WindowsやRoyを使用するためにはパスワードを入力する。パスワードは本人であることを証明するものである(これを認証という)。不正なログインを防ぐために、安易に推測できるようなパスワードを用いてはならない
今日はWindowsのログインパスワードを変更する。前回も示したパスワードに関する注意を十分踏まえた上で新しいパスワードに変更する。
Windowsのパスワードを変更するためには、Ctrl、Alt、Deleteの3つのキーを同時に押す。これをCtrl+Alt+Deleteと表記する。同時に押すとパスワード変更メニューが表示されるので、指示に従って変更する。
Windowsのパスワードを忘れると再発行に数日要するため、授業に参加できないことがあるので注意すること
日常的に携帯電話ーのメールは使用していると思われるため、詳しい説明は不要と思われるが、コンピュータでも電子メールを送ることができる。携帯電話の場合は、メールを送るために別途アプリケーションを必要としないが、コンピュータの場合はメーラーと呼ばれるアプリケーションが必要になる。メーラーにはOutlook Express、Eudora、PostPet、Becky!、Netscape Communicator、Opera、Thunderbird、Al-Mailなど有料、無料なものが様々にある。この大学ではMewというメーラーを使用する。MewはUNIXのemacs上で動くメーラーであり、使い方を覚えるのは若干手間がかかる。ただし、Mewは届いたメールを全て1つ1つばらばらのファイルとして保存するという特徴がある。他のメーラーでは全て1つのファイルに保存してしまうため、何らかのトラブルでファイルが壊れたときにメールが全滅するという問題が生じることがある。就職活動等で届いたメールが壊れて読めなくなると大問題となる。このため、使い方は若干複雑だが、トラブルに対する頑健性の高いメーラーを使用している。
TeraTermのアイコンをダブルクリックする
接続先をroy.e.koeki-u.ac.jpとし、ユーザー名とパスワードを入力する
このような画面が出てくれば、接続成功
emacsを起動し、その後でmewを起動する。以下の2行のうち、1行目でemacsを起動し、2行目でmewを起動している。
emacs -nw[Enter]
[Esc]x mew[Enter]
Mewを起動すると、最初にミニバッファにAPOP passwaord:と表示される。メールのパスワード(授業中に説明)を入力しなければ、送信も受信もできない。これにより本人以外の人に不正に利用されることを防いでいる。パスワードが正しく入力されると、以下のような画面が表示される。メールが届いていると、そのリストが表示される。
これが受信リストの画面であるが、左から順に、(1)送信日、(2)送信者、(3)メールタイトル(Subject)、(4)本文(の先頭)という画面構成になっている。
To:やSubject:、From:の行の間を改行しないこと。改行すると正しくメールを送ることができなくなる。
Subjectはメールのタイトルをあらわす。最近はスパムメールが増えており、「こんにちは」や「至急」などをSubjectとすると、スパムメールと勘違いされて削除されることもあるので注意が必要である。
Mewを起動する際には、royへの接続→emacsの起動→Mewの起動という手順を踏んでいるので、順番に終了していく必要がある。
今回からは電子メールで送信する。担当教員宛に下記の内容のメールを送ること。