データは個性的なものが多かった。 情報処理の意味とは、無数のデータから、 必要な情報を取りだして提言することにある。
検索をおっかなびっくりしているようで、 冒険する学生とそうでない学生でまず分かれた。 冒険したものの、結果が予想と反した場合に、 なぜそうなったのかを議論するかしない (あるいは議論していても根拠に間違いがある)かで、 採点に違いがある。
間違いの多くは、「正規表現は文字列を探すのであり、 数値の大小を探していない」ことが理解されていないためだと思われた。 19[3-5]\d とすると、1930 年代から 1950 年代までのものを探す。 180 センチ以上なら、1(8|9)\d などとすればよいだろう。 この数値を判断する場合はプログラム上で、 とってきた数字を数値化し、条件を課すことになる。
個人作品につなげていけるようなものが多かったので、 次回以降も正規表現を深めていってほしい。