基礎プログラミング II 第 2 回 (なになにといえばこれこれ) 「覚える順番は違うけれど答えは正しい」 講義ノート目次

計算機は自分の教えた順番どおりに 覚えてくれない ことを理解しよう。

これはいくら

項目がキーワード (key) となり、何か値 (value) を出すときには、 Hash を使うと便利である。 hash_shop.rb

データを入力し、その内容を確認するときには、p 文が使える。

p Hash 名Hash の中身を確認する

実行してみると、Hash のもう一つの書き表し方も分かる。

%./hash_shop.rb
{"白米"=>130, "七分付き"=>40, "きび"=>210, "そばの実"=>170, 
"押し麦"=>250, "玄米"=>30, "黒ごま"=>150, "干し椎茸"=>500, "ひえ"=>130, 
"クコの実"=>230, "あわ"=>180, "白ごま"=>150}

中括弧で Hash の集合全体を表す。全ての key と value の対について

key_n => value_n (n=1,2,..)
で関係を示し、対の区切りは , を使う。

Hash 名["key_1"] = "value_1"
Hash 名["key_2"] = "value_2"
:
1 行に 1 つの組み合わせ後ろに次々に対を足していく
Hash 名 = {"key_1" => "value_1", "key_2" => "value_2", ...}
いくつも 1 行で書き込む方法

入力した順番と同じ ではない。 これは、 計算機が情報をしまうときに、メモリの空いている場所にしまい、 呼び出されたときはメモリの頭から読み込んで結果を出力するためである。 (目で確認したとおり)計算機は正確に覚えているので、 計算機が覚える 順番を気にする必要はない