基礎プログラミング II 第 1 回 (前期の復習) 「プログラムに表示させよう」 講義ノート目次

プログラムを実行すると Kterm に文字が出力されるようにしよう。


print("表示したい文章 \n")

または、


変数="表示したい文章"
printf("%s \n", 変数)

であった。まず print 文, printf 文の復習をしよう。


#!/usr/koeki/bin/ruby

print("西暦を年号に変換します\n")

実行しよう。 Kterm に「西暦を年号に変換します」と出力されただろうか? 何も表示されなければ、 "文字列 \n" であるか確認すること。 \n は改行文字。

変数や配列の定義はプログラムの宣言の次に書く約束なので、 2 行目以降にまず書こう。

#!/usr/koeki/bin/ruby

high_name = "流美易高校"高校名を変数 high_name に代入
high_grad = 2005高校卒業年を変数 high_grad に代入

print("西暦を年号に変換します\n")
printf("%s卒業\t%d年 (平成%d年)\n", high_name, high_grad, high_grad - 1988)

コメント文で、変数に何をしまったか記録しておくとよい。

%./review_print.rb[˜/Ruby]
西暦を年号に変換します
流美易高校卒業         2005年 (平成15年)

と出るだろうか。 文字列を代入するときには " で括る。 %s は文字列 (String) を出力するときに用いる。 \t は横幅を空ける。%d は整数値を出力するときに用いる。

生年月日も表示させるようにしてみよう。