第 11 回 データベースの正規化 レポート課題 氏名:菊地祐司 学籍番号:C110068A 語学クラス:英語5 コース(系):政策マネジメント H23年秋期 問53 データベース管理システムを利用する目的はどれか。 ア OSがなくてもデータを利用可能にする。 イ ディスク障害に備えたバックアップを不要にする。 ウ ネットワークで送受信するデータを暗号化する。 エ 複数の利用者がデータの一貫性を確保しながら情報を共有する。 解答: エ 解説 データベース管理システム(DBMS:DataBase Management System) 共有データとし てのデータベースを管理し、データに対するアクセス要求に応えるソフトウェア。 データの形式や利用手順を標準化し、特定のアプリケーションソフトから独立さ せることができる。データの管理を専門のソフトウェアに任せることは、アプリ ケーションソフトの生産性や性能、資源の利用効率の向上につながる。 ア DBMSはOS上で動作するソフトウェアなので、OS無しでは動かない イ 記憶媒体の障害からの回復はバックアップファイルとログファイルが必要 ウ 通信回線上のデータ暗号化にはSSL,SSHなどのセキュアプロトコルを用いる 参考文献 株式会社インセプト"データベース管理システムとは."IT用語辞典e-word. http://e-words.jp/w/E38387E383BCE382BFE38399E383BCE382B9E7AEA1E79086E382B7E382B9E38386E383A0.html(参照2011-12-11) "ITパスポート過去問題 平成23年秋期 問53."ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_aki/q53.html(参照2011-12-11) --------------------------------------------------------------------------- H23年秋期 問54 サーバの仮想化に関する記述として,適切なものはどれか。 ア 現実感を伴った仮想的な世界をコンピュータで作り出す技術 イ 手元のコンピュータからネットワークで接続された他のコンピュータのGUIを 操作する技術 ウ 一つのコンピュータ上で,仮想的に複数のコンピュータを実現させる技術 エ 補助記憶装置の一部を利用して,主記憶装置の容量よりも大きなメモリ領域 を仮想的に利用できる技術 解答: ウ 解説 サーバ仮想化 1台のサーバコンピュータを複数台の仮想的なコンピュータに分割 し、それぞれに別のOSやアプリケーションソフトを動作させる技術。プロセッサ やメモリ、ディスクをまとめて仮想的に複数の領域に分割し、それぞれがあたか も1台のコンピュータであるかのように振る舞い、異なるOSやアプリケーション を同時に実行できる。 ア バーチャルリアリティのこと イ PCリモート(遠隔)操作技術を利用したバーチャルネットワークコンピュー ティングのこと エ 仮想記憶方式のこと 参考文献 株式会社インセプト"サーバ仮想化とは."IT用語辞典e-word. http://e-words.jp/w/E382B5E383BCE38390E4BBAEE683B3E58C96.html(参照2011-12-11) "ITパスポート過去問題 平成23年秋期 問54."ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_aki/q54.html(参照2011-12-11) --------------------------------------------------------------------------- H23年秋期 問55 インターネットに接続されているサーバ上のディスクスペース を,ファイル保管用に貸し出すサービスであり,自宅や外出先などから利用者が データを読み書きできるものはどれか。 ア アーカイブ イ オーサリング ウ オンラインストレージ エ フラッシュメモリ 解答: ウ 解説 アーカイブ 複数のファイルを一つのファイルにまとめること。そのためのソフ トウェアをアーカイバという。ネットワークを通じた送受信の手間を軽減したり、 ディスクの管理を容易にする、などの効果がある。 オーサリング 文字や画像、音声、動画といったデータを編集して一本のソフト ウェアを作ること。異種データの組み合わせやデザイン・レイアウトなどの一連 の編集作業のことを指す。よって、単なる動画編集やプログラム作成はオーサリ ングとは呼ばない。 オンラインストレージ インターネット上でファイル保管用のディスクスペース を貸し出すサービス。 フラッシュメモリ データの消去・書き込みを自由に行うことができ、電源を切っ ても内容が消えない半導体メモリの一種。USBメモリなどである。 参考文献 株式会社インセプト"アーカイブとは."IT用語辞典e-word. http://e-words.jp/w/E382A2E383BCE382ABE382A4E38396.html(参照2011-12-11) 株式会社インセプト"オーサリングとは."IT用語辞典e-word. http://e-words.jp/w/E382AAE383BCE382B5E383AAE383B3E382B0.html(参照2011-12-11) 株式会社インセプト"オンラインストレージとは."IT用語辞典e-word. http://e-words.jp/w/E382AAE383B3E383A9E382A4E383B3E382B9E38388E383ACE383BCE382B8.html(参照2011-12-11) 株式会社インセプト"フラッシュメモリとは."IT用語辞典e-word. http://e-words.jp/w/E38395E383A9E38383E382B7E383A5E383A1E383A2E383AA.html(参照2011-12-11) --------------------------------------------------------------------------- H23年秋期 問56 ネットワークのデータ伝送速度を表す単位はどれか。 ア bps イ fps ウ ppm エ rpm 解答: ア 解説 ア Bits Per Secondの略で、ネットワークのデータ伝送速度を表す単位1秒間に 転送できるビット数を表す。 イ Frame Per Secondの略で、動画の滑らかさを表す単位。1秒間に何枚の静止画 を表示しているかを表す。 ウ Page Per Minuteの略で、ページプリンタの性能を表す単位。1分間に印刷で きるページ数を表す。 エ Revolution Per Minuteの略で、回転数を表す単位。ハードディスクなどの記 憶装置が1分間に何回転しているかを表す。 参考文献 "ITパスポート過去問題 平成23年秋期 問56."ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_aki/q56.html(参照2011-12-11) --------------------------------------------------------------------------- H23年秋期 問65 関係データベースのA表,B表がある。A表,B表に対して(A U B), (A N B)を行った結果は,それぞれP表,Q表及びR表のどれになるか。ここで,U は和集合演算,N は共通集合演算を表す。 http://roy.e.koeki-u.ac.jp/~c110068/zu2.html 解答: ウ 解説 和集合というものは、AかBどちらか片方が含まれていたら良いものであるので、 R表に該当する。共通集合というものは、AとBどちらも含まれているのなら該当す る、というものなので、P表に該当する。よって結果はウである。 参考文献 "ITパスポート過去問題 平成23年秋期 問65."ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_aki/q65.html(参照2011-12-11) --------------------------------------------------------------------------- H22年春期 問83 関係データベースにおいて主キーを指定する目的はどれか。 ア 主キーに指定した属性(列)で、複数のレコード(行)を同時に特定できる ようにする。 イ 主キーに指定した属性(列)で、レコード(行)を一意に識別できるように する。 ウ 主キーに指定した属性(列)に対し、検索条件を指定できるようにする。 エ 主キーに指定した属性(列)を算術演算の対象として扱えるようにする。 解答: イ 解説 主キーは属性(列)内で同じ値が存在しないように決められた値で、主キーの値 一つに対してそれに対応する行が一つという関係が成り立つようになっている。 通常は順番コード、区分コード、桁別コードなどの数値の形式をとり、複数の属 性を組み合わせた復号キーの形をとることもある。 ア、ウ、エのことを目的としていない。よって答えはイ 参考文献 "ITパスポート過去問題 平成22年春期 問83."ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q83.html(参照2011-12-11) ---------------------------------------------------------------------------- H22年秋期 問63 関係データベースを構築するに当たり、データの正規化を行う 目的はどれか。 ア データにチェックサムを付与してデータベースの異常を検出する。 イ データの冗長性を排除して保守性を高める。 ウ データの文字コードを統一して他のデータベースと連携しやすくする。 エ データを暗号化してセキュリティを確保する。 解答:イ 解説 関係データベースにおいて、データの正規化を行う主な目的は、データの冗長性 の排除、データの一貫性の確保と効率的なアクセスの実現、更新時に起きる異常 や不整合の発生を防ぐための3点である。 よって当てはまるイが答え。 参考文献 "ITパスポート過去問題 平成22年秋期 問63."ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_aki/q63.html(参照2011-12-11) -------------------------------------------------------------------------- H22年秋期 問79 関係データベースで管理された"業者"表、"仕入明細"表及び"商 品"表がある。新たな業者から新たな商品を仕入れた場合、表にデータを追加す る順序のうち、適切なものはどれか。ここで、業者の業者コードが主キーを示し、 仕入明細の伝票番号、枝番が主キー、商品コードが外部キーを示す。商品の商品 コードを主キー、業者コードが外部キーを示す。解答群の→はデータを追加する 表の順序を示す。 業者 --------------------- | 業者コード | 業者名 | --------------------- 仕入明細 -------------------------------------------- | 伝票番号 | 枝番 | 日付 | 商品コード | 数量 | -------------------------------------------- 商品 ----------------------------------------- | 商品コード | 商品名 | 業者コード | 単価 | ----------------------------------------- ア "業者"表 → "仕入明細"表 → "商品"表 イ "業者"表 → "商品"表 → "仕入明細"表 ウ "仕入明細"表 → "商品"表 → "業者"表 エ "商品"表 → "業者"表 → "仕入明細"表 解答: イ 解説 最初に表の中に外部キーがない業者表への追加。次に今データを追加した業者表 への参照列がある商品表。最後に商品表への参照列のある仕入明細表への追加と いう順序で行う必要がある。よって該当するイが答え。 参考文献 "ITパスポート過去問題 平成22年秋期 問79."ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_aki/q79.html(参照2011-12-11) ---------------------------------------------------------------------------- H23年特別 問72 関係データベースに関する記述中のa,bに入れる字句の適切な 組合せはどれか。 関係データベースにおいて,レコード(行)を一意に識別するための情報を a と 言い,表と表を特定の b で関連付けることもできる。 ------------------------------- | a | b | ----|---------------|---------------| | ア | エンティティ | フィールド | |----|---------------|---------------| | イ | エンティティ | レコード | |----|---------------|---------------| | ウ | 主キー | フィールド | |----|---------------|---------------| | エ | 主キー | レコード | ------------------------------------ 解答: ウ 解説 エンティティ データベース設計において、実体(コンピュータ,社員など数えら れる対象)を表す。 主キー テーブル(表)の中で、ある一つの行を一意に特定できる値を保持する属 性(列)のこと。 フィールド 関係データベース定義される二次元の表の中で「列」に相当する。 「カラム」や「属性(アトリビュート)」とも呼ばれる。複数の表は、属性(フィー ルド)である「主キー」と「外部キー」によって関連づけられる。 レコード 関係データベース定義される二次元の表の中で「行」に相当する。 「組」とも呼ばれる。 よってウが答えとなる。 参考文献 "ITパスポート過去問題 平成23年特別 問72."ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_toku/q72.html(参照2011-12-11) ---------------------------------------------------------------------------- H23年特別 問78 データベースのトランザクション処理に関する次の記述中のa, bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 複数のユーザが同時に同じデータを更新しようとしたとき,データの整合性を保 つために,そのデータへのアクセスを一時的に制限する仕組みを a という。こ れを実現する一つの方法は,データを更新する前に,そのデータに b をかけ, 処理が終了するまでほかのユーザからのアクセスを制限することである。 ------------------------------- | a | b | ----|---------------|---------------| | ア | 経路制御 | デッドロック | |----|---------------|---------------| | イ | 経路制御 | ロック | |----|---------------|---------------| | ウ | 排他制御 | デッドロック | |----|---------------|---------------| | エ | 排他制御 | ロック | ------------------------------------ 解答: エ 解説 排他制御は、複数の更新処理が同時に行われるとエラーが発生する場合に用いら れる制御方法。一人のユーザが更新処理を行っている間、他のユーザには更新処 理の実行を待たせることで、同時に更新処理が実行されることを防ぎ、データの 不整合が発生しないように制御する。 他のユーザがデータを参照できないようにすることをデータにロックをかけると いい、アクセスを制限する。 参考文献 "ITパスポート過去問題 平成23年特別 問78."ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_toku/q78.html(参照2011-12-11)