox&:ファイヤーフォックス
  • gimp&:GIMP
  • tgif&:TGIF
  • kterm&:kterm
  • emacs&:emacs
  • soffice&:StarSuite

Rubyプログラムの強制終了

Rubyプログラムがとまらなくなった場合、Ctrl-cで強制終了することができる。

プログラムの一時停止

プログラム動作中にCtrl-zを押すと一時的にプログラムが停止状態になり、プロンプトに戻る。例えば、ktermより
irsv{c10xxxx}% emacs -nw[Return]
でemacsを起動し、即座にCtrl-zを押すと
irsv{c10xxxx}%
に戻る。

ここで、jobsを入力すると
irsv{c10xxxx}% jobs[Return]
[1] + suspended emacs -nw
と停止中のジョブが表示されるので、
irsv{c10xxxx}% fg %emacs[Return] または
irsv{c10xxxx}% fg %1[Return]
で、再開することができる。複数のジョブを停止状態にすることができる。fgコマンドの%emacsはemacsで始まるジョブ、%1は[1]のジョブの再開を指す。

  • Ctrl-z:起動中のプログラムの停止
  • jobs:停止中のジョブの確認
  • fg %ジョブ:停止中のジョブの再開
  • kill %ジョブ:停止中のジョブの終了

emacs操作方法

ここでは比較的良く使うコマンドのみ示す。より詳しく知りたい人はgoogle等で「emacs 操作方法」で検索してみると沢山のドキュメントがすぐに見つかる。

基本操作

  • emacsの起動(Windows):emacs -nw[Enter]
  • 新規作成:Ctrl-x Ctrl-f
  • ファイルを開く:Ctrl-x Ctrl-f
  • ファイルの保存(上書き保存):Ctrl-x Ctrl-s
  • 編集中のファイルを別名で保存:Ctrl-x Ctrl-w
  • ファイルを閉じる(emacsは終了しない):Ctrl-x k
  • emacsの終了:Ctrl-x Ctrl-c
  • 日本語入力のオンオフ(UNIX):Ctrl-o
  • コマンドの中止:Ctrl-g
  • 操作の取消:Ctrl-x uで直前操作を取り消す

削除

  • カーソルの手前の文字の削除:Backspace
  • カーソルの上の文字の削除:Ctrl-d
  • 行削除:Ctrl-k

コピー&ペースト

  • コピー&ペースト(1):コピーしたい領域をマウスで選択(反転させる)し、ペーストしたい場所でマウスの真ん中ボタン(UNIX)、右クリック(Windows)
  • 方法(2):
    • 開始位置の指定:Ctrl-スペース
    • コピー:終了位置で[Esc]w
    • カット:終了位置でCtrl-w
    • ペースト:貼り付け位置でCtrl-y

ファイルの挿入

  • ファイルの挿入:Ctrl-x iでファイル名を入力すると、現在のカーソル位置にファイル内容が挿入される。メールにプログラムを貼りつける時などに使用できる。

カーソルの移動

ファイル先頭へ:[Esc]<
1画面戻る:[Esc]v
1行戻る:Ctrl-p

行頭:Ctrl-a
1語戻る:[Esc]b
1字戻る:Ctrl-b

行末:Ctrl-e
1語進む:[Esc]f
1字進む:Ctrl-f


1行進む:Ctrl-n
1画面進む:Ctrl-v
バッファ末尾へ:[Esc]>

ウィンドウの分割と合体

  • ウィンドウの分割:Ctrl-x 2
  • ウィンドウの合体:Ctrl-x 1
  • ウィンドウの移動:Ctrl-x o(オー)

バッファの切り替え(背面で開いているファイルを前面に出す)

ファイルを開いている最中で別のファイルを開いた場合、前に開いたファイルは消えてしまったわけではない。背面にあるだけである。切り替えをして任意のファイルを前面に出すことができる。

  • 切り替え(1):Ctrl-x bを押しファイル名を入力する(ruby/は不要)。
  • 切り替え(2):Ctrl-x Ctrl-bで現在開いているファイルの一覧が隣のウィンドウに表示される。マウスでファイルを選んで真ん中ボタンクリックか、Ctrl-oで隣のウィンドウに移動してから該当するファイル名のところで[Return]

文字コードの変更

  • 文字コードの変更:Ctrl-x Ctrl-m f euc-jp[Return]と入力してからCtrl-x Ctrl-s。何らかの理由でプログラムが文字化けしてしまった場合に復活できる(ことがある)。