ib, ic, id, ie, iiib, iiic 科目名 担当教員 開講時期 情報交換概論 西村まどか 後期 Introduction to Data Exchange テーマ 公共性のある文書データのしくみについて 講義概要 ソフトウェアの種類、成り立ちなど歴史的な背景を理解し、公開される電子情報は どのような設計に基づいて管理されるべきか議論する。情報が普遍的に伝えられ る仕組みについて知るために、読み上げソフト、組版処理システム、統合型ソフ トウェア等実習を行う。これらのソフトウェアに使われる数学についても学ぶ。 講義のねらい到達目標 卒業論文など自らが発信する情報を公共性のある(電子)文書で発表できる技術の 習得 授業計画 イントロダクション / 開かれた電子文書とは コンピュータの歴史 電子文書の種類 マークアップ言語 / 読み上げソフトのしくみ 統合ソフトウェアのしくみ 画像作成ソフトウェア実習 動画作成ソフトウェア実習 中間発表 音声解析のしくみ LaTeX の基礎 レジュメ制作 ポスター制作 プレゼンテーション原稿制作 議論手法 まとめ 評価方法 出席およびレポート提出、講義への参加態度、作品発表への準備と質疑応 答への貢献度、定期試験をもとにした総合評価。 その他(テキスト、参考書、注意事項等) 大友康寛「LaTeX 組版ハンドブック」翔泳社, ISBN4-7981-0804-9 河村哲也「複素関数とその応用」朝倉書店, ISBN4-254-11622-5 受講生への一言 情報技術のサービス提供が、すべての人に同じ情報を伝えられる技術となってい るだろうか。あるいはサービスを提供する企業側の意図は何か、考えてみよう。