情報について君たちが知らなくてはいけないこと

下の世代、海外のアウトソーシングで採用されている外国人労働者、 上司となる世代との相違点、 何を補わなければならないかについてのまとめ

後輩がすでに学んでいること

現在は高校で情報が必修になりましたが、 もう少し後輩は中学校の技術家庭科で、情報基礎という項目を勉強しています。 あなたの業務が彼らに回ってしまうかもしれません。 後輩たちが学んでくることは、

  1. マルチメディアを使った情報の収集と表現方法
  2. 文書表現の基礎 (ソフトウェアの使いかただけでなく、より広い知識も要求される)
  3. 表計算の基礎 (分岐文を含める)
  4. ネットワークの基礎 (自宅で PC をつなぐときに必要な知識程度)
  5. 計算機のしくみ (どのような計算機が業務に必要か把握できるレベル)
  6. アルゴリズム (一般的なソフトウェアを使いこなすために必要な最低限のレベル)
  7. 知らないソフトウェアでも練習すれば適当に使いこなせるような知識

です。 これらの技能は本学の情報科目を履修すれば身につくものです。

外国人労働者の高い就業意欲

コストダウンをはかるため、 業務の標準化を行い、アウトソーシングする企業が増えています。 発注先は 海外 です。

例えば中国では 6000 字の漢字を日常会話で使います。 日本語も流暢な人材が豊冨です。 就業意欲もあり、労働単価が安い外国人労働者に対して、 企業における積極的な採用は今後も続くと考えられます。 もはや 漢字を入力できるだけでは、 就職面接時に外国人労働者と差別化をはかることはできない時代です。

上司の世代にある「根性」

ゆとり世代の若者は、詰め込み教育で育った上司と仕事をします。 詰め込み教育では、 学ばなければならないことは、嫌でも学ぶ 習慣を身につけます。 知らないことは、上司の求めるところまでできるよう、 途中であきらめない習慣を持ちましょう。