第 7 回 演習 (第 1 回中間テスト) レポート課題 氏名:田口 尚武 学籍番号: c110145 語学クラス:英語5 コース(系):地域共創コース 間違った問題を中心に解答します。 平成22年 春期 問69 二つの集合AとBについて、常に成立する関係を記述したものはどれか。 ここで、(X∩Y)は、XとYの共通部分(積集合), (X∪Y)は、X又はYの少なくとも 一方に属する部分(和集合)を表わす。 ア.(A∩B) は、Aでない集合の部分集合である。 イ.(A∩B) は、Aの部分集合である。 ウ.(A∪B) は、(A∩B) の部分集合である。 エ.(A∪B)は、Aの部分集合である。 解答 イ 解法 ア.(A∩B)はAとBの共通部分なのでAの部分集合である。よって違う。 ウ.(A∪B)はどちらか一つ以上を含む部分集合、(A∩B)は共通の部分集合で (A∪B)よりも広い集合なので選択肢とは逆の状態になるので不正解 エ.(A∪B)はどちらか一つ以上を含む部分集合である。Bの部分集合も含まれてい る場合もあるのでAの部分集合とは言えないので不正解。 参考文献 ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q69.html 平成22年 春期 問78 電車の定期券などとして利用される非接触型ICカードに用いられている 技術はどれか。 ア IrDA イ RFID ウ バーコード エ 無線LAN 解答 イ 解法 非接触型ICカードは、無線を利用してICチップに記録したデータの読み書きを 行う。 RFID (Radio Frequency Identification)直訳で「無線周波数識別」の意味。 ア のIrDAは(Infrared Data Association)「赤外線通信」の意味 赤外線を利用したデータ通信技術の規格のこと。 ウ のバーコードは、縞状(一次元バーコード)や四角(二次元バーコード) の形で情報を記録したコードである。 エ の無線LANは、電波を利用したLAN接続の技術である。 参考文献 ITパスポート試験ドットコム http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q78.html 平成21年 秋期 問59 OSの機能である仮想記憶方式の目的はどれか。 ア OSが使用している主記憶の領域などに, アプリケーションプログラムが アクセスすることを防止する。 イ 主記憶の情報をハードディスクに書き出してから電力供給を停止することで, 作業休止中の電力消費を少なくする。 ウ 主記憶の容量よりも大きなメモリを必要とするプログラムも 実行できるようにする。 エ 主記憶よりもアクセスが高速なメモリを介在させることによって, CPUの 処理を高速化する。 解答 ウ 解法 仮想記憶方式の目的は、主記憶よりも大きな大容量のメモリを 必要とするプログラムを実行できるようにすること。よってウが正解。 ア はアクセス制限のこと。 イ は休止状態(ハイバネーション)のこと。 エ はキャッシュメモリのこと。 参考文献 ITパスポート試験ドットコム http://www.itpassportsiken.com/kakomon/21_aki/q59.html 平成23年 特別 問60 クロック周波数が1.6GHzのCPUは, 4クロックで処理される命令を1秒間に何回実 行できるか。 ア 40万 イ 160万 ウ 4億 エ 64億 解答 ウ 解説 クロック周波数が1.6GHzということは、CPU内部で1秒間に1.6×10^9回の発振 (電 圧の最大値と最小値を繰り返す)が行われることになる。 このCPUが、4クロックで処理される命令を一命令を1秒間に実行できる回数は、  1.6×10^9 ÷ 4 = 0.4×10^9 = 400,000,000回 となり4億回という計算結果になる。 参考文献 ITパスポート試験ドットコム http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_toku/q60.html 平成22 秋期 問69 二つの変数 x と y に対して、次の手続きを(1)から順に実行する。処理が終了 したとき、xの値は幾らになるか。 [手続き] 1.xに2を代入し、yに3を代入する。 2.yの値から1を引いたものをyに代入する。 3.xの値とyの値を加えたものをxに代入する。 4.y≠1なら手続き(2)に戻り、y=1なら終了する。 ア 4 イ 5 ウ 6 エ 7 解答 イ 解説 式を当てはめると x=2, y=3 y ← y - 1 / x=2, y=2 x ← x + y / x=4, y=2 yは2なので手続き(2)に戻る/ x=4, y=2 y ← y - 1 / x=4, y=1 x ← x + y / x=5, y=1 y=1なので処理終了 / x=5, y=1 処理終了後に変数x の値は 5になっている。 参考文献 ITパスポート試験ドットコム http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_aki/q69.html 平成23 秋期 問78 データ量の大小関係のうち,正しいものはどれか。 ア 1kb<1Mb<1Gb<1Tb イ 1kb<1Mb<1Tb<1Gb ウ 1kb<1Tb<1Mb<1Gb エ 1Tb<1kb<1Mb<1Gb 解答 ア 解法 2進数で表した場合2の10乗となります。 1キロバイトは1024バイト、1メガバイトは1024キロバイト、1ギガバイトは1024 メガバイト、1テラバイトは1024ギガバイトとなる。その上にPB、EBがある。 参考文献 ITパスポート試験ドットコム. http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_aki/q78.html 平成23 特別 問69 PCの省電力機能に関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。  PCの電源を切る直前の作業状態を補助記憶装置に保存しておき,次に電源を入 れたときにこの内容を読み出して電源を切る直前の状態に戻して使用可能とする 機能をaという。  また,作業を中断して省電力モードに移行する際,移行直前の作業状態を主記 憶装置に記憶し,作業再開時に速やかにPCを移行直前の状態に戻して使用可能と する機能をbという。 a b ア スタンバイ ミラーリング イ ストライピング ハイバネーション ウ ハイバネーション スタンバイ エ ミラーリング ストライピング 解答 ウ 解説 ハイバネーション シャットダウンする前に、作業内容をHDDなどの補助記憶装置に退避させた 後、次にコンピュータを起動させた際に、作業途中から再開できるようにし た仕組み。 スタンバイ 省電力の待機電源モードのこと。作業状態を主記憶に退避させた後、主 記憶以外への給電を極力行わないようにして電力を節約する。 ミラーリング アクシデント対策を目的として複数のローカルディスクドライブに同じ内容を 書きこむこと ストライピング 一つのデータを複数のローカルディスクドライブに分散して記憶させることで 高速化を図ること よってウが正解である。 参考文献 ITパスポート試験ドットコム http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_toku/q69.html 平成23 秋期 問79 データの読み書きが高速な順に左側から並べたものはどれか。 ア 主記憶, 補助記憶, レジスタ イ 主記憶, レジスタ, 補助記憶 ウ レジスタ, 主記憶, 補助記憶 エ レジスタ, 補助記憶, 主記憶 解答 ウ 解説 主記憶とはデータを記憶する装置の一つであり、 読み書き速度は速いが容量が小さく、データを一時的にしか記憶できない。 補助記憶はデータを長期保存するための装置であり、 読み書き速度は遅いが大容量に作ることができる。 レジスタとは、CPU(中央演算装置)が処理を行う際にデータを格納する 記憶装置であり、読み書き速度は非常に速い。 したがって、読み書きの速さは レジスタ, 主記憶, 補助記憶 の順である。 他にも高速な記憶を加能にするキャッシュメモリや 主記憶と補助記憶装置の読み書きを高速化するディスクキャッシュがある。 参考文献 ITパスポート試験ドットコム http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_aki/q79.html 平成22年 秋期 問67 PCのファイルシステムの役割として, 適切なものはどれか。 ア アプリケーションプログラムが, ハードディスクやDVDなど記録媒体の違いを 意識しなくてもファイルにアクセスできるように, 統一したインタフェース を 提供する。 イ アプリケーションプログラムがファイルアクセスを開始し, アクセス終了待 ち 状態になったとき, ほかのアプリケーションプログラムにCPUを割り当てる。 ウ アプリケーションプログラムが, ファイルにアクセスするときにファイル名 や入出力データの文字コード種別の違いを意識しなくても処理できるように, ファイルの文字コードを自動変換する機能をもつことになっている。 エ アプリケーションプログラムがファイルにアクセスするに先立って, 当該ファイルがコンピュータウイルスに感染していないかを確認する。 解答 ア 解法 ファイルシステムとは、記憶装置のデータを管理する方式、またはソフトウェ アのこと イ はOSのタスク管理プログラムなどが行い、ファイルシステムの役割ではな い。 ウ は一般的なPCのファイルシステムの機能にはない。 エ はアンチウイルスソフトなどの役割であり、ファイルシステムでは行えな い。 よってアが正解となる 参考文献 ITパスポート試験ドットコム http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_aki/q67.html 平成23年 特別 問74 OSS(Open Source Software)に関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア OSS のインストールや導入支援、導入後のサポートサービスを有料にしては ならない。 イ OSS の作成・改良には起業人としてではなく、ボランティアとして携わらな ければならない。 ウ OSS のソースコードは、インターネットからダウンロードできる必要がある。 エ OSS を再頒布する際には、有料にすることができ、必ずしも無料にする必要 はない。 解答 エ 解説 OSSはソースをインターネット通じて無償で手に入れることができ、誰でも 再配布、改良が行えるソフトウェアのこと。 ア はソフトウェアを販売あるいは無料で頒布することを制限してはならないの で、サポート等を有料で行ってもよい。 イ はボランティア限定等のような、利用している分野を差別しているので 不正解。 ウ はインターネットからの入手を推奨しているが、必ずという訳ではない。 エ はOSSで改良したソフトウェアを販売、無料で頒布することを制限していな い よって解答は エである。 参考文献 ITパスポート試験ドットコム http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_toku/q74.html