基礎プログラミング II 第 8 回 (CGI ことはじめ) 「Ruby の print() 文」 講義ノート目次

HTML と Ruby の改行文字の出力が独立であることに慣れるために、 少し練習しておこう。.rb で、print 文の中に改行を入れると、 文字が表示されることを思い出そう。


%irb
irb(main):001:0> print("<html>\n<body>\n改行のちがい\n</body>\n</html>\n")

<html>
<body>
改行のちがい
</body>
</html>
=> nil

.rb を動かした結果、 print() 文の中に \n を挟むと、改行して表示された。 ここでの構造は

print("HTML 文書の命令\n")

#{変数} は指定子 (%d, %f, %s) である。.rb で試してみよう。

% irb                             

irb(main):001:0> sumomo = "すもも"
=> "すもも"
irb(main):002:0> printf("今表示するのは#{sumomo}\n")
今表示するのはすもも
=> nil

もちろん計算もできる。


irb(main):004:0> printf("今表示するのは#{11+29}\n")
今表示するのは40
nil