第 4 回 ソフトウェアの種類 レポート課題 氏名:浅香 真文 学籍番号:c1100041 語学クラス:英語7 コース(系):政策マネジメント H22春問72 PCやハードディスクを譲渡したり返却したりする前に実施しておくこととして、ハードディスクからの情報漏えいを防ぐ最も確実な方法はどれか。 ア ハードディスク全体を 16進数の 00 や FF、又は乱数で複数回上書きしておく。 イ ハードディスク全体を論理フォーマットしておく。 ウ ハードディスク内のすべてのファイルやフォルダをごみ箱に捨て、最後にごみ箱を空にしておく。 エ ハードディスクにパスワードロックをかけておく。 解答 ア   解法 PCやハードディスクを他人に譲渡したりするときに問題となるのが機器内に残ったデータによる情報漏えいです。この場合全体をフォーマット(初期化)すればよいと思いがちですが、実はフォーマットというのは大まかにいえばハードディスクなどにデータを消去するわけではなく、データがあった部分を書き込み可とする処理なのです。したがって初期化してもハードディスクにはデータがまだ存在しています。これを不正な方法で読みだされると予期しない情報漏えいが起こってしまいます。 このような他人への譲渡の際に最も確実なのが、「ハードディスク内をランダム データを埋め尽くす」方法で、選択肢の「ア」がそれに相当します。 参考文献 ITパスポート過去問題 平成22年春期 問72 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q72.html H22春問73 PCの画面表示の設定で、解像度を 1,280×960 ピクセルの全画面表示から 1,024×768 ピクセルの全画面表示にしたとき、ディスプレイの表示状態はどのように変化するか。 ア MPEG動画の再生速度が速くなる。 イ 画面に表示される文字が大きくなる。 ウ 縮小しないと表示できなかったJPEG画像が縮小なしで表示できるようになる。 エ ディスプレイの表示色数が少なくなる。 解答 イ   解法 ディスプレイの解像度とは、画面をいくつのピクセルに分割して表示するかをいうことを表わす値です。解像度が高いほうがい画面上の総ピクセル数が多くなるので鮮明な表示ができます。 参考文献 ITパスポート過去問題 平成22年春期 問73 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q73.html H22春問74 電子透かし技術によってできることとして、最も適切なものはどれか。 ア 解読鍵がなければデータが利用できなくなる。 イ 作成日や著作権情報などを、透けて見える画像として元の画像に重ねて表示できる。 ウ データのコピー回数を制限できる。 エ 元のデータからの変化が一見して分からないように作成日や著作権情報 などを埋め込むことができる。 解答 エ   解法 電子透かし技術とは、デジタルコンテンツに作者名・課金情報・コピー可能回数など著作権情報を目で確認するのが困難な状態で埋め込む技術です。 通常、電子透かしと言えば目に見えない知覚困難型のことを指し、データの取り 出しは専用の検出ソフトで行います。検出したデータを検査することで不正コピー やデータの改ざんは発見できますが、不正コピー自体を防止できるわけではない ので電子透かしによって劇的な犯罪防止効果が期待できるというほどではないよ うです。 参考文献 ITパスポート過去問題 平成22年春期 問75 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q75.html H22春問76 OSが、ジョブを到着順に、前のジョブが終わってから次のジョブを処理する場合について考える。ジョブの到着時刻を処理時間が表のとおりであるとき、ジョブ4は、到着してからその処理が終了するまでに何秒を要するか。ここで四つのジョブ以外の処理に要する時間は無視できるものとする。表の到着時刻は、ジョブ1が到着した時刻を開始時刻とする。 ア 5 イ 8 ウ 9 エ 12 解答 ウ   解法 ジョブの進行図を描いてみるとわかりやすいと思います。 参考文献 ITパスポート過去問題 平成22年春期 問76 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q76.html H22春問77 2台の処理装置が直列に接続されているシステムがある。両方の処理装置が正常 に動作していないとシステムは稼働しない。両方の処理装置の故障の発生は独立 しており、稼働率が等しい場合の、処理装置の稼働率とシステムの稼働率の関係 をを表わすグラフはどれか。ここで、破線は処理装置の稼働率とシステムの稼働 率が等しい場合を表わす。 解答 イ   解法 稼働率が等しい2台が直列に接続されているので1台の稼働率を R をすると システムの稼働率は R2で求めることができるので、2つの仮定の稼働率(0.3 と 0.8)をこの式に当てはめて考えてみましょう。今回はこの仮定値ですが0.5を境に高い値と低い値であれば何でも構いません。 装置の稼働率が0.3の場合    0.3 × 0.3 = 0.09 (0.3よりも低い) 装置の稼働率が0.8の場合    0.8 × 0.8 = 0.64 (0.8よりも低い) 上の計算の結果から問題文のようなシステム構成の場合、システム全体の稼働率は単体の稼働率より常に低くなると考えることができます。 選択肢を見てみると、このような数値を表わしているのは「イ」のグラフでこれ が正解となります。 ITパスポート過去問題 平成22年春期 問77 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q77.html H22春問78 電車の定期券などとして利用される非接触型ICカードに用いられている技術はどれか。 ア IrDA イ RFID ウ バーコード エ 無線LAN 解答 イ   解法 RFIDは、ID情報を埋め込んだRFタグ(ICタグ)から電磁界や電波を用い通信可能距 離は数cm〜数mで無線通信をし情報をやりとりする技術です。 参考文献 ITパスポート過去問題 平成22年春期 問78 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q78.html H22春問79 業務の改善提案に対する報奨を次の行に基づいて決めるとき、改善額が 200万円で、かつ、期間短縮が 3日の改善提案に対する報奨は何円になるか。ここで表は、条件が成立の場合は Y を、不成立の場合は N を記入し、これらの条件に対応した時の報奨を ○で表してある。 ア 5,000 イ 10,000 ウ 15,000 エ 30,000 解答 イ   解法 決定表は、ある条件のとり得るの組合せを一覧表にした表です。 問題文の条件の場合、改善額100万円未満の条件では、200万円なので"N"、期間 短縮1週間未満の条件では、3日なので"Y"です。この条件に当てはまるのは決定 表の中で左から3番目の列で、改善提案の報奨金は10,000円となります。 参考文献 ITパスポート過去問題 平成22年春期 問79 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q79.html H22春問80 TCP/IPのポート番号によって識別されるものはどれか。 ア コンピュータに装着されたLANカード イ 通信相手のアプリケーションソフトウェア ウ 通信相手のコンピュータ エ 無線LANのアクセスポイント 解答 イ   解法 IPアドレスが送受信の対象コンピュータを識別する数値なのに対して、ポート番号はデータの宛先となるアプリケーションを表す数値です。 ポート番号はOSI基本参照モデルのトランスポート層で、ローカルノード内のアプリケーションを識別します。ポート番号は16ビットの情報で数値の 0〜65535の範囲で指定します。 参考文献 ITパスポート過去問題 平成22年春期 問80 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q80.html H23特別問74 OSS (Open Source Software) に関する記述のうち,適切なものはどれか。 ア OSSのインストールや導入支援,導入後のサポートサービスを有料にしてはならない。 イ OSSの作成・改良には企業人としてではなく,ボランティアとして携わらなければならない。 ウ OSSのソースコードは,インターネットからダウンロードできる必要がある。 エ OSSを再頒布する際には,有料にすることができ,必ずしも無料にする 必要はない。 解答 エ   解法 オープンソースソフトウェアは、プログラムのソースコードを広く公開しており、改良や改変を誰もが自由に行えるソフトウェアを意味します。自由と言っても、すべてのことが許されるわけではなく「オープンソース」のプログラムであるためにはいくつかの基準を満たす必要があります。 OSI(The Open Source Initiative)では、オープンソース・ライセンスの要件として、以下のような定義を掲げています。 1. 自由な再頒布ができること 2. ソースコードを入手できること 3. 派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること 4. 差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもかまわない 5. 個人やグループを差別しないこと 6. 利用する分野を差別をしないこと 7. 再配布において追加ライセンスを必要としないこと 8. 特定製品に依存しないこと 9. 同じ媒体で配布される他のソフトウェアを制限しないこと 10. 技術的な中立を保っていること 参考文献 ITパスポート過去問題 平成23年特別 問74 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_toku/q74.html H23特別問87 USBは,キーボード,マウスなど様々な周辺機器を接続できるインタフェースである。USB2.0の機能にないものはどれか。 ア バスパワー イ パラレル転送 ウ プラグアンドプレイ エ ホットプラグ 解答 イ   解法 シリアル転送とは、データを1ビットずつ転送する方式、パラレル転送はデータを複数ビットまとめて転送する方式です。USBは、シリアル転送のインターフェースなので、正解は"イ"です。 ITパスポート試験対策で押さえておきたい、USBが持つ機能をまとめておきます。 バスパワー 接続されているバスパワー対応機器に、USBケーブルを介して電源を供給する機能。つないだら (Plug)-実行 (Play) プラグアンドプレイ 機器を接続すると同時に制御に必要なプログラムを自動でコンピュータにインストールする仕組み。 ホットプラグ コンピュータの電源を入れたまま機器の脱着を行っても、即座にその機器を認識し、使用可能状態にする仕組み。(従来は、接続後にコンピュータを再起動しなければ機器が認識されなかった) On-The-Go 周辺機器同士がコンピュータを介さずに直接できる機能 参考文献 ITパスポート過去問題 平成23年特別 問87 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/23_toku/q87.html