第13回 情報処理基礎論 a レポート課題 氏名:戸澤翔平 学籍番号:c1081556 語学クラス:英語 コース(系):経営系 【問題】平成22年度問84 TCO(Toatal Cost of Ownership)の説明として、最も適切なものはどれか。 【選択肢】 ア システム導入後に発生する運用・管理費の総額 イ システム導入後に発生するソフトウェア及びハードウェアの障害に対応 するために必要な費用の総額 ウ システム導入時に発生する費用と、導入後に発生する運用・管理費の総額 エ システム導入時に発生する費用の総額 【解答】 ウ 【解法】 TCOとは、コンピュータシステムの導入、維持・管理などにかかる費用の総額。 Ownership…持ち主、所有権 システム導入時に費用が発生するので、アとイは間違いとなる。 また、システム導入時の費用以外にも、システムを維持・管理するのに費用がか かるので、エが間違いとなる。 よって、正解はウ 【参考文献】 Web TCOとは【Total Cost of Ownership】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典 http://e-words.jp/w/TCO.html ownership の意味 - 英和辞典 Weblio辞書 http://ejje.weblio.jp/content/ownership ------------------------------------------------------------------------- 中間A 在庫システムの開発計画に関する次の記述を読んで、問89〜92に答えよ。 Sさんは、在庫管理システム(以下、システムという)を構築するプロジェクト に参加することになった。 システムの開発計画は、プロジェクトにおける成果物及び完了基準を明確にした 上で、作業分割、作業内容定義、作業順序設定、作業期間見積り、スケジュール 作成の五つのステップに分けて順に実施される (1) 作業分割では、WBS(Work Breakdown Structure)を用いて、成果物の 作成作業を細分化する。WBSは、全体の作業を分割し、その構成要素を階層構 造として整理したものである。 (2) 作業内容定義では、分割した各作業の成果物と工数を定義する。 (3) 作業順序設定では、作業間の前後関係を決定する。 (4) 作業期間見積りでは、作業の工数を要員数で割ることで、作業期間を求める。 (5) スケジュール作成では、各作業期間を基に開始日と終了日を決定する。 Sさんは、先輩の指導の下で、図に示すWBSによるシステムの作業分割を実施した。 【問題】平成22年度問89 Sさんは、作業分割の図において、システム要件定義などのシステム開発作業全 体にかかわるものをサブシステム1,2…と同じ階層に記述するようにと、先輩 から指示を受けた。図のシステム要件定義と同じ階層に記述すべき作業として、 適切なものはどれか。 【選択肢】 ア システム監査 イ システム結合 ウ ソフトウェア結合 エ ソフトウェアコード作成及びテスト 【解答】 イ 【解法】 ソフトウェア結合とソフトウェアコード作成及びテストは、ソフトウェア設計の 後にくるので、ウとエは間違い。 システム監査は、システム開発の工程では、行わないのでアは間違いとなる。 よって、正解は残りの選択肢イ:システム結合となる。 【参考文献】 Web: 平成22年度春期・ITパスポート過去問・解説 平成22年度 春期 ITパスポート試験 問81-100 解答編 http://www.kazutxt.com/new/IP/h22s/a81-100.html ------------------------------------------------------------------------- 【問題】平成22年度問90 作業分割の図では、最初の段階でシステム開発作業全体にかかわるものとサブシ ステムに着目して分割している。Sさんが図のサブシステムごとに、次の段階で 行った作業分割の説明として、適切なものはどれか。 【選択肢】 ア 開発の工程別に作業分割した。 イ システム要件定義の項目ごとに作業分割した。 ウ ソフトウェアごとに作業分割した。 エ モジュールごとに作業分割した。 【解答】 ア 【解法】 サブシステムの次の工程でソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計と分か れている。ソフトウェア方式設計とソフトウェア詳細設計は開発の工程なので、 正解はアとなる。 【参考文献】 Web: 平成22年度春期・ITパスポート過去問・解説 平成22年度 春期 ITパスポート試験 問81-100 解答編 http://www.kazutxt.com/new/IP/h22s/a81-100.html ------------------------------------------------------------------------- 【問題】平成22年度問91 作業内容定義では、作業分割で作成したWBSを基に、担当、工数を加えた表を 作成した。次の表はその一部を示したものである。画面設計での作業5の作業間 には次に示す順序関係があるとき、画面設計のクリティカルパスの作業日数はど れか。図では、作業の流れを矢印で、作業名を矢印の上又は下に示している。 【選択肢】 ア 5 イ 9 ウ 10 エ 15 【解答】 ウ 【用語解説】 クリティカルパス(critical path)は最長経路。 生産工程やプロジェクトなどで、お互いに従属関係(前工程が終わらないと次工 程に進めないなど)にある複数の作業のうち、開始から終了までをつなぐ時間的 余裕のない一連の作業の集まりのこと。 【解法】 PERT図(アローダイアグラム)で書くと、クリティカルパスは下の図のようにな る。 4日 6日 ---- 画面一覧 ---- 画面フロー ---- | 0 |---------------→| 4 |---------------→| 10 | ---- ---- ---- \ ↑ 画面レイアウト\ ---- /画面入出力項目 3日 →| 7 |---------- 2日 ---- よって、正解はウ 【参考文献】 Web: 平成22年度春期・ITパスポート過去問・解説 平成22年度 春期 ITパスポート試験 問81-100 解答編 http://www.kazutxt.com/new/IP/h22s/a81-100.html クリティカルパス − @IT情報マネジメント用語事典 http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/criticalpath.html ------------------------------------------------------------------------- 【問題】平成22年度問92 Sさんは、作業期間見積りを行い、作業期間を基に作業の開始日と終了日を決定 し、スケジュール作成を行った。次の表はスケジュールの一部を示したものであ る。スケジュールを見た先輩から誤りを指摘された。Sさんが受けた指摘として、 適切なものはどれか。次の図は6月のカレンダであり、土日は作業を行わないも のとする。 【選択肢】 ア 帳票のレイアウトの工数は10なので、終了日は6月26日である。 イ 帳票レイアウト作業は、田中さんの前作業が重なるので終了日を6月 19日に設定できない。 ウ 帳票レイアウトの作業は、担当が2名割り当てられているので、終了日 を6月18日に設定することができる。 エ 帳票レイアウトの作業は、ほかの作業と比較して工数が多いので、作業 期間を長めに見積もる必要がある。 【解答】 イ 【解法】 作業工数は10日であるが、二人で作業をするため、終了日は6月26日で問題ない。 よって、アは間違い。 6月3日から始まり、4日後には終わるので6月19日に間に合う。しかし、次の作業 が6月9日に始まり、終わるのが6月15日なので、6月13日から始まる帳票レイアウ ト作業に間に合わない。 よって、正解はイとなる。 二人割り当てられるため、かかる日数は5日間で、6月18日に間に合う。 よって、ウは間違いとなる。 作業日数が多くても、工数(人日)で割り当てているので問題ない。 よって、エは間違いとなる。 【参考文献】 Web: 平成22年度春期・ITパスポート過去問・解説 平成22年度 春期 ITパスポート試験 問81-100 解答編 http://www.kazutxt.com/new/IP/h22s/a81-100.html