204/205教室には各30台程度のコンピュータがある。もちろんどれでも自由に利用することができる。通常、あるコンピュータを使用してその中に保存をしたデータは、他のコンピュータでは見ることはできない。204/205教室のコンピュータを使用する際には、このような不都合を防ぐために、特別な仕掛けが施されている。本日以降、たくさんのファイルを作成していくことになるが、作成したファイルはzドライブに保存する。zドライブというのは、royというサーバー上にある各人に割り当てられた領域を指す。見かけ上、現在使用しているコンピュータにデータを保存しているように見えるが、実際にはサーバーにデータを保存している。204/205教室のコンピュータを利用する際には、必ずログインを行うが、ログインを行うことで、ログイン時に入力された学籍番号に対応するサーバー上の領域を、zドライブとして表示してくれる。このため、終了時にログアウトをしなかったり、途中退席をしたり、パスワードを他人に知られてしまうと、自分のデータを簡単に他人に知られてしまうことになる。次回の授業でログインパスワードの変更を行う。それまでに8文字以上のパスワードを各自で考えておくこと。パスワードが単純なものであったり、短かったりする場合は、簡単に解読することができてしまう。以下のページを参考に、解読されにくいパスワードを考えておこう。
204/205教室に設置されているプリンタはレポートの印刷等、自由に利用してよい。用紙がなくなった場合は、事務局の教務課でもらうことができる。
キーボードからは英文、和文を入力することができる。和文の場合は、ローマ字で入力をする。ローマ字で入力をするとひらがなで表示され、漢字に変換することで文章を記述していくことになる。漢字変換を行う際に使用するのがIME(Input Method Editor)と呼ばれるもので、WindowsではMS-IMEが標準搭載されている。MS-IMEとは具体的には以下のツールバーを指す。通常日本語入力をする上では特に意識する必要はないが、現在の入力モードが英文入力モード、和文入力モードのいずれであるかを確認する際や、読めない漢字を入力する際に利用する。
IMEツールバーには通常「入力方式」「入力モード」「変換モード」「IMEパッド」「ツール」が表示されている。その他にもオプションで様々なメニューを表示させることができる。したがって、表示されているメニューが異なったとしても壊れているわけではない。各メニューは以下の働きを持つ。
半角/全角キーを押すと入力モードの表示は「あ」と「A」が交互に入れ替わる。これが和文と英文の入力に対応しているが、入力モードをマウスでクリックしてモード選択する場合は、和文→「ひらがな」、英文→「直接入力」となる。その他にも全角の英数字やカタカナ入力のモードなどがあるが、全角英数字やカタカナ入力を行う上でもっと便利な方法があるのであまり使用しない。
このうち「手書き」について確認してみよう。「手書き」をクリックすると下記のような画面が表示される。
「ここにマウスで文字を描いてください」の場所にマウスで字を書いてみる。
すると、右側に該当する漢字の候補が出てくるので、該当するものがあれば、その漢字をマウスでクリックすると、現在入力中の文書に挿入される。マウスで上手く字がかけなかった場合には、候補リストに該当する漢字が表示されないことがある。この場合は「戻す」ボタンで一画戻すか、「消去」ボタンで全て消して最初から書き直すかする。
キーボードの上部にはF1〜F12のキーがある。これをファンクションキーといい、日本語で入力を行う際に変換を便利にする機能が割り当てられている。割り当てがされているのはF6〜F10で、機能はそれぞれ以下の通り。
メモ帳を用いて本日学んだことを確認する。具体的には下記の要領で行う
保存の方法は下記の通り。
正しく保存されたかどうかは、デスクトップのマイコンピュータ→edsv\c106homeのc106***(Z:)をそれぞれダブルクリックで開くことで確認できる。保存する際のintro.txtの後ろの.txtは拡張子と呼ばれ、このファイルがどのアプリケーションで作成されたかを示すものである。この部分は消さないこと。
印刷をする際は、メニューの「ファイル」→「印刷」を選び、「印刷」ボタンをクリックする。印刷するページを指定したり、印刷部数を指定することもできる。