第13回 情報処理基礎論 a レポート課題 氏名:小川 健太 学籍番号:c1090360 語学クラス:英語6 コース(系):地域共創 ※前回の試験で間違えた問題を中心に解きました。 H21 春 問54 問54 企業の情報セキュリティポリシの策定及び運用に関する記述のうち,適切 なものはどれか。 ア 各セキュリティ対策ソフトウェアに設定すべき内容の定義を明確にしなけれ ばならない。 イ 経営トップは情報セキュリティポリシに対する会社の考え方や取組み方につ いて,社員への説明を率先して推進しなければならない。 ウ 情報セキュリティポリシの策定においては最初に,遵守すべき行為及び判断 の基準を策定しなければならない。 エ 目標とするセキュリティレベルを達成するために,導入する製品を決定しな ければならない。 解答 イ 解説  情報セキュリティポリシーは,目標とするセキュリティレベルを達成す るために情報セキュリティに対する企業の考え方や取組み方を明文化 したもの。そのため,情報セキュリティポリシーを策定する作業は,企 業の経営トップ代表取締役などが中心となって行う必要がある。 また、情報セキュリティポリシーの運用にあたっては,情報セキュリティの内 容をすべての社員に周知徹底することも重要になる。よってそのことが 書かれているイが正しい。 参考 全問解説◆ITパスポート試験 情報セキュリティポリシの策定で,適切な ものはどれか http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090824/335904/?ST=selfup ***************************************************************************** H21 秋 問65 問65 IPアドレスに関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア 192.168.1.1のように4バイト表記のIPアドレスの数は、地球上の人口よりも多い。 イ IPアドレスは、各国の政府が管理している。 ウ IPアドレスは、国ごとに重複のないアドレスであればよい。 エ プライベートIPアドレスは、同一社内などのローカルなネットワーク内であ れば自由に使ってよい。 解答 エ 解説  IPアドレスはTCP/IPネットワークに接続されているコンピュータを認 識するための番号で、グローバルIPアドレスとプライベー トIPアドレスに分かれている。グローバルIPアドレスは、インターネッ トを経由してコンピュータ間を接続するときに利用されるIPアドレス。 プライベートIPアドレスは、インターネットと直接接続していない私的 なネットワークで利用するIPアドレスである。    グローバルアドレス: インターネットの中での住所にあたり、インター ネット上で通信を行なうためには必ず必要。     プライベートアドレス:組織内のネットワークに割り当てられたIPアドレ ス。組織内で自由に割り当てることができる。    よって、プライベートアドレスは同一社内ならば自由に割り当てることが 出来、そのことが書かれているエが解答として相応しいと分かる。 参考 全問解説◆ITパスポート試験    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343520/?ST=selfup     IT用語辞典 グローバルアドレス        http://e-words.jp/w/E382B0E383ADE383BCE38390E383ABE382A2E38389E383ACE382B9 .html IT用語辞典 プライベートアドレス http://e-words.jp/w/E38397E383A9E382A4E38399E383BCE38388E382A2E38389E383AC E382B9.html ***************************************************************************** H21 秋 問86 問86 デュアルシステムに関する記述として、適切なものはどれか。 ア 1台のコンピュータに複数のマイクロプロセッサを搭載し、並列処理ができるシステムのことである。 イ 2系統のコンピュータが、互いの処理結果を照合しながら同一処理を行うシステムのことである。 ウ 障害時に、予備のコンピュータに切り替えて処理を継続するシステムのことである。 エ 複数のコンピュータを直列に接続して、機能を分担するシステムのことである。 解答 イ 解説  デュアルシステム(dual system)は、同じ構成のコンピュータを2系統 用意し、同一処理を行うシステム。どちらかの系統に障害が発生した 場合は、その系統を切り離し、残りの系統で処理を続行する。冗長性が 高く、運用コストもかかりますが、高い信頼性を確保できる。 設問ではイがこのことについて説明しているので、イが正しい。 参考 全問解説◆ITパスポート試験 デュアルシステムに関する記述として、適 切なものはどれか http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343550/?ST=selfup ***************************************************************************** H22 春 問54 問54 Xさんは、Yさんにインターネットを使って電子メールを送ろうとしている。 電子メールの内容を秘密にする必要があるので、公開鍵暗号方式を用いて 暗号化して送信したい。電子メールの内容を暗号化するのに使用する鍵はどれか。 ア Xさんの公開鍵 イ Xさんの秘密鍵 ウ Yさんの公開鍵 エ Yさんの秘密鍵 解答 ウ 解説 公開鍵暗号方式とは、公開鍵と秘密鍵の対になる2つの鍵を使ってデータの 暗号化と復号化を行う暗号方式。公開鍵暗号方式では、暗号文を作り出す 鍵と暗号文を元に戻す鍵が異なる。暗号通信をしたい人は、まず2つの鍵 のペアを作成する。1つは暗号文を作り出す鍵で公開鍵と呼ばれ、通信相 手に知らせる鍵としてインターネット上でもやりとりでき、だれでもこの 公開鍵で暗号文を作成でき、鍵を公開している人に送ることができる。 暗号文の受け手は、公開鍵とペアになっている、本人だけが分かるように 管理された秘密鍵で復号する。   問題ではXがYに電子メールを送ろうとしているため、暗号化に使用する鍵 はYの公開鍵(Yが受信者であるため)。よってウが正しい。 参考 ITパスポート試験ドットコム http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q54.html ***************************************************************** H22 春 問56 問56 PCのOSに関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア OSが異なっていてもOSとアプリケーションプログラム間のインターフェイス は統一されているので、アプリケーションプログラムはOSの種別を意識せず に処理を行うことができる。 イ OSはアプリケーションプログラムに対して、CPUやメモリ、補助記憶装置な どのコンピュータ資源を割り当てる。 ウ OSはファイルの文字コードを自動変換する機能をもつので、アプリケーショ ンプログラムは、ファイルにアクセスするときにファイル名や入出力データ の文字コード種別の違いを意識しなくても処理できる。 エ アプリケーションプログラムが自由にOSの各種機能を利用できるようにする ために、OSには、そのソースコードの公開が義務付けられている 解答 イ 解説 OSとはoperating systemの略称。Operate(動く、作動する)。コンピュー タを制御し、アプリケーションソフトなどがコンピュータ資源を利用可能 にするためのソフトウェア。 設問に置いて、コンピュータ資源のことを述べているのはイなので、 イが正しい。 参考 ITパスポート試験ドットコム    http://www.itpassportsiken.com/kakomon/22_haru/q56.html 参考:IT用語辞典 http://www.weblio.jp/content/OS