基礎プログラミング II 第 1 回 (前期の復習) 「ファイルの属性を変えよう」 講義ノート目次

保存されたファイルの属性はどうなっているだろうか。ls -l (LiSt Long formatted, 長めのリスト表示) で確認してみよう。ファイルをしまったのは ˜/Ruby の下だったので、cd (Change Directory) してから ls -l する。

%cd Ruby [˜]
%ls -l review.rb
-rw-r--r--   1 madoka   st2005     40912  9月 17日  09:44 review.rb

ファイルがない場合は、$HOME ([˜]) に直接書いたか、 他の directory の中に書きこんでしまった場合である。 kterm では、初めて書いたプログラムに対しては、

%cd Ruby
%chmod +x review.rb

をしなければならなかった。これは、 書いたプログラムを実行可能にする作業である。 一旦ファイルの属性を変えれば、 以降はずっとそのファイルの属性を保ったままである。 ファイルの属性が変わったかどうか ls -l で調べよう。

%ls -l review.rb[˜/Ruby]
-rwxr-xr-x   1 madoka   st2005     40912  9月 17日  09:44 review.rb*

左端のファイル属性に x がついているか確認しよう。 機械がプログラムを実行できるときは、x がついている。 実行可能ファイルには * (asterisk) をつける機能が pan や roy にはある。 これでも確認することができる。