すみません、図のURLに誤りがあったため訂正します。 第 11 回 データベースの正規化 レポート課題 氏名: 高橋沙織 学籍番号: C1101402 語学クラス: 英語(1) コース(系): 地域共創コース ------------------------------------------------------------------- H22秋問63 関係データベースを構築するに当たり, データの正規化を行う目的はどれか。 ア データにチェックサムを付与してデータの異常を検出する。 イ データの冗長性を排除して保守性を高める。 ウ データの文字コードを統一して他のデータベースと連携しやすくする。 エ データを暗号化してセキュリティを確保する。 解答 イ 解法 ・チェックサム(check sum): データから作る数値を使った誤り検出の一方法。 ・冗長性: 余分(余裕、無駄)があること。 ・保守性: メンテナンスのしやすさ。 データの正規化とは、データベース内の要素の重複を取り除く作業である。 重複箇所を取り除くことで表が整理され、作業効率が上がる。 よって、問題文に合うのは イ である。 参考文献 第 11 回 情報処理基礎論 a (データベースの正規化 ) 「データの正規化」 lec http://roy/~madoka/2011/ipa/11/ipa_11_05_theme_05_normalization.html 冗長性とは【redundancy】(リダンダンシー):IT用語辞典 http://e-words.jp/w/E58697E995B7E680A7.html RASISとは【Reliability Availability Serviceability Integrity Security】:IT用語辞典 http://e-words.jp/w/RASIS.html ------------------------------------------------------------------- H22秋問79 関係データベースで管理された"業者"表, "仕入明細"表及び"商品"表がある。 新たな業者から新たな商品を仕入れた場合, 表にデータを追加する順序のうち, 適切なものはどれか。ここで, 下線は主キーを示し, 破線は外部キーを示す。 解答群の → はデータを追加する表の順序を示す。 (図: http://roy/~c110140/images/h22a_q79.png) ア "業者"表 → "仕入明細"表 → "商品"表 イ "業者"表 → "商品"表 → "仕入明細"表 ウ "仕入明細"表 → "商品"表 → "業者"表 エ "商品"表 → "業者"表 → "仕入明細"表 解答 イ 解法 外部キーとは、別の表にあるデータを参照する場合に設定するキーである。 ・"仕入明細"表の外部キーは、"商品"表の主キーである。 ・"商品"表の外部キーは、"業者"表の主キーである。 このことから、3つの表の参照関係は以下のようになることが分かる。 (参照元) "業者"表 ─ "商品"表 ─ "仕入明細"表 (参照先) データの追加は左側から順に行う。 参考文献 外部キー | かっぱくんのページ http://www.baika.ac.jp/~kayama/program/sql/sql6.htm ------------------------------------------------------------------- H23特問72 関係データベースに関する記述中の a, b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 関係データベースにおいて, レコード(行)を一意に識別するための情報を [ a ]と言い, 表と表を特定の[ b ]で関連づけることもできる。 ___________________________ | a | b | --+--------------+------------| |ア| エンティティ | フィールド | |イ| エンティティ | レコード | |ウ| 主キー | フィールド | |エ| 主キー | レコード | ------------------------------ 解答 ウ 解法 ・エンティティ: データベースの対象となるデータのこと。(entity: 実体) ・主キー: 特定のレコード(行)を一意に(他との重複なしに)取り出すための情報。 ・フィールド: 関係データベースの列(縦方向)。同じ属性を持つデータを並べる。 ・レコード: 関係データベースの行(横方向)。関連のあるデータの組を表す。 ・表と表は属性の共通するフィールド(列)で関連付けることができる。 これをリレーションシップという。 よって、答えは ウ (a: 主キー、b: フィールド) である。 参考文献 第 11 回 情報処理基礎論 a (データベースの正規化 ) 「データベースの考え方 」 lec http://roy/~madoka/2011/ipa/11/ipa_11_01_theme_01_database.html エンティティ とは - コトバンク http://kotobank.jp/word/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%86%E3%82%A3 リレーションシップ とは - コトバンク http://kotobank.jp/word/%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97 ------------------------------------------------------------------- H23特問78 データベースのトランザクション処理に関する次の記述中の a, b に入れる 字句の適切な組合せはどれか。 複数のユーザが同時に同じデータを更新しようとしたとき, データの整合性を 保つために, そのデータへのアクセスを一時的に制限する仕組みを[ a ]と言う。 これを実現する一つの方法は, データを更新する前に, そのデータに[ b ]を かけ, 処理が終了するまで他のユーザからのアクセスを制限することである。 _________________________ | a | b | --+----------+--------------| |ア| 経路制御 | デッドロック | |イ| 経路制御 | ロック | |ウ| 排他制御 | デッドロック | |エ| 排他制御 | ロック | ---------------------------- 解答 エ 解法 トランザクション処理では、対象となる作業が全て終了するまでの流れを 一連の処理として扱う。その目的は、処理間の矛盾の発生を防ぐことである。 ・経路制御: ネットワークにおいて、データ送受信の経路を管理すること。 ・排他制御: データを処理する際、アクセスの競合による順序の混乱を防ぐため、 他者のアクセスを処理完了まで一時的に制限すること。 ・デッドロック: 複数のファイルの更新時に、排他制御の終了待ちがぶつかって 処理が進まなくなること。(deadlock: すくみ、行き詰まり) ・ロック: 排他制御のためにデータへのアクセスを制限すること。 よって、答えは エ (a: 排他制御、b: ロック) である。 参考文献 第 11 回 情報処理基礎論 a (データベースの正規化 ) 「データベースの考え方 」 lec http://roy/~madoka/2011/ipa/11/ipa_11_01_theme_01_database.html 6-2. 経路制御の仕組み | よい子のお部屋 http://www.tcp-ip.or.jp/~ikken/intra/routing.html 排他制御とは【exclusive control】(ロック):IT用語辞典 http://e-words.jp/w/E68E92E4BB96E588B6E5BEA1.html deadlockの意味 - 英和辞典 Weblio辞書 http://ejje.weblio.jp/content/deadlock ------------------------------------------------------------------- H23秋問57 社員数が 50 人で, 部署が 10 ある会社が, 関係データベースで社員や部署の情報を 管理している。"社員"表と"部署"表の関係を示した E-R 図はどれか。ここで, 1人の 社員が複数部署に所属することはない。下線のうち実線は主キーを, 破線は外部キー を表す。E-R 図の表記は次のとおりとする。 (図: http://roy/~c110140/images/h23a_q57.png) ア [ 社員 ]───[ 部署 ] イ [ 社員 ]──→[ 部署 ] ウ [ 社員 ]←──[ 部署 ] エ [ 社員 ]←─→[ 部署 ] 解答 ウ 解法 ・E-R図: データの関係を実体(Entity)と関連(Relation)に分けて図にしたもの。 ・主キー: 特定の行を取り出すためのキー。 ・外部キー: 表と表の参照関係を示すキー(外部キーの項目は別の表からの参照)。 この場合、"社員"表の「部署コード」列は"部署"表から参照している。 問題文を読むと、会社の社員数(50人)が部署の数(10)より多く、 また「1人の社員が複数部署に所属することはない」とあるため、 複数の社員が1つの部署に所属していることが分かる。 よって、答えは ウ (多 対 1)である。 参考文献 第 11 回 情報処理基礎論 a (データベースの正規化 ) 「データベースの考え方 」 lec http://roy/~madoka/2011/ipa/11/ipa_11_01_theme_01_database.html 第 11 回 情報処理基礎論 a (データベースの正規化 ) 「E-R 図」 lec http://roy/~madoka/2011/ipa/11/ipa_11_06_theme_06_erdiag.html 平成23年 秋期 ITパスポート 問57 | 情報処理技術者試験の勉強をやり直し http://www.k4.dion.ne.jp/~type_f/23A_L1/23A_L1_57.html ------------------------------------------------------------------- H22春問61 情報セキュリティの文書を詳細化の順に上から並べた場合, (1)〜(3)に当てはまる 用語の組合せとして, 適切なものはどれか。 /\ / (1)\ /--------\ / (2) \ /----------------\ / (3) \ ------------------------ ________________________________ | (1) | (2) | (3) | ---+----------+----------+----------| |ア| 基本方針 | 実施手順 | 対策基準 | |イ| 基本方針 | 対策基準 | 実施手順 | |ウ| 対策基準 | 基本方針 | 実施手順 | |エ| 対策基準 | 実施手順 | 基本方針 | ----------------------------------- 解答 イ 解法 情報セキュリティ(情報の機密性・可用性・完全性の管理)対策の方法を まとめた文書を情報セキュリティポリシーといい、基本方針や対策基準が含まれる。 ・基本方針: 情報セキュリティ対策についての基本となる考え方。 ・対策基準: 基本方針を実現するために行うべきことの基準。 ・実施手順: 対策基準に基づいた具体的な実施の方法。 よって、詳細化(具体化)の順は イ ( 1:基本方針、2:対策基準、3:実施手順 )である。 参考文献 情報セキュリティポリシーに関するガイドライン http://www.kantei.go.jp/jp/it/security/taisaku/guideline.html 第 10 回 情報処理基礎論 a (セキュリティ ) 「情報セキュリティ 」 lec http://roy/~madoka/2011/ipa/10/ipa_10_01_theme_01_securitymanagement.html ------------------------------------------------------------------- H22春問70 共通鍵暗号方式では通信の組合せごとに鍵が1個必要となる。例えば A〜D の 4人 が相互に通信を行う場合は, AB, AC, AD, BC, BD, CD の組合せの 6個 の鍵が必要 である。10人が通信を行うためには何個の鍵が必要か。 (図: http://roy/~c110140/images/h22s_q70.png) ア 15 イ 20 ウ 45 エ 50 解答 ウ 解法 10人のうち任意の2人が相互に通信を行うので、その組合せの数だけ鍵が必要となる。 10! 10*9*8*7*6*5*4*3*2*1 C = ───── = ─────────── = (10*9)/(2*1) = 45(個) 10 2 2!(10-2)! 2*1*(8*7*6*5*4*3*2*1) 参考文献 平成22年 春期 ITパスポート 問70 | 情報処理技術者試験の勉強をやり直し http://www.k4.dion.ne.jp/~type_f/22S_L1/22S_L1_70.html ------------------------------------------------------------------- H22秋問64 三つの装置 A, B, C の稼動率はそれぞれ 0.90, 0.95, 0.95 である。これらを 組み合わせた図のシステムのうち, もっとも稼動率が高いのはどれか。 ここで,並列に接続されている部分はどちらかの装置が稼動していればよく, 直列に接続されている部分は全ての装置が稼動していなければならない。 (選択肢: http://roy/~c110140/images/h22a_q64.png) 解答 エ 解法 稼動率の高さとはシステムの停止率の低さである。 計算式は、仮に 二つある装置の稼動率を a , b とすると、以下のとおりである。 並列: 1 - ( 1 - a )×( 1 - b ) … (どちらかの装置が稼動していればよい) 直列: a × b … (全ての装置が稼動していなければならない) 実際に計算すると、 ア = A×B = 0.90×0.95 = 0.855 イ = A×B×C = 0.90×0.95×0.95 = 0.81225 ウ = A×{1-(1-B)×(1-C)} = 0.9×{1-(1-0.95)×(1-0.95)} = 0.89775 エ = 1-(1-B)×(1-C) = 1-(1-0.95)×(1-0.95) = 0.9975 エ > ウ > ア > イ となり、最も稼動率が高いのは エ である。 参考文献 稼働率の計算 | 情報処理ニ種 合格ノート http://www.pat.hi-ho.ne.jp/ochiyasu/jouhou/2syu/jou-2-kadouritu.htm ------------------------------------------------------------------- H23特問66 システム評価の方法であるベンチマークテストに関する記述として, 最も適切なものはどれか。 ア システムの可用性を, システムが正常に稼動している割合で評価する。 イ システムの処理能力を, 標準的なプログラムやデータを用いて評価する。 ウ システムの信頼性を, 障害が回復してシステムが復旧してから, 次の障害が発生してシステムが停止するまでの平均時間で評価する。 エ システムの保守性を, システムが故障で停止してから復旧するまでの 平均時間で評価する。 解答 イ 解法 ベンチマークテスト(benchmark: 基準点)とは、システムの性能を評価する テストである。試験用プログラムを用いてシステムの処理速度を計測し、比較する。 ・ア: 稼動率のことである。 ・ウ: 平均故障間隔(MTBF)のことである。 ・エ: 平均修理時間(MTTR)のことである。 参考文献 ベンチマークとは【benchmark】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典 http://e-words.jp/w/E38399E383B3E38381E3839EE383BCE382AF.html ベンチマーク とは - コトバンク http://kotobank.jp/word/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF 稼働率の計算 | 情報処理ニ種 合格ノート http://www.pat.hi-ho.ne.jp/ochiyasu/jouhou/2syu/jou-2-kadouritu.htm ------------------------------------------------------------------- H23特問88 暗号化通信で使用される共通鍵暗号方式に関する記述のうち, 適切なものはどれか。 ア 暗号化に用いる鍵を第三者に公開しても, 第三者は暗号文を復号できない。 イ 公開鍵暗号方式よりも, 暗号化処理と復号処理にかかる計算量は少ない。 ウ 通信経路で改ざんされた暗号文を復号処理で訂正し, 元のデータを復元する 機能を持つ。 エ 複数の相手ごとに通信内容を秘密にしたい場合でも, 暗号化に用いる鍵は 一つである。 解答 イ 解法 共通鍵暗号方式では、一つの鍵で暗号化と復号化を行う。 一般的に、暗号化と復号化に異なる鍵を用いる公開鍵暗号方式よりも 暗号・復号にかかる計算量が少なく、処理速度が速い。 ア: 暗号用と復号用の鍵は同じであるため、第三者によって復号が行われてしまう。 ウ: 改ざんされた暗号文を訂正する機能は、どの暗号化方式も持っていない。 エ: 複数の相手と通信をするならば、相手ごとに鍵を作ればよい。 よって、答えは イ である。 参考文献 第 10 回 情報処理基礎論 a (セキュリティ ) 「暗号化の基礎知識」 lec http://roy/~madoka/2011/ipa/10/ipa_10_16_theme_16_code.html 平成23年 春期 ITパスポート 問88 | 情報処理技術者試験の勉強をやり直し http://www.k4.dion.ne.jp/~type_f/23S_L1/23S_L1_88.html -------------------------------------------------------------------