分担しながら壮大なプログラムを完成させたいとき、 仕事内容の分割は次のように行う。
両方でうまくいったら合わせる。
いちばんやりやすいのは、method を使う方法。
def jusco(food, life)
:
end
bread = gets.chomp
happy = gets.chomp
jusco(bread, happy)
2 番目の学生は
def rubio(food, life)
:
end
bread = 1 # 仮に決めておく
happy = 1 # 仮に決めておく
rubio(bread, happy)
として def -- end の中を完成させる。3 番目の学生は
def yone(food, life)
:
end
bread = 1 # 仮に決めておく
happy = 1 # 仮に決めておく
rubio(bread, happy)
として def -- end の中を完成させる。 最後に def 文を上にまとめればよい。
CGI で作るのもよいが、動かすのに時間がかかるので、 まずは Ruby 言語で書き、そのあと CGI に変更するようにしよう。
今期の課題について、条件は以下のとおりである。
前期で示したように粛々と進めていけばよい。
ひとりよがりで作ったものは、本番で酷評される可能性が高いので、 みんなに見せて感想を聞き、直すべきところは直そう。
実力が伯仲している。各自がかなり工夫しないと、 発表時の印象が薄れてしまうので、濃い作品を作ろう。
先輩の作品と同じ傾向のものは避ける。
ばらばらのプログラムを Method に変更し、 1 つのプログラムにすることができる。
同じ directory に def -- end ではさんだプログラム を作成しておく。
% ls -l esmall.rb jusco.rb sakata.rb rubio.rb
それぞれのプログラムでは
def food(x)
x * 10 # 食べ物をもらった量を 10 倍にして返す
end
などと書いておく。代表者のプログラム esmall.rb では残りのプログラムを呼び出す設定を行う。
require 'rubio'
require 'jusco'
require 'sakata'
# 物語
:
food(gramme) # 何グラムの食べ物を食べたか
:
呼び出し設定をすると、他の人の関数を呼び出すことができる。
各プロジェクトには後期の内容を含める。
来週以降に作るような全体はこのような感じである。
RPG などで長大なプログラムを作成した場合など、 「おいしいとこどり」の短いバージョンを作るとよいことがある。
「続きはホームページからダウンロードして」 という広告手法を使うチームが多いが、 人気が高いチームの傾向は、 「お試し版」を発表するのではなく、 「おいしいとこどり」の作品プロジェクトを発表に使用するチームである。
デモ版作成に際し、 できればプロジェクト内の、 プログラムを担当していなかった方が担当するとよい。 顧客にはどこに一番注目してほしいか、よく相談しあって作ること。
データベースを読みこんで結果を発表するプロジェクトも お試し版用のデモ版を作成するが、 実際の発表では、長大なプログラムそのものの方がよい。 発表までにデータベース数を増やしたり機能を強化させ、 機能の紹介項目をできるだけ増やしておくと、 人気が出る。
広告の手法はいろいろあるので、工夫しておこう。