今回は初めてプログラムを作成し、そのレポートを作成した。 レポートに必要な項目が抜けている学生が多かった。 評価の低い学生は、項目を確認し、再提出しておくとよい。
今回は計算が暗算でもできるものを選んだ学生が多かったが、 その場合でも、bc -l で計算を追って、 計算したことを示す(=プログラムの意味を考えたということを示す)必要がある。
考察では、計算結果を確かめることは基本で、発展として、 数値を変更した場合や、他の改良点などをつけくわえた場合などを記す。
TA や知り合いの先輩によく聞いて、講義中にどのように臨んだか、 レポートはどのように取り組んだか、などを参考にするとよい。
本学の学生はほとんどプログラミングは初めての経験であるが、 毎年、担当クラスからは情報処理関係に就職する学生が 5 % -- 10% 出る。就職活動途中から情報処理の職種を希望するようになる学生も多い。 レベルを落とすとこのような学生たちの就職の機会を奪ってしまいかねないので、 今年度も例年と変わりなく講義を行う。 今年度は聞き逃す学生が多いので、復習をよく行ってほしい。
項目が抜けていないレポートを掲載する。