情報交換概論 第 10 回 (LaTeX の基礎 ) 「LaTeX のマクロ作り」 講義ノート目次

\begin -- \end {enumerate} を除いた構造で

\item 
   \item
        \item
        \item
   \item

となるとき、自動的に

\item{\bf 1}
   \item[(1)]
        a.
	b.
   \item[(2)]

と出力させるようなしくみをマクロという。

マクロを自動生成するプログラムを作成せよ。

そもそも配布されているようなマクロ マクロ名.sty を利用する場合、 preamble に、\usepackage{マクロ名} を記す。

新しく作成する場合 preamble で \newcommand{\命令}{実行内容} として記す。

実行内容を並べたファイルを マクロ名.sty として保存する。

\newcommand{\予約語でない命令}{\begin{位置} 表示 \end{位置}}

\newcommand{\予約語でない命令}{\文字の大きさ{ 表示 }}

\renewcommand{\予約語の命令}{\begin{位置} 表示 \end{位置}}

\renewcommand{\予約語の命令}{\文字の大きさ{ 表示 }}

後者は命令が予約されているか調べて typeset をする。

{\定義した命令} で使うことができる。

環境も同じように作ることができる。

\hewenvironment{予約語でない環境}{\begin で制御すること}{\end で制御すること}

\rehewenvironment{予約語の環境}{\begin で制御すること}{\end で制御すること}

\begin{定義した環境} -- end{定義した環境} で使うことができる。

引数をとるときは、引数が 1 つなら \newcommand{\定義したい命令}[引数の個数]{定義したい中身 #引数その1 , ...}

LaTeX で ttf を埋め込むには

筆記体を練習させるようなワークシートを作るには、 フリーの筆記体フォントを ttf に埋め込む必要がある。 learning curve というフォントをここでは使用して、 HTML と LaTeX 版を作ってみたい。使用するのは Openoffice.org で、 HTML/PDF 化することにより、作成することにする。