第 6 回 表計算ソフト レポート課題 氏名:千葉すずな 学籍番号: c1111062 語学クラス:英語1 コース:地域共創 H23 秋 問題66 OSS(Open Source Software)の利用に関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア OSSの利用者は、開発者にソフトウェアの対価を支払う義務を負う。 イ OSSの利用者は、そのOSSを販売したり、無料配付をしたりすることはできない。 ウ OSSを遺伝子研究分野で利用することはできない。 エ 公開されているOSSを改良した派生ソフトウェアをOSSとして公開できる。 解答:エ 解法 ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを、インターネットなどを通じて無 償で公開し、誰でもそのソフトウェアの改良、再配布が行えるようにすること。 また、そのようなソフトウェア。 参考文献 e-words OSSとは http://e-words.jp/w/OSS.html H23 秋 問88 PCと周辺機器などを無線で接続するインターフェースの規格はどれか。 ア Bluetooth イ IEEE 1394 ウ PCI エ USB 2.0 解答 ア 解法 Bluetoothとは、パソコンや携帯電話、家電などを無線で結ぶための通信規格。多 種多様な機器に幅広く対応するために、機器ごとの通信プロトコルを「プロファ イル」として定めているのが特徴。 IEEE 1394とは、パソコンと周辺機器を結ぶシリアルインターフェース規格。デー タ転送速度が高く、拡張性に富むなどの特徴を備える。 PCIとは、パソコン内部の各パーツ間を結ぶバス(データ伝送路)の規格。 USB 2.0とは、パソコンと周辺機器を結ぶインターフェース規格であり、USBの上 位規格である。 参考文献 日経パソコン用語字典2008 H23 特別 問76 多数のコンピュータに感染し、遠隔操作で攻撃者から指令を受けるとDDoS攻撃な どを一斉に行う不正プログラムに付けられた呼び名はどれか。 ア ハニーポット イ ボット ウ マクロウイルス エ ワー厶 解答 イ 解法 ボットとは、インターネット経由で攻撃者からの指示を受け、DDoS攻撃やスパ厶 メールの送信などを行なう不正なプログラム。 ハニーポットとは、攻撃者やウイルスの手口や挙動を調べるためにインターネッ ト上に設置する、おとり用のコンピューターのこと。 マクロウイルスとは、ワープロソフトや表計算ソフトなどのアプリケーションが 備えているマクロ機能を悪用して作られたコンピューターウイルス。ファイルを 開いたり保存した際に、ほかのファイルに感染したり、ファイルを使用不能にす るなどの破壊活動を行なう。 ワー厶とは、インターネットなどのネットワークを介して自己増殖する機能を持っ た不正プログラム。 参考文献 日経パソコン用語事典2008 H23 秋 問59 迷惑メールを受信したときに避けるべき行動はどれか。 ア 電子メールの経路情報などから送信源プロバイダが判明したときに、送信メー ルが送られてくることを、そのプロバイダに通報する。 イ 発信者に対して苦情を申し立てるために、迷惑メールに返信する。 ウ 迷惑メールを開かずに削除する。 エ メールソフトの迷惑メールフォルダを設定し、以後、同一発信者からの電子 メールを迷惑メールフォルダに振り分ける。 解答 イ 解法 迷惑メールを受け取った場合の対処 ・メールを無視する。 ・メールを開かずに削除する。 ・絶対に迷惑メールに返信しない。 ・ポート25番ブロックなどの、具体的な防止策をとり、迷惑メールの送信を食い 止める。 参考文献 日経パソコン用語事典2008 H23 特別 問68 生態認証の仕組みとして、静脈パターンを利用するものはどれか。 ア 顏認証 イ 虹彩認証 ウ 声紋認証 エ 掌認証 解答 エ 解法 顏認証とは、人間の体の特徴を利用するバイオメトリクス認証の一種で、顔認識技 術を用いて個人を認証するシステムのこと。具体的には、撮影した顔の画像から、 傾きや位置を検出して補正し、特徴点(眼の中心、唇の端など)の位置や点同士の 距離などを計測する。こうした特徴データを照合して個人を特定する。 虹彩認証とは、眼球の黒目に現れる皺のパターンを識別して本人確認を行う認証方式。 声紋認証とは、声の特徴で本人確認を行う認証技術のこと。 掌認証とは、赤外光によって静脈を照し出し、そのパターンで認証を行うバイオ メトリクス認証のこと。 参考文献 IT用語辞典 e-words http://e-words.jp H23 秋 問57 社員数が50人で、部署が10ある会社が、関係データ−ベースで社員や部署の情報 を管理している。"社員"表と"部署"表の関係を示したE-R図はどれか。ここで、 一人の社員が複数部署に所属することはない。下線のうち実線は主キーを、破線 は外部キーを表す。E-R図の表記は次の通りである。 a-b aとbが1対1の関係であることを表す a→b aとbが1対多の関係であることを表す a←b aとbが多対1の関係であることを表す a←→b aとbが多対多の関係であることを表す ア:社員-部署 イ:社員→部署 ウ:社員←部署 エ:社員←→部署 解答:ウ 解説 E-R図とはEntity Relationshipの略。データを詳しく項目レベルまで記述でき、デー タ−ベース設計などで用いられる。 一人の社員が複数部署に所属することはないので1つの部署に複数の社員が所属 していることになる。よって、社員が"多"となり、部署が"1"となるので答えは ウとなる。 参考文献:ITパスポート試験標準教本 2010→2011年度版、羽土力、日本経済新聞 出版社、2010年、88~89ページ H24 春 問85 中問A 事務機の機種選定方法に関する次の記述を読んで4つの問に答えよ。 Fさんは、次の選定条件に従って、部内で使用する事務機の機種を選定するため の検討資料を作成するように上司から指示された。 [選定要件] (1)類似する4機種(機種A~D)の中から1機種を選定する (2)評価項目は、価格、性能、サービスの3つとする。評価項目には、いずれを重 視するかによって1~5の重みを付ける。 (3)機種ごとに評価項目の評価値を決める。評価値は1~9のいずれかである。 (4)評価項目の重みと評価値から総合評価値を計算し、総合評価値の最も大きい 機種を選定する。 Fさんは、表1の評価表を作って検討することにした。このとき機種Aの総合評価 値は次式で計算する。機種B~Dについても同様である。 機種Aの総合評価値=w1*a1+w2*a2+w3*a3 なお、記号の意味は次のとおりである。 w1~w3:価格、性能、サービスのそれぞれの評価項目の重み a1~a3:機種Aの価格、性能、サービスのそれぞれの評価値 表1 評価表 評価項目 重み 機種A 機種B 機種C 機種D 価格 w1 a1 b1 c1 d1 性能 w2 a2 b2 c2 d2 サービス w3 a3 b3 c3 d3 Fさんは、上司から、評価項目の重みは、価格と性能を同じとし、サービスより も性能を重視して付けるように指示を受けた。Fさんは、この指示を受け、評価 項目の重みを相対的に比較するために、次の表2を作成した。この表2の条件を満 たす評価項目の重みの付け方として、適切なものはどれか。 表2 評価項目の相対的な比較 評価項目 比較 評価項目 価格 = 性能 価格 > サービス 性能 > サービス 価格 性能 サービス ア 1 1 2 イ 1 2 2 ウ 3 3 1 エ 4 3 3 解答:ウ 解説: 価格と性能の重みは同じにならなければならないので、イとエは間違い。 サービスよりも性能を重視しなければならないので答えはウとなる。 参考文献:なし 問86 上司から評価値を付けるように指示を受けたFさんは、評価値の決定に先立って、 価格、性能、サービスのそれぞれについて、機種A~Dの2機種ごとに、全ての組み 合わで優劣を比較した。その結果を表3に示す。表の1行は1回の比較を行った結 果を示している。表を完成させるために必要な比較回数は何回か。 表3 機種A~Dの2機種ごとの全ての組み合わせの優劣 評価項目 機種 比較 機種 価格 機種A = 機種B 機種A > 機種C … … … 性能 … … … サービス … … … ア:6 イ:9 ウ:18 エ:32 解答:ウ 解説: まず、価格について比較を行うと、 A-B A-C A-D B-C B-D C-D の6通りの比較が必要である そして、性能とサービスにおいても同様に6通りずつの比較が必要になるの で 6通り*3 =18 よって18回の比較が必要であると分かる 参考文献:なし 問87 Fさんは、価格、性能、サービスのそれぞれについて、機種A~Dの2機種ごとに、 全ての組み合わせで優劣を比較し、表4の相対比較表を作成した。Fさんは、完成 した相対比較表を基に、評価表の評価値を検討することにした。機種Aと他の機 種の性能に関する比較結果が表4の相対比較表のようになったとき、表5の評価表 案のaに入る評価値が取り得る値の並びとして、適切なものはどれか。 表4 相対比較表 評価項目 機種 比較 機種 価格 … … … 性能 機種A > 機種B 機種A > 機種C 機種A < 機種D … … … サービス … … … 表5 評価表案 評価項目 重み 機種A 機種B 機種C 機種D 価格 性能 a 3 3 6 サービス ア:1,2 イ:3,4,5,6 ウ:4,5 エ:7,8,9 解答:ウ 解説: 機種Aは機種Bと機種Cよりも評価値が高くなければならないので 機種A>3となる また、機種Aは機種Dよりは評価値が低くなければならないので 機種A<6となる この2つの条件を合わせると 3<機種A<6となる よって答えは4,5となる 参考文献:なし 問88 Fさんは作成した評価表案の評価値を上司に見直してもらい、最終的に表6の評価 表を使って検討資料を作成した。このとき、選定に従って選定される機種はどれ か。 表6 評価表 評価項目 重み 機種A 機種B 機種C 機種D 価格 2 7 7 5 5 性能 2 6 3 3 7 サービス 1 5 7 8 4 ア:機種A イ:機種B ウ:機種C エ:機種D 解答:ア 解説: 機種A~Dを総合評価値を求める式をつかい計算する。 計算式:w1*a1+w2*a2+w3*a3 機種A:2*7+2*6+1*5=31 機種B:2*7+2*3+1*7=27 機種C:2*5+2*3+1*8=24 機種D:2*5+2*7+1*4=28 よって総合評価値が最も高い機種Aが選定される。 参考文献:なし