第 1 回 イントロダクション / 数値の表現 レポート課題 氏名:菊地祐司 学籍番号:C110068A 語学クラス:英語5 コース(系):政策マネジメント H22春期 問52 2進数1.101を10進数で表現したものはどれか。 ア 1.2 イ 1.5 ウ 1.505 エ 1.625 解答: エ 解説 2進数の各桁を足して計算する。1の位では0冪小数点1の位では-1の冪など 1.101= 1+0.5+0+0.125= 1.625 H22春期 問53 変数 AとB に格納されているデータを入れ替えたい。データを一時的に格納する ための変数を TMP とすると、データが正しく入れ替わる手順はどれか。ここで "x ← y"は、yのデータで xの内容を置き換えることを表わす。 ア TMP←A イ TMP←A ウ TMP←B エ TMP←B ↓ ↓ ↓ ↓ A←B A←B A←B A←B ↓ ↓ ↓ ↓ B←A B←TMP B←TMP B←A 解答: イ 解説 変数 "TMP"に変数"A"の値を代入し、変数"A"に変数"B"の値を代入する。変数"B" に変数"TMP"の値を代入という順番で処理を行うことで変数"A"と変数"B"の値を 入れ替えることができる。 H22春期 問54 Xさんは、Yさんにインターネットを使って電子メールを送ろうとしている。電子 メールの内容を秘密にする必要があるので、公開鍵暗号方式を用いて暗号化して 送信したい。電子メールの内容を暗号化するのに使用する鍵はどれか。 ア Xさんの公開鍵 イ Xさんの秘密鍵 ウ Yさんの公開鍵 エ Yさんの秘密鍵 解答: ウ 解説 公開鍵暗号方式では、“暗号文を作り出す鍵”と“暗号文を元に戻す鍵”が異な る。“暗号文を作り出す鍵”とは公開鍵と呼ばれていて、通信相手に知らせる鍵 としてインターネット上でも渡すことができる。だれでもこの公開鍵で暗号文を 作成でき、鍵を公開している人に送ることができる。暗号文の受け手は、“暗号 文を元に戻す鍵”である秘密鍵を使用する。秘密鍵は公開鍵とペアになっており、 本人だけが分かるように厳重に管理されている。その秘密鍵を使用し、暗号文を 復号する。したがって、暗号化に必要なのはYさんの公開鍵である。 H22春期 問55 セルD2とE2に設定した 2種類の仮の消費税でセルA4とA5の商品の税込み価格を計 算するために、セルD4に入れるべき計算式はどれか。ここで、セルD4に入力する 計算式は、セルD5、E4及びE5に複写して使うものとする。 --------------------------------------------------------------------- | | A | B | C | D | E | |---|-------|------------|-------|-----------------|----------------| | 1 | | | | 消費税率1 | 消費税率2 | |---|-------|------------|-------|-----------------|----------------| | 2 | | | 税率 | 0.1 | 0.2 | |---|-------|------------|-------|-----------------|----------------| | 3 |商品名 | 税抜き価格 | | 税込み価格1 | 税込み価格2 | |---|-------|------------|-------|-----------------|----------------| | 4 |商品A | 500 | | 550 | 600 | |---|-------|------------|-------|-----------------|----------------| | 5 |商品B | 600 | | 660 | 720 | --------------------------------------------------------------------- ア B4*(1.0+D2) イ B$4*(1.0+D$2) ウ $B4*(1.0+D$2) エ $B$4*(1.0+$D2) 解答: ウ 解説 表計算ソフトでは、計算式を入力したセルをコピーして別のセルに貼り付けると、 計算式の中で指定されているセル番地が貼り付けられたセルとの相対距離の分だ け自動で移動する。この際、商品の金額に値するB4の手前に$を、消費税率に当 たるD2の間に$を入れることで表計算ソフトに計算させることができる。 H22春期 問56 PCのOSに関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア OSが異なっていてもOSとアプリケーションプログラム間のインターフェイス は統一されているので、アプリケーションプログラムはOSの種別を意識せずに処 理を行うことができる。 イ OSはアプリケーションプログラムに対して、CPUやメモリ、補助記憶装置など のコンピュータ資源を割り当てる。 ウ OSはファイルの文字コードを自動変換する機能をもつので、アプリケーショ ンプログラムは、ファイルにアクセスするときにファイル名や入出力データの文 字コード種別の違いを意識しなくても処理できる。 エ アプリケーションプログラムが自由にOSの各種機能を利用できるようにするため に、OSには、そのソースコードの公開が義務付けられている。 解答: イ 解説 OSはアプリケーションプログラムに対して、CPUやメモリ、補助記憶装置などの コンピュータ資源を割り当てる ア OSが異なると、アプリケーションもそれに対応したプログラムを用意しなけ ればならない。 ウ OSには文字コードの変換機能は存在していない。よって文字化けする可能性 がある。 エ 一部のオープンソースのもの除いてOSのソースコードは公開されていない。 H22春期 問57 図に示すあるシステムの運転状況において、区間Aにおける平均故障間隔(MTBF) は何時間か。 経過時間 ---------------------------------------------------------------------→ 稼動中 稼動中 稼動中 300時間 200時間 100時間 故障修理中 故障修理中 故障修理中 故障修理中 10時間 10時間 20時間 30時間 ←----------------------------------------------------→ 区間A ア 20 イ 110 ウ 200 エ 220 解答: ウ 解説 平均故障間隔とは、故障が治り正常に稼動してからつぎに故障するまでの 期間である。したがって、 (300+200+100)/3=200となる。 H22春期 問58 電子メールで使用されるMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)に関す る記述として、適切なものはどれか。 ア 画像ファイルなどの添付ファイルを電子メールで送る方法 イ 公開鍵暗号方式を用いて、電子メールを暗号化する方法 ウ 電子メールの本文をHTMLで記述することで、Webページのようなレイアウトや デザインを実現する方法 エ メールサーバから利用者の端末に電子メールを転送する方法 解答: ア 解説 イ PGP(Pretty Good Privacy)の説明 ウ RFCで規定され、HTMLを解釈して表示するのにはブラウザの機能がつかわれて いる。 エ POPプロトコルの説明 H22春期 問59 Webで使用されるCookieに関する記述として、適切なものはどれか。 ア HTMLによる文章のレイアウトを、細かく指定できるフォーマット規格である。 イ HTTPに暗号化の機能を追加したプロトコルである。 ウ Webサーバと外部のプログラムが連携し、動的にWebページを生成する仕組み である。 エ アクセスしてきたブラウザに、Webサーバからの情報を一時的に保存する仕組 みである。 解答: エ 解説 Cookieとは、インターネットにアクセスしてきたクライアントに対してWebサー バ上からそのクライアントのパソコン上にデータを保存する仕組みのことである。 ア CSSの説明 イ HTTPSの説明 ウ CGIの説明 H22春期 問60 ある音をコンピュータのファイルにデータとして記録するとき、符号化ビット数 を8ビットとしている。符号化ビット数を16ビットに変更し、同じ音をサンプリ ング周波数で記録した時の説明として、適切なものはどれか。 ア 音の振幅をより細かく記録できる。 イ 記録時間が同じ場合、データ量は少なくなる。 ウ 記録したデータの加工に必要なCPUの負担は減る。 エ 記録できる周波数の上限が高くなる。 解答: ア 解説 8ビットであれば、256通りの振幅となり、16ビットとなれば65536通りの振幅で 表わせることができる。したがってより高音質に記録することが可能となる。 イ データ量は増加している ウ データ量が増加しているので、CPUの負担は増加している エ 記録できる周波数が高くなるわけではない H22春期 問88 音声信号をディジタル化する。図の時刻 1 から時刻 5 のタイミングで標本化を 行い、4段階に量子化(標本点が最も近い段階を選択)を行った。その後2ビッ トで符号化を行った。結果は "11 01 00 10 11"であった。図の手法でディジタ ル化を行うと "01 00 10 11 01"となる音声信号を示す図はどれか。 解答: イ 解説 時刻1から時刻5までで一番近いもので表現していくと、 ア 01 01 00 10 11 ウ 01 00 10 11 10 エ 01 00 10 10 01 となる。 参考文献 「セキュリティー用語辞典」アイティメディア株式会社 http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/dictionary/indexpage/securityindex.html 「IT用語辞典」株式会社インセプト http://e-words.jp 「ITパスポート試験ドットコム」ミルキー http://www.itpassportsiken.com/index.html