ディレクトリの構造についてまとめる。
ディレクトリ:登録簿
ファイル管理:階層化されたディレクトリにより行われる
ディレクトリ構造:ツリー(木)構造
ルート(根):木構造の一番上
サブディレクトリ:ルートの下から分かれて作られるディレクトリ
カレントディレクトリ:現在参照しているディレクトリ
絶対パス | ルートディレクトリからの位置で記述 |
相対パス | カレントディレクトリからの位置で記述 |
.. : ひとつ上の階層 . : この階層 / : ルート
../file は一つ上の階層にあるファイル file
ヒューマンインタフェースのまとめ
プルダウンメニュー: ポインタをおいた場所にメニューが表示される
ポップアップメニュー: 画面中央付近にウィンドウを表示して選択させる
画面遷移図: 画 面の往来を図表示するもの。3 種類が知られている。 Function キー 1, 2, 3, 4 を押すときにどのような動作をするか決定する場合、 を考えてみよう。画面 A, B, C, D をキーによって振り分ける。
遷移 \ 状態 | A | B | C | D |
F1 | - | A | A | A |
F2 | B | - | B | - |
F3 | C | C | - | - |
F4 | D | - | - | - |
- : 遷移なし。
マルチメディアと技術、制作、サービスについてのまとめ。 multi- 多数の media 媒体。出版物、CD-ROM, DVD, Web ページなど。
CPU の技術改良 | 処理速度の高速化・発熱(消費電力)の抑止構造 |
大容量の記憶媒体 | CD-ROM、DVD、HDD などの開発 |
データの圧縮 | JPEG、MPEG など |
マルチメディア OS | マルチプロセス仕様で X 画面が使える OS |
マルチメディアデータベース | オブジェクト指向 DBMS など |
データフォーマット | 画像・動画・音声などの規格 |
データ作成・データ加工 | 画像・動画・音声などの取込技術・加工技術 |
オーサリング | 画像・動画・音声などを使用できるソフトの作成 |
モニタの改良 | モニタサイズの大型化、多色表示・高精度表示など |
ポインティングデバイス | マウス・タッチパネル・ペンなどの使い易い操作でのデータ入力 |
マルチメディアタイトル | マルチメディアを使って作られた作品 |
ノンリニア映像編集 | どこからでも自由に編集できるサービス |
ビデオオンデマンド | ビデオサーバと双方向通信のシステムによるサービス |
ハードウェア
CD-ROM・DVD ドライブ | CD-ROM・DVD を読み書きする装置 |
ビデオキャプチャボード | ビデオ動画を PC に取り込む装置 |
サウンドボード | 音の録音・再生に用いる装置(FM 音源ボード・PCM 音源ボード) |
グラフィックアクセルレータボード | 画像を高速に画面表示する装置 |
文字 | キーボード |
イメージ | イメージスキャナ・ディジタルカメラ |
位置情報 | タブレット・ディジタイザ・マウス・ペン・タッチパネル |
音声 | マイクロフォン |
動画 | ビデオカメラ |
文字・イメージ・動画 | 高精度ディスプレイ・カラープリンタ・液晶ディスプレイ |
音声 | スピーカ |
ソフトウェア
グラフィックス制作 | ペイントソフト | ペイントする(絵を描く)ことで画像を作成するソフト | xpaint |
ドローソフト | 線と図形の組合せで画像を作成するソフト | tgif | |
フォトレタッチソフト | 写真修正ソフト | gimp | |
アニメーション制作 | 2D アニメーション制作ソフト | 2D アニメーションを作成するためのソフト | |
3D アニメーション制作ソフト | 3D アニメーションを作成するためのソフト | ||
サウンドデータ制作 | サンプリングデータ制作ソフト | 音声データを記録するソフト | |
MIDI データ制作ソフト | 音声データを制作するソフト | ||
マルチメディアコンテンツ制作 | オーサリングソフト | 画像・音声・動画を組み合わせて制作するソフト |
バーチャルリアリティ
3D グラフィックス | 立体感・遠近感・材質感などを表現 |
モーフィング | 2 つの異なる画像を徐々につないでいく表現方法 |
サンプリング | ある時間の間に発生した音を記録すること、 1 秒あたりに記録する回数が多ければ音源に近い音を再現可能 |
AR | Argument Reality, 拡張現実、強化現実。 現実環境に計算機を用いて情報を付加提示する技術。 広義にはこのような環境のことを指す。 道案内情報や医療技術として手術支援など。 | 特徴抽出 | 画像の特徴を示すパラメータを決定し、 その形状にしたがって特徴パターンを求める作業 |
利用例
マルチメディア文書 | 音声や画像が含まれている文書 |
プレゼンテーション | 画像や音声などの効果が含まれるプレゼンテーション |
電子メール | 静止画、動画、音声の含まれる電子メール |
バーチャルリアリティ | 静止画、動画、音声の含まれる仮想現実世界を表現 |
シミュレーション |
ラスタグラフィックス・ベクタグラフィックス
ラスタグラフィックス | ビットマップ (bmp) 形式 | ドットで表現されたデータ | 拡大によりシャギーが出現 |
ベクタグラフィックス | 最近使われるほとんどの形式 | 線と点で情報を持ち、色は囲まれた線の中で指定される | 拡大してもシャギーは発生しない |
CG: Computer Graphics
データ形式: データを保存するときの形式
拡張子: ファイルの種類を示す。
文書データ | テキスト形式 | 文字コードだけのデータ |
HTML | ホームページの記述言語で SGML から派生 | |
SGML | 電子文書を標準化するための言語, テキスト形式に加えて書体情報や文書情報をマークで指定する国際規格のある言語 | |
RTF | Rich Text Format, 文書標準データ形式 | |
Postscript | DTP 分野の標準データ形式 | |
Portable Document Format, インターネット用の標準形式 defact standard | ||
表形式 | CSV | 1 レコードに含まれるデータをカンマで並べる形式 |
静止画データ | BMP | Windows で利用されるファイルサイズの大きな形式 |
GIF | 256 色の画像とする可逆圧縮形式 | |
JPEG | ISO や ITU-TS などにより国際標準規格化された非可逆圧縮形式 | |
PNG | 1677 万色をサポートする可逆圧縮形式 | |
DXF | CAD ソフト (Auto CAD) の標準ファイル形式 | |
EPS | Encaosukated Post Script File, DTP の標準データ | |
TIFF | Tagged Image File Format, BMP 画像の形式をグラフィックソフトで扱えるようにした機種依存性のない圧縮形式 | |
Exif | Exchangeable Imagefile Format, JPEG と TIFF を元に したディジタルカメラ用の形式 | |
動画データ | MPEG1 | Moving Picture Experts Group, CD-ROM に使われる |
MPEG2 | ディジタル放送や DVD | |
MPEG4 | 携帯電話やテレビ電話 | |
AVI | Audio Visual Interleaved File, Microsoft 標準の動画データ形式 | |
QuickTime | Macintosh 標準の動画データ形式 | |
音声データ | ||
WAVE | Windows の音声ファイル形式 | |
PCM | いろいろなデータの表現が可能であるが、データ量が大きい | |
ADPCM | アナログの音声データを圧縮符号化 | |
MIDI | 楽器の音のみ、データ量が小さい | |
MP3 | 音声ファイル | |
WMA | Microsoft 標準の音声ファイル |
アーカイバ: 複数のファイルをまとめて、圧縮格納したり、展開するソフト
データの圧縮・解凍:ファイルサイズが大きいデータに対して行う
圧縮形式 | 特徴 | 形式 |
ZIP 形式 | 世界標準の圧縮形式 | .zip |
LHA 形式 | 日本国内標準の圧縮形式 | .lzh |
Web では文書表現に HTML 形式を用いる。
HTML: ハイパリンクのついたテキスト形式の文書ファイル。 クリックすると参照できる。
<html></html> | HTML 文書であることを宣言 |
<title></title> | タイトルの括り |
<br> | 改行 |
<table></table> | 表の括り |
<font></font> | 効果を変更するフォントの括り |
<img> | 画像を取り込む括り |
src="ファイル名" | ファイルの位置を指定 |
<a></a> | ハイパリンクを設定する |
<a href="ジャンプ先">クリックの目印</a> | クリックの目印をクリックすることによってジャンプ先に飛ぶ |
Common Gateway Interface, クライアント PC から WWW サーバ内のプログラムを実行し、 結果を得るしくみ。
情報発信には効果的なプレゼンテーションが必要である。
序論(導入) --> 本論 --> 結論(整理)
文章を成形するのに必要な項目のまとめ
書式設定 | 位置揃え | 左揃え、右揃え、中央揃え (センタリング) | |
マージン | 用紙の上下、左右の余白 | ||
ヘッダ | 文書全体を通して、各ページ上部の余白 | ||
フッタ | 文書全体を通して、各ページ下部の余白 | ||
編集 | 禁則処理 | 句読点や右括弧の行頭禁則文字の自動訂正 | |
左括弧の行末禁則文字の自動訂正 | |||
タブ | 設定された位置にカーソルを移動させる | ||
インデント | 文書の最初の 1 文字を空白にする | ||
文字 | 文字の形状 (font) | フォントの種類 | 明朝 |
ゴシック | |||
フォントの表現 | ドットフォント | ||
ベクトルフォント | |||
フォント幅 | 等幅フォント | ||
プロポーショナルフォント | |||
文字の大きさ | [pt] という単位で表す | ||
文字飾り | ボールド (太文字) | ||
イタリック (斜体) | |||
下線 | |||
印刷 | 差し込み印刷 | 文書の一部だけ変更しながら印刷。宛名印刷など。 | |
袋閉じ印刷 | 中央で綴じられるようにする印刷。給与明細など。 |
ドットフォントは文字を大きくするとシャギー (ぎざぎざ) が出る。
明朝体 | 細身の字体で、義務教育の教科書や新聞の記事、文庫本に使用されている字体 |
ゴシック | 太くがっしりした字体で、ポスターや新聞の見出しなど、 強調するときに使われる字体 |
等幅フォント | 文字幅が一定のフォント |
プロポーショナルフォント | Proportional (比例)、 文字のバランスによって幅が異なるフォント |
FEP (frontend processor) または IME (input method editor) として知られ、 全てのアプリケーションが対応する。
正しい日本語で伝えなければならない。誤字と用語の誤用は不信感を与える。
間違えやすい仮名遣い:「づ」と「ず」・「ぢ」と「じ」など
同音意義語 | 「開業」と「改行」・「洗濯」と「選択」など |
形の似ている文字 | 「専門」を「専問」と間違えるなど |
常用漢字とそれ以外 | 「学」・「學」や「国」・「國」など |
人名や会社名に関しては正式名 | 略字は使わない |
間違えやすい送り仮名 | 内閣訓令による「送り仮名の付け方」による |
尊敬語 | 相手の地位が高い場合に敬意を表して使う | いらっしゃる・召しあがる |
謙譲語 | 自分の地位が低い場合にへりくだって使う | 拝見する・伺う・小生 |
丁寧語 | 言葉遣いを丁寧にし、聞き手に敬意を表す | です・ます・でした・ました |
分りやすい文書の要件
大きく分けて 2 種類ある。
論理的順序法のまとめは以下の通り。
軽重順序法 | 重要なものからそうでないものへ、具体的なものから抽象的なものへ展開する |
因果的順序法 | 原因から結果・結果から原因を推理する |
演繹的順序法 | 大前提(一般原理)、小前提(特例)、 結論(大前提と小前提から導き出される)から構成されるいわゆる「三段論法」 |
問題解決順序法 | 問題提起、原因分析、解決法提示と展開する |
帰納的順序法 | 個々の例から一般的な法則を導き出す |
時間的空間的序法を使うこともある。
時間的順序法 | 時間の流れを追って文章を組み立てる |
空間的順序法 | 場所により、下から上、近いところから遠いところへと展開する |