直角三角形の長辺の長さを求める三平方の定理では、 三角形の辺の長さは負の値を取らない。 長辺以外の辺に負の値が入っていたら、止めなくてはならない。 このような場合、論理演算子を使う。 直角三角形 ABC の長辺の長さ a を、 残りの二辺 b, c から三平方の定理を用いて計算するプログラム hypotenuse.rb を作ろう。定義部分で、 残りの 2 辺が負であれば計算を止めるように設定したい。
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def pythagoras(x, y)
if x < 0 || y < 0 # x が負または y が負の値を代入された場合
return nil # 計算を止めよ
end
sum = (x**2 + y**2) ** 0.5 # そうでなければ長辺を計算せよ
end
:
簡単な論理演算子についてまとめておく。
# # 条件 A || 条件 B # 条件 A または条件 B # # 条件 A && 条件 B # 条件 A かつ条件 B
return 文についてもまとめておく。
# # return 値 # 値を返す # # return nil # 計算を止めてしまう場合