第14回 情報処理基礎論 a レポート課題 氏名:進藤未夢 学籍番号:c1081131 語学クラス:英語2 コース(系):社会系 H21春中問C PC関連機器の販売管理業務に関する次の記述を読んで、問97〜100に答えよ。 I社は、企業に対してPC関連機器の販売を行っており、販売管理業務の情報をデー タベースによって管理している。図1に示すデータベースとデータベース管理シ ステムの印刷機能を使って、販売時に図2の請求書を発行する。 各商品の販売単価は適宣変更され、新たな販売単価として更新日時が販売単価表 の該当レコードに上書きされる。また、取引きを行う企業(以下、取引先という) の担当者は原則1人であるが、取引先によっては部署ごとに1人存在することがあ る。取引先コードは、取引先ごとに採番する。 商品表 商品コード | 商品名 | 分類コード | メーカコード | 仕入先コード 販売単価表 商品コード | 販売単価 | 更新日時 取引先表 取引先コード |取引先名 取引先担当者表 取引先コード | 部署名 | 所在地 | 名前 | 役職 | 電話番号 H21春問97 I社は、月末に図1の各表のデータをバックアップしている。取引先担当者表が次 のような構成となっているとき、取引先担当者表を記録するには、少なくとも何 kバイトの領域を確保する必要がある。ここで、バックアップでは、データの圧 縮は行わないものとする。 [取引先担当者表の構成] ・件数:10,000件 ・取引先コード、電話番号:それぞれJISの1バイトコードで10文字 ・部署名:JISの2バイトコードで20文字 ・所在地:JISの2バイトコードで40文字 ・名前、役職:それぞれJISの2バイトコードで10文字 ア 1,000 イ 1,500 ウ 1,800 エ 2,000 解答 ウ 解法 取引先担当者表の1件のレコードを記録するために必要な記憶容量を求める。 各項目に必要な記憶容量は、 取引先 1 * 10 = 10バイト 電話番号 1 * 10 = 10バイト 部署名 2 * 20 = 40バイト 所在地 2 * 40 = 80バイト 名前 2 * 10 = 20バイト 役所 2 * 10 = 20バイト となる。レコード1件当たりの記憶容量は、 10 + 10 + 40 + 80 + 20 + 20 = 180バイト となる。 バックアップに必要な記憶容量を計算する。 レコードの件数は全部で10,000件なので、取引先担当者表をバックアップするた めに必要な記憶容量は、 180 * 10,000 = 1,800,000バイト となる。 1,800,000をkバイトにすると、 1kバイト = 1,000バイトなので、1,800,000 / 1000 = 1,800kバイト になる。よって、答えは「ウ」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年秋期 日経BP社 情報を記録するには何kバイトの領域を確保する必要があるか http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343491/?ST=selfup ---------------------------------------------------------------------- H21春問98 図1の取引先担当者表のレコードを一意に特定するための主キーとして、適切な ものはどれか。 ア 取引先コード イ 取引先コード、名前 ウ 取引先コード、部署名 エ 名前、役職 解答 ウ 解法 主キーとは、データベースの中から、ある一組のデータセットを一意に識別する ための情報。主キーに設定された項目は、複数のレコード間で重複することは許 されず、主キーを持たないレコードが存在してもならない。主キーは1つの項目 とは限らず、複数の項目を組み合わせて主キーとしている場合もある。 問題文に、「取引きを行う企業(以下、取引先という)の担当者は原則1人である が、取引先によっては部署ごとに1人存在することがある。」とある。データベー スの構造を設計するときには、原則だけでなく、例外のレコードも格納できるよ うに配慮する。 もし、取引先の担当者が1人なら、主キーば取引先コードとなる。ただし、ここ では例外として「取引先によって部署ごとに1人存在することがある」ので、こ のレコードも格納できるように主キーを決定する。これを満たす主キーは、取引 先コードの部署名を加えた、「取引先コードと部署名」の組み合わせになる。 よって、答えは「ウ」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年秋期 日経BP社 レコードを一意に特定するための主キーとして適切なものはどれか http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343533/?ST=selfup IT用語辞典 e-Words 齊藤 文彦 主キー 【primary key】 http://e-words.jp/w/E4B8BBE382ADE383BC.html ---------------------------------------------------------------------- H21秋問70 0から1までの一様乱数からXとYを取り出すことを600回繰り返す。このときYXとなる確率も0.5である と推測できる。 正方形の面積1に対して三角形の面積は0.5である。 XとYを取り出すことを600回繰り返すので、プロットされる点の数は全部で600個 です。このうち、Y