科目名              担当教員     定員       開講時期 公益自由研究 西村まどか 最大定員数程度 前期 【テーマ】                            線形代数の初歩を学ぶ 【講義概要】                               輪講形式で、線形代数の初歩を学び、自然科学的な表現方法と発表方法に慣れる。 自主的な勉強会をあらかじめ行い、輪講の準備を行う。 毎回、講義前の指定期日までにレポートを提出する。 各自のレポートをもとに、発表担当者が担当し、残りの学生は説明について質問する。 輪講の担当は 6 回程度。 【講義のねらい・到達目標】                             行列の概念や応用と計算技術について学び、数学の必要な分野の学習を補う。 【授業計画】                               イントロダクション     ベクトルと行列の加法と減法 ベクトルと行列の積 いろいろな行列 行列の基本変形 部分ベクトル空間 行列のランク 行列式 射影と射影行列 固有値と固有ベクトル 対称行列の固有値と固有値ベクトル 分割行列による計算 テンソル テンソルの物理例 まとめ 【評価方法】                                    出席、毎回のレポート提出、輪講時の発表態度、参加度の得点により評価する。 【その他(テキスト、参考書、注意事項等)】                     和達三樹「物理のための数学」岩波書店, ISBN-4-00-007650-7 三宅敏恒「入門線形代数」培風館, ISBN-4-563-00216-X 【受講生への一言】                                演習前のレポート準備に時間をかける必要がある。数学の初歩から学ぶ学生を対象とする。 例年どおり、後期以降も引き続き自主的な勉強会を開催する予定である。