第8回 システムの構成要素 / ネットワーク レポート課題 阿部誠吾 C1110068 英語3 政策マネジメント H24年 春 問57 ADSLに関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア ADSLを使用するためには、自宅まで光ケーブルが引き込まれている必要があ る。 イ ISDN回線でもADSLを使用することができる。 ウ 光ケーブルではない一般のアナログ電話回線を使用する。 エ 自宅から最寄りの電話局まで距離は、ADSLの通信速度とは無関係である。 解答 ウ 解説 ADSL:Asymmetric Digital Subscriber Line(非対応デジタル加入者線)は、アッ プロードとダウンロードの速度がことなるデジタル通信技術のことをいう。 また、ADSLは基地局との距離に反比例して速度が落ちていく。 使用する回線は一般回線である。 ISDN(Inteqrated Services Diqital Network)公衆回線を使う。 距離はASDLの通信速度と反比例する。 問73 インターネットのドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組みはどれか。 ア DNS イ FIP ウ SKTP エ Web 解答 ア 解説 DNS(Domain Name System)はドメイン名とIPアドレスを対応付けるシステム。 FTP(File Transfer Protocol)はファイルを転送するプロトコル。 SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)メールをクライアントサーバ間、サーバ 間同士を転送するプロトコル Web(World Wide Web)インターネットやHTMLで記述されたページを表す用語。 問78 コンピュータの主記憶中にある命令やデータの格納場所を特定するためには、そ の場所に付けられた値はどれか。 ア アドレス イ インデックス ウ カウンタ エ デコーダ 解答 ア 解説 アドレスはメモリ上の場所を表すために付けられる番号。 インデックスは配列や添え字を表す用語や、データベースでの索引を表す用語。 カウンタは箇数や現象を数えるために用いられる機能 デコーダは書こうされたデータを復元するプログラムや機能 問80 ホームページへのアクセスにHTTPSを利用する目的として、適切なものはだれか。 ア 1回の接続で、イメージなどを含む1画面内の全データを効率的に受信する。 イ サーバの認証とデータの暗号化によって通信のセキュリティを確保する。 ウ データを圧縮して通信時間を短縮する。 エ 動的なホームページを生成して通信する。 解答 イ 解説 HTTPS(Hypertext Transfer Protocol over Secure Socket Layer)とは、一般的 にするプロトコルであるHTTPにセキュリティ機能を追加したもの。内容の暗号化 やサーバの認証などの機能があるので、盗聴やなりすましを防止することができ る。 参考文献 平成24年度ITパスポート過去・解説 41-60 http://www.kazutxt.com/new/IP/h24s/a41-60.html 平成24年度ITパスポート過去・解説 61-80 http://www.kazutxt.com/new/IP/h24s/a61-80.html *問題(H23秋 問86)    シンクライアント端末の特徴の説明として、適切なものはどれか。 ア アプリケーションソフトウェアの実行やファイルなどの資源の管理は全てサーバ側で行う,ユーザインタフェース専用の端末 イ 高性能かつ持ち運びが便利で戸外でも長時間の利用が可能なように,半導体ディスクや複数の低消費電力型CPUを搭載した,薄くてコンパクトなPC端末 ウ データベース検索機能に特化したアプリケーションを搭載し,特定業務専用に利用される端末 エ 紛失や盗難時のセキュリティ対策として,ハードディスクに格納される全ての情報が自動的に暗号化されるようになっている端末 *解答 ア *解法 シンクライアントとは、企業の情報システムにおいて、社員が使うコンピュータ(クライアント)に最低限の機能しか持たせず、サーナ側でアプリケーションやファイルなどの資源を管理するシステムの総称。また、そのようなシステムを実現するための、機能を絞った低価格のクライアント用コンピュータである。 イ:モバイルPCの説明。シンクライアントは内部にハードディスクなどの補助記憶装置を持たない。 ウ:処理はサーバ側で行うため、シンクライアントでは端末上で処理を行うアプリケーションを持たない。 エ:シンクライアントは、内部にハードディスクなどの補助記憶装置を持たない。通常端末の場合は、ハードディスク暗号化ソフトを使用することで、利便性を下げずにデータを守ることができる。 *問題(H23秋 問57)    複数のコンピュータをLANやインターネットなどのネットワークで結び,あたかも一つの高性能コンビュータのように利用できるようにする方式を何と呼ぶか。 ア CAD イ IDE ウ グリッドコンピューティング エ シンクライアント *解答 ウ *解法 グリットコンピューティングとは、インターネットなどのネットワーク上にある計算資源(CPUなどの計算能力や、ハードディスクなどの情報格納領域)を結びつけ、ひとつの複合したコンピュータシステムとしてサービスを提供する仕組み。 ア:Computer Aided Designの略で、コンピュータ支援設計のことである。 工業製品や建築物などの設計図面を作成するのに使用され、ディジタルデータであるメリットから設計作業の効率化・迅速化に役立っている。 イ:Integrated Development Environmentの略。 統合開発環境とも呼ばれ、エディタやデバッカなどソフトウェアの開発に必要なツールを一つの環境にまとめ使いやすくしたものである。 エ:ユーザが使用する端末にサーバに接続するための必要最小限のネットワーク機能、入出力をするためのGUIなどだけを装備させ、ほとんどの処理をサーバ側で 行うシステム設計のことを言います。端末にデータをもたせない特性をもつシンクライアントが、セキュリティ対策として効果的があることから注目されている。 *問題(H23秋 問85)    TCP/IPネットワークで使用されるNTP(Network TIme Protocol)の役割として,適切なものはどれか。 *解答 イ *解法 NTPとはネットワークを通じて、それぞれの機器が持つ時計を正しい時刻に合わせるためのプロトコルである。 ア:RTP(Realーtime Transport Protocol)の説明である。音声や映像をストリーミング再生するための伝送プロコトル。 ウ:タイムスタンプ局の説明である。電子データに属性として付与される時刻情報。そのデータの作成や最終更新、最終アクセスなどの日時を記録するに利用される。 エ:TKIP(Temporal Key Integrity Protocol:ティーキップ)の説明である。無線LANの暗号化に用いられるWPAで採用された暗号化方式の一つ *参考文献 「パスポート試験ドットコム」 http://www.itpassportsiken.com/index.html 「IT用語辞典 e-Words」 http://e-words.jp/ H22 秋 問62 シングルサインオンの説明として、適切なものはどれか。 ア、利用者が使用したいシステムごとに認証を受けることである。 イ、利用者が認証を一度受けるだけで,許可されている複数のシステムを利用で きることである。 ウ、利用者がネットワーク上のサービスにアクセスして、会員登録の手続きを行 なうことである エ、利用者が配布された初期のパスワードでアクセスしたときに、パスワードを 変更することである。 解答 イ 解法 シングルサインオン: ユーザ認証(パスワード入力など)を一度入力するだけでで許可された複数のサーバへ のアクセスについても認証する技術のこと。実装方式としては、Cookieを使うもの、 リバースポロキシ型などがある。 参考文献 「ITパスポート試験ドットコム」平成22年 秋 問62 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_aki/q62.html --------------------------------------------------------------------------- H22 秋 問81 シンクライアントの特徴として、適切なものはどれか。 ア、端末内にデータが残らないので,情報漏えい対策として注目されている。 イ、データが複数のディスクに分散配置されるので,可用性が高い。 ウ、ネットワーク上で,複数のサービスを利用する際に,最初に1回だけ認証を 受ければすべてのサービスを利用できるので,利便性が高い。 エ、パスワードに加えて指紋や虹(こう)彩による認証を行うので機密性が高い。 解答 ア 解法 シンクライアント: ユーザが使用する端末にサーバに接続するための必要最小限のネットワーク機能 入出力をするためのGUIなどだけを装備させ、ほとんどの処理をサーバ側で行う システム設計、またはその端末自体のこと。 選択肢をまとめると イ RAIDの特徴 ウ シングルサインオンの特徴 エ バイオメトリクス認証の特徴 なので答えはアになります。 参考文献 「ITパスポート試験ドットコム」平成22年 秋 問81 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_aki/q81.html --------------------------------------------------------------------------- H23 秋 問75 電子メールの安全性や信頼性に関わる記述のうち、適切なものはどれか。 ア、暗号化しなくても、受信者以外の者が、通信途中で電子メールの本文や添付 ファイルの内容を見ることはできない。 イ、受信したメールの差出人欄の電子メールアドレスが知人のものであっても、 本人からの電子メールであるとは限らない。 ウ、送信したメールは、必ず受信者に到達する。 エ、電子メールの本文や添付ファイルの内容を通信途中で改ざんすることはでき ない。 解答 イ 解法 選択肢ごとに安全性や信頼性をまとめます。 ア ネットワークを流れるパケットを盗聴することで、電子メールの内容を見る ことが可能なのて適切ではない。 イ 電子メールソフトの設定によって差出人情報が詐称が可能なので、差出人本 人が作成したメールであるかは確認することは出来ないので適切です。 また第三者が知人のPCを無断使用してメールを作成・送信した可能性もあります。 ウ 使用しているメールサーバの障害や、メールアドレスの誤り,あて先のメー ルボックス容量が制限値をオーバーしている場合などはメールは届きません。 なので適切ではありません。 エ 暗号化を施していない場合は、通信途中でパケットが改ざんされる可能性 があるので適切ではありません。 よって解答はイになります。 参考文献 「ITパスポート試験ドットコム」平成23年 秋 問75 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_aki/q75.html -------------------------------------------------------------------