基礎プログラミング I 第 7 回 (正規表現と Ruby 言語でのプログラミング) 「コマンドでのデータの取り出し」 講義ノート目次

プロンプトでデータ検索を行うには egrep というコマンドを用いた。 あいまいな条件で調べるには meta character を指定すれば良かった。

% egrep "知りたいあいまいな組み合わせ" データ

このようなタイプのプログラムの内部では、 いったん ARGV 配列に文字列を格納して処理していた。

データの取り出しかた

データは、必要な部分だけ取り出すということではなく、 データのしまってある 1 行全てを表示した。

% egrep "Oh?ish?ida" station.dat 
大石田          山形県  おおいしだ              Oishida

実際使われている行き先検索などでは、必要な部分だけしか表示しない。 プログラムでデータのしまってある行から必要な情報を切り出しているからである。

いろいろなデータ

行き先検索だけでなく、成績の入った名簿、住所録などデータはいろいろある。 それらの特徴は、 1 行に特有なデータが、列ごとに分類されて収納されている というところにある。