Web では hypertext の link に URL を用いることで、 Web サイトの位置を気にせず世界中の情報間を往来できる。
検索エンジンのしくみは情報を収集し、 蓄積しておいた情報を高速に検索するだけのもので、 そこにデータベース管理システムは存在しなかった。 しかしながら、Web の情報をビジネスに利用することは、 大きな戦略となってきている。
Web の言語は HTML であり、動的に生成されたデータを蓄積することにより、 データをデータベースにしまえばよい。本学では Apache + Ruby で CGI サーバを構築している。
HTML の動的な出力には、 本学のように、Perl 同様スクリプトを埋め込む方法、 直接 HTML ファイルに書きこむ PHP などが挙げられる。 さらに、直接ファイルに書きこむことにより source が長くなることを嫌い、 JSP では Servlet を生成するようスクリプトを埋め込む方式を取っている。
プログラマとしては HTML とプログラムの混在する方法は Web サイトのデザインとプログラムのロジックが同居する形になるため、 大規模なプログラムには避けたい。
Web サーバでデータベースを連繋させる場合、 利用者には入力画面でアプリケーションを通して SQL の問い合わせを行うしく みが必要である。
インタフェースは DBMS に特有、または Open DataBase Connection (ODBC) が使える。ODBC はネットワーク経由でも利用できる。