基礎プログラミング II 第 3 回 (情報の構造を分析しよう) 「Hash の作りかた」 講義ノート目次

Hash.new で、Hash を新たに作る。 3 つの表示方法があった。key は文字列を取ることができる。

Hash 名 = Hash.new(既定値) 新たに Hash を定義するとき
Hash 名["key"] = "value" key に対して value が决まる
Hash 名 = {"key1" => "value1", "key2"=>"value2", ...} 対を並べて書く方法

一方、配列では、 Array.new で作ることができる。第 0 要素から始まる。

配列 = Array.new(全要素数,初期値) 新たに配列を定義するとき
配列[要素n] = "情報n" 情報がある第 n 要素に格納される
配列 = ["情報0","情報1",... , "情報n", ... ] 並べて書く方法

どちらにも初期値を設定することができた。空の要素が存在するときに、 初期値を自動的に入れて返す。5 教科の成績を配列 score にしまうとき、 欠席した場合得点は 0 なので、

score = Array.new(5,0) 配列要素の初期値は 0

と書いた。また、Hashでは、与えられた key に対して value が存在しないときに返す値を設定した。 例えば英和辞書機能 dic という Hashに対し、 登録されていない key が与えられても変換できない。このことを次のように表せる。

dic = Hash.new("不明な単語") # Hash の既定値は "不明な単語"