情報交換概論 第 5 回 (統合ソフトウェアのしくみ) 「三角関数」 講義ノート目次

数学の関数を使いたい場合は、 module を用いる。module は include "module 名" を冒頭に付け加えて、 利用可能とする。

#!/usr/koeki/bin/ruby

include Math

STDERR.print("数値を代入してください\n")
x = gets.chomp!.to_f
printf("その数値の根をとると %f \n",sqrt(x))
printf("その数値の自然対数をとると %f \n",log(x))
printf("その数値の常用対数をとると %f \n",log10(x))
printf("その数値の指数をとると %f \n",exp(x))

STDERR.print("数値を代入してください。ラジアンとして計算します。\n")
rad = gets.chomp!.to_f
printf("その数値の余弦 (cosine) をとると %f \n",cos(x))
printf("その数値の正弦 (sine) をとると %f \n",sin(x))
printf("その数値の正接 (tangent) をとると %f \n",tan(x))

有効数字を考えて表示するのには、 基礎プログラミング I 第 2 講を復習するとよい。

p は、変数の中身を改行をつけて表示する機能である。

p しりたい変数

と使う。講義では p を使って変数の中身を調べることがある。 プログラマ用の実行文 である。

大文字で指定したものの意味

定数は大文字 で表す。あらかじめ决まっているものには 円周率 PI, 自然対数の底 E (ネイピア数) などがある。

Ruby 言語の定数とその値についていくつか調べてみよう。