統計の考え方 第 8 回 (確率変数) 「表計算の関数の使いかた」 講義ノート目次

表計算の関数を知っている場合は、数式バーに直接書き込んで求める。 関数を知らない場合は、アクティブセルと数式バーの間の関数機能を駆使する。 Function Wizard を用いて、平均、モード、メジアンを求めることができる。

表計算ソフトを使って計算してみる

手計算ではかなり繁雑だった上記の情報を、 表計算ソフトで計算させることができる。Open Office を起動し、 Calc を使って今のデータを得よう。

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で起動。データを入力する。

平均=AVERAGE(開始セル:終了セル)
モード=MODE(開始セル:終了セル)
メジアン=MEDIAN(開始セル:終了セル)
標準偏差=STDEV(開始セル:終了セル)

結果に注意せよ。 小数点を入力しても整数化され、また平均や標準偏差は、小数第 2 位まで求まってしまうが、 この数字の羅列はデータとして無意味である。

大規模なデータを整理するときに、 そもそもソフトウェアを用いたほうがいいのかどうか考えよ。 やかまし村 (人口 20 人)ではなく、首都ストックホルム (人口 80 万人) で計測した場合、データ処理で喰われるメモリを想像すると ...!!

期待値とは、賭け事で平均どのくらい儲けることができるか、ということである。