第 2 回 データの種類 / アルゴリズムとプログラミング レポート課題 氏名:宮原絵美里 学籍番号:c1101885 語学クラス:英語6 コース(系):地域共創 H22春58 電子メールで使用されるMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)に関す る記述として、適切なものはどれか。 ア 画像ファイルなどの添付ファイルを電子メールで送る方法 イ 公開鍵暗号方式を用いて、電子メールを暗号化する方法 ウ 電子メールの本文をHTMLで記述することで、Webページのようなレイア ウトやデザインを実現する方法 エ メールサーバから利用者の端末に電子メールを転送する方法 解答 ア 解法 ファイルデータをメールに添付して送る場合 添付ファイルとしてテキスト化を してメール本文に埋め込んで送信し 受信側で元のデータファイルに復元する方 法をがMIMEなのでア。 H22春59 Webで使用されるCookieに関する記述として、適切なものはどれか。 ア HTMLによる文章のレイアウトを、細かく指定できるフォーマット規格である。 イ HTTPに暗号化の機能を追加したプロトコルである。 ウ Webサーバと外部のプログラムが連携し、動的にWebページを生成する仕 組みである。 エ アクセスしてきたブラウザに、Webサーバからの情報を一時的に保存す る仕組みである。 解答 エ 解法 Cookieとは インターネットにアクセスしてきたクライアントに対してWebサーバ 上からそのクライアントのパソコン上にデータを保存する仕組みのことなのでエ。 H22春60 ある音をコンピュータのファイルにデータとして記録するとき、符号化ビット数 を8ビットとしている。符号化ビット数を16ビットに変更し、同じ音をサンプリ ング周波数で記録した時の説明として、適切なものはどれか。 ア 音の振幅をより細かく記録できる。 イ 記録時間が同じ場合、データ量は少なくなる。 ウ 記録したデータの加工に必要なCPUの負担は減る。 エ 記録できる周波数の上限が高くなる。 解答 ア 解法 サンプリングにおける符号化ビット数とはサンプリング時の音を何ビットのディ ジタルデータで表すかを決めるビット数のことで 一方サンプリング周波数とは 1秒間に何回音をサンプリングするかということを決める値である。 符号化ビット数が増えることでサンプリング周波数が増えるので より細かく記 録されるのでア。 H22秋54 Java言語に関する記述として、適切なものはどれか。 ア Webページを記述するためのマークアップ言語である。 イ 科学技術計算向けに開発された言語である。 ウ コンピュータの機種やOSに依存しないソフトウェアが開発できる、オブ ジェクト指向型の言語である。 エ 事務処理計算向けに開発された言語です。 解答 ウ 解法 Java言語とは オブジェクト指向型の言語でハードウェアや OS に依存しない (マルチプラットフォーム型)言語のこと。 参考文献 情報処理基礎論a 第2回 著 西村まどか http://roy/~madoka/2011/ipa/02/ H22秋56 文書の構造などに関する指定を記述する、"<" と ">"に囲まれるタグを、利用者 が目的に応じて定義して使うことができる言語はどれか。 ア COBOL イ HTML ウ Java エ XML 解答 エ 解法 XMLは eXtensive Markup Language,HTMLから拡張し 自分で定義するtagを作成で きる言語なのでエ。 H22秋68 任意の8ビットをデータXと、8ビットのデータ 00001111をビットごとに排他 的論理和をとった結果はどれか。ここで、各1ビットのデータAとデータBの排 他的論理和をとった結果Cの値は次のように表される。また、データの左方を上 位、右方を下位と呼ぶ。 解答 エ 解法 排他的論理和(XOR)は "XOR 1"(1との排他的論理和)の結果は演算元のビットが 反転したものとなる。この特徴を生かして あるビット列の中で特定の部分だけ を反転させたい場合に 排他的論理和が用いられる。 問題は "8ビットをデータXと 8ビットのデータ 00001111をビットごとに排他 的論理和"なので エのXの上位4ビットはそのまま 下位4ビットは0, 1が反転す るが正しい。 H23特70 同じ装置が複数接続されているシステム構成のうち,システムが停止する可能性 の最も低いものはどれか。ここで,は装置を表し,並列に接続されている場合は いずれか一つの装置が動作していればよく,直列に接続されている場合はすべて の装置が動作していなければならない。 解答 エ 解法 稼働率として仮の値である 0.9 を当てはめて考える。 装置単体での稼働率をRとすると、 直列に接続されている部分の稼働率は R2、 並列に接続されている部分の稼働率は 1 - (1 - R)**2 ア 0.9×0.9 = 0.81 イ 1 - (1 - 0.9)**2 = 1 - 0.12 = 0.99 ウ 0.9×0.9×0.9 = 0.729 エ 1 - (1 - 0.9)**3 = 1 - 0.13 = 0.999 「システムが停止する可能性の最も低いもの」なので 最も稼働率の高いエが正 解である。 H23特71 あるシステムにおいて, MTBFとMTTRがどちらも1.5倍になったとき,稼働率はど うなるか。 ア 2/3倍になる。 イ 1.5倍になる。 ウ 2倍になる。 エ 変わらない。 解答 エ 解法 稼働率は MTBF/(MTBF+MTTR)で求められる。 MTBFとMTTRがどちらも1.5倍なので  (1.5×MTBF)/ (1.5×MTBF+1.5×MTTR) =(1.5×MTBF)/ 1.5(MTBF+MTTR) =MTBF/ (MTBF+MTTR) //1.5で分子・分母を割り約分する 稼働率は変わらないのでエ。 H23特72 関係データベースに関する記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 関係データベースにおいて,レコード(行)を一意に識別するための情報を a と 言い,表と表を特定の b で関連付けることもできる。 a b ア エンティティ フィールド イ エンティティ レコード ウ 主キー フィールド エ 主キー レコード 解答 ウ 解法 エンティティ データベース設計において 実体を表す。 主キー テーブル(表)の中で ある一つの行を一意に特定できる値を保持する属性(列)。 フィールド 関係データベース定義される二次元の表の中で「列」に相当する。 レコード 関係データベース定義される二次元の表の中で「行」に相当する。 よってウ。 H23特81 問81 プログラム言語に関する次の記述a〜cのうち,適切なものだけをすべて挙げたも のはどれか。 a. 機械語やアセンブリ言語で作成されたプログラムは,特定のCPUに依存す ることなく実行できる。 b. コンパイラで変換されるプログラムは,最終的には機械語に変換されてか ら実行される。 c. 人間の言葉に近い規則をもったプログラム言語(高水準言語)を活用すれば, 機械語では実行できない複雑な演算が実行できるプログラムが開発できる。 ア a イ a,c ウ b エ b,c 解答 ウ 解法 a. 誤り。CPUの仕様が異なれば機械語もそれぞれのCPUごとに異なる。 b. 正しい。すべてのプログラミング言語で書かれたプログラムは 最終的に 機械語に翻訳されないと実行することができない。 c. 誤り。高水準言語を含めて すべての命令は機械語に翻訳してから実行さ れる。 よってウ。 ----------------- 東北公益文科大学 公益学部 公益学科 2年 宮原絵美里 c110188@f.koeki-u.ac.jp -----------------