基礎プログラミング II
第 2 回
(なになにといえばこれこれ)
「プログラムを書く際の約束事」
講義ノート目次
Ruby 言語でプログラムを作成する方法や、表示する方法、入力する方法を復習した。 とくに入出力との関係は以下のようになる。
ユーザがキーボードで入力したものは全て、計算機は文字列と解釈する。 文字列を入力したいときに使うメソッドは
gets
である。
入力したものは、改行文字を含んでいるため、
chomp
をつける必要がある。
計算機は、その文字列の種類が分からなければ、 プログラムの実行を止めてしまう。 数値ならば、
to_i
や
to_f
をつけて、 文字列を数値に変更する必要がある。
表示するときには、変換指定子を指定しなければならない。数値ならば、
%d
や
%f
をつけるが、小数点は有効数値を考えて、 あまり小数点以下の数を表示させないようにしなければならない。
%(負の整数値)s
の場合は、箱を指定された分空け、左詰めで表示する。 名簿などの表示に便利である。