第14回 情報処理基礎論 a レポート課題 氏名:讃岐彩華 学籍番号:c1081042 語学クラス:英語2 コース(系):社会系 H21春問64 8進数の55を16進数で表したものはどれか。 ア 2D イ 2E ウ 4D エ4E 解答ア 解法 2進数と8進数、2進数と16進数の対応表を作る。 2進数 :0|1|10|11|100|101|110|111| -------------------------------- 8進数 :0|1| 2| 3| 4| 5| 6| 7| -------------------------------- 16進数:0|1| 2| 3| 4| 5| 6| 7| --------------------------------- 2進数 :1000|1001|1010|1011|1100|1101|1110| ------------------------------------------ 16進数: 8| 9| A| B| C| D| E| 8進数が5のとき、2進数は101である。 問題は55なので、101を二つ並べると、101101になる。 次に、この101101の2進数を16進数に変換する。 16進数にする場合は、右から4桁ごとに区切るので、 0010, 1101 の2つで16進数の対応表を見る。 2進数が0010のとき、16進数は2。 2進数が1101のとき、16進数はDである。 よって、答えは2Dのアとなる。 **************************************************************** H21秋問73 複数のコンピュータを連携させ、全体を1台の高性能のコンピュータで あるかのように利用する。連携しているコンピュータのどれかに障害が 発生した場合には、ほかのコンピュータに処理を肩代わりさせることで、 システム全体として処理を停止させないようにするものはどれか。 ア クラスタシステム イ デュアルシステム ウ デュプレックスシステム エ マルチプロセッサシステム 解答 ア 解法 答えはアのクラスタシステム。 クラスタシステムは、複数のコンピュータが連結され、利用者や他の コンピュータに対して全体で1台のコンピュータであるかのように振舞う システム。 クラスタ化されたコンピュータ群はまとめて1台のコンピュータを扱う ように管理・運用することができ、1台が障害などで停止してもシステム 全体が止まることなく処理を続行したまま修理や交換が行える。 イのデュアルシステムは、システムを2系統用意して、常に同じ処理を 行わせる方式。結果を相互に照合・比較することにより高い信頼性を得る ことができ、片方に障害が生じた際も、もう片方で処理を続行しながら 復旧にあたることができる。 ウのデュプレックスシステムは、システムを2系統用意するところは デュアルシステムと同じだが、こちらは普段の処理を片方で行い、もう片方 のシステムは障害発生に備えて待機させておく。 参考文献 クラスタシステムとは[cluster system] IT用語辞典 e-Words http://e-words.jp/w/E382AFE383A9E382B9E382BFE382B7E382B9E38386E383A0.html デュアルシステムとは[dual system] IT用語辞典 e-Words http://e-words.jp/w/E38387E383A5E382A2E383ABE382B7E382B9E38386E383A0.html デュプレックスシステムとは[duplex system] IT用語辞典 e-Words http://e-words.jp/w/E38387E383A5E38397E383ACE38383E382AFE382B9E382B7E382B9E38386E383A0.html **************************************************************** H22春問52 2進数1.101を10進数で表現したものはどれか。 ア 1.2 イ 1.5 ウ 1.505 エ 1.625 解答 エ 解法 小数点以下の2進数を10進数にするには、整数で2倍していくのと反対に、 1/2倍にしていく。 整数部分の1は、1 * 2^0 = 1 小数点以下は左から、 1 * 2^-1 = 1 * 1/2 = 0.5 0 * 2^-2 = 0 * 1/4 = 0 1 * 2^-3 = 1 * 1/8 = 0.125 これらを全て足すと、 1 + 0.5 + 0.125 = 1.625 となる。 よって、答えはエとなる。 参考文献 **************************************************************** H21秋中問B 会員データの分析に関する次の記述を読んで、問93〜96に答えよ。  フィットネスジムに勤めるAさんは、会員管理システムのデータを基に、 PCのデータベースソフトを利用して、利用状況の分析を行うことにした。 図1に示す構造をもつ会員管理システムの会員表及び入館表から、20代〜 50代の会員についてのデータを1か月分取得した。 会員表 [会員番号][会員名][性別][年齢] 入館表 [会員番号][日付][入館時刻] 図1 会員表及び入館表のデータ構造  利用状況の分析を始めるために、取得した会員表及び入館表から 図2に示す構造をもつ会員利用分析表を作成した。  会員利用分析表  [会員番号][会員名][性別][年齢][日付][入館時刻] 図2 会員利用分析表のデータ構造  作成した会員利用分析表のデータを基に、表に示す性別年代別利用者数 一覧を作成した。人数は延べ人数であり、1か月間の利用回数を表している。 表 性別年代別利用者数一覧 ------------------------- | 性別 | 年代 |人数(人) | ------------------------- | | 20代 | 56| | -----------------| | | 30代 | 114| | -----------------| | 男性 | 40代 | 227| | -----------------| | | 50代 | 295| | -----------------| | | 小計 | 692| |-----------------------| | | 20代 | 100| | -----------------| | | 30代 | 215| | -----------------| | 女性 | 40代 | 348| | -----------------| | | 50代 | 227| | -----------------| | | 小計 | 890| ------------------------- **************************************************************** [テクノロジ] 問93 図2に示す会員利用分析表の作成方法について、適切なものはどれか。 ア 会員表と入館表を、会員番号をキーにして結合する。 イ 会員表を会員番号で整列し、入館表から射影する。 ウ 入館表の会員番号をキーにして、会員表を選択する。 エ 入館表を会員番号で整列し、会員表を選択する。 解答 ア 解法 会員利用分析表は会員表と入館表を合わせて作ったもの。 2つの表に共通しているのは会員番号なので、この会員番号をキーにして 結合すればいいと考えられ、答えはアとなる。 **************************************************************** [ストラテジ] 問94 表の性別年代別利用者数一覧の分析として、適切なものはどれか。 ア 女性30代は、男性40代よりも利用者が多い。 イ 同年代で比較すると、すべての年代で女性の利用者の方が多い。 ウ 男性は50代、女性は40代の利用者が最も多い。 エ 年代別利用者数を比較すると、男性女性ともに50代の利用者が最も多い。 解答 ウ 解法 それぞれの選択肢と表を照合してみると、 選択肢アは女性30代(215人)よりも男性40代(227人)のほうが利用者が多い。 選択肢イは、50代の利用者が男性295人、女性227人と、男性のほうが多い。 選択肢エは、男性は50代の利用者が最も多いが、女性は40代の利用者が最も 多くなっている。 よって、答えはウが正解となる。 **************************************************************** [ストラテジ] 問95 表の性別年代別利用者の構成比が分かるようにグラフ化した。次の図の 性別年代別構成比グラフのZに入る項目名として、適切なものはどれか。 ア 女性30代 イ 女性40代 ウ 男性40代 エ 男性50代 解答 エ 解法 この図は利用者の多い年代を男女別で集計したものであると考えられる。 最も利用者の多い女性40代が22%。 次に利用者の多いのは男性50代なので、Zにはエが入り、答えはエとなる。 **************************************************************** [ストラテジ] 問96 女性会員について、年代別に各時間帯に入館した人数の推移が分かる ようにグラフ化した。次の図の女性会員の年代別時間帯推移グラフの分 析として、適切なものはどれか。 ア 10〜14時と14〜18時の時間帯で比較した30代の増加率よりも、14〜18時と 18〜22時の時間帯で比較した40代の増加率の方が大きい。 イ 10〜14時と比べ14〜18時の時間帯では、50代の増加率が最も大きい。 ウ 14〜18時と比べ18〜22時の時間帯では、30代の増加率が最も大きい。 エ 時間帯が遅くなるとともに、すべての年代で入場者数が増加している。 解答 ア 解法 それぞれの選択肢と表を照合してみると、 選択肢アは、10〜14時と14〜18時の30代の増加率は、 ((75-25)/25)*100=20% 14〜18時と18〜22時の40代の増加率は、 ((220-53)/53)*100=315% グラフを見ても幅が全く異なり、40代のほうが大きいと分かる。 選択肢イは、50代の増加率が((45-44)/44)*100=2%と、最も大きいとはいえない。 選択肢ウも、増加率が最も大きいのは40代であるので間違っている。 選択肢エは、10〜14時と14〜18時の時間帯のあいだに、40代の入場者数が減少 しているので、すべての年代で入場者数が増加しているとはいえない。 よって、答えはアとなる。