基礎プログラミング II 第 8 回 「ことはじめ」 レポート講評

(講評) 端数をどう工夫するかというところを、 前期の指定された部分を読みながら解くという問題だったが、 文章が読めない学生も多かったようだ。 今年の学生は文章を読まない学生が多いのが特徴である。

今回評価したいのは、 理解できたところまでは読んで再現してきたことが分かるように書けた学生、 同じものを違うことに利用しようとした学生が出てきたことである。

いろいろ工夫をしていたが、 実際の JR の複数路線を乗り継ぐ場合に使えるしくみまであと一歩だった。

端数問題であるが、大きく 2 つに分けられる。

  1. キロ数データの利用: ここで、データは詳細なものを読み、 もらってきたデータを四捨五入。 (切り捨てあるいは制作者がデータを加工した作品が多かったが 後者の方法は JR の駅数に対応したり、 乗り換えがある場合に対応することは果してできるだろうか?)
  2. 運賃 = (初乗り) 120 + 20 * 四捨五入したキロ数 あるいは 乗車距離 * キロ料金で、1 桁目を四捨五入 のどちらかで計算できる。 (会社あるいは料金方法の計算が区域によって異なる場合がある) どちらにせよ制作者本人の計算方法がよく分かる場合はよい評価である。

反対の経路に行くときには距離が負と出ることを利用し、全体を (- 1) 倍すると、 料金が求められる。

高速道路や、タクシー、その他でも商品ではなく、 距離や時間に応じた変更があるプログラムが仕組まれているので、よく考えておこう。

計算方法や、結果の考察が書かれていない学生も多かった。 自分で書いたことが分かるように表現する工夫がないと、 減点となるので、気をつけよう。

作品集

http://roy/~ユーザ ID/rubycgi/ticket.html を見ているので、リンクがきれているばあいはリンクさせておくこと。

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意見広告集

http://roy/~ユーザ ID/advertise2/r2_ユーザ ID.pdf を見ているので、リンクがきれている場合はリンクさせておくこと。

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