display で -geometry という option を使うと、 左上端部の位置を指定することができる。 左上端から原点とした座標位置を指定することによって可能となる。
%display -geometry +右への距離+下への距離 画像.png &
原点に出力する場合は
% display -geometry +0+0 画像.png &
パラパラマンガ的にくり返すこともできる。 animate というコマンドを使う。 para1.png, para2.png, ..., para6.png と用意したとき、
%animate -delay 100 para*.png &
とすると、パラパラが 1 秒ごとでくり返される。-delay で、 パラパラの早さを指定できる。 default は 1 で、1/100 秒の意味である。
先にパラパラとめくるメモ用紙部分を作成してから、パラパラ部分を描くと、 パラパラがブレずに済む。
枚数を多く、早く取り替えると動きが滑らかになる。
convert コマンドを使って、 gif アニメーションにすることもできる。 gif アニメーションは、ホームページで使用できる。
%
convert -delay 30 imm080*.png imm081*.png imm08_mars.gif
として、作った例:
先ほどの絵を動かしてみよう。 display_move.rb
#!/usr/koeki/bin/ruby
i = 0
while i < 700
system("display -geometry +#{i}+0 bear.png &")
sleep 1
system("pkill -U `whoami` display")
i += 100
end