プロンプトでデータ検索を行うには egrep というコマンドを用いた。 あいまいな条件で調べるには meta character を指定すれば良かった。
% egrep "知りたいあいまいな組み合わせ" データ
このようなタイプのプログラムの内部では、 いったん ARGV 配列に文字列を格納して処理していた。
データは、必要な部分だけ取り出すということではなく、 データのしまってある 1 行全てを表示した。
% egrep "Oh?ish?ida" station.dat 大石田 山形県 おおいしだ Oishida
実際使われている行き先検索などでは、必要な部分だけしか表示しない。 プログラムでデータのしまってある行から必要な情報を切り出しているからである。
行き先検索だけでなく、成績の入った名簿、住所録などデータはいろいろある。 それらの特徴は、 1 行に特有なデータが、列ごとに分類されて収納されている というところにある。