第9回 情報処理基礎論 a レポート課題 氏名:進藤未夢 学籍番号:c1081131 語学クラス:英語2 コース(系):社会系 H21春問74 データの送信側は受信者の公開鍵で暗号化し、受信側は自身の秘密鍵で復号す ることによって実現できる対策はどれか。 ア 送信者のなりすまし防止 イ 通信経路上でのデータの盗聴防止 ウ 通信経路上での伝送エラーの発生防止 エ 伝送経路上で改ざんされた部分のデータ復元 解答 イ 解法 公開暗号とは、対になる2つの鍵を使ってデータの暗号化・復号を行う暗号方式。 公開暗号で秘密のメッセージを送受信する場合、送信者は受信者が公開している 公開鍵を入手して暗号化を行なう。暗号化されたメッセージは受信者がもつ秘密 鍵でしか復号できないので、第三者に中身を解読されることはない。 よって、答えは「イ」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年秋期 日経BP社 データ受信者の公開鍵で暗号化することで実現できる対策は? http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343523/?ST=slfcer IT用語 e-Words 斉藤文彦 公開鍵暗号 [public key cryptosystem](非対称鍵暗号) http://e-words.jp/w/E585ACE9968BE98DB5E69A97E58FB7.html ------------------------------------------------------------------ H21春問84 関係データベースの主キーに関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア 関係データベースの各表は、主キーだけで関係付けられる。 イ 主キーとして指定した項目は、NULLを属性値としてもつことができる。 ウ 一つの表において、主キーとして指定した項目の値に同一のものがあった。 エ 一つの表において、複数の項目を組み合わせて主キーとしてもよい。 解答 エ 解法 主キーとは、データベースの中から、ある一組のデータセット(レコード)を一意 に識別するための情報。複数のレコード間で重複することは許されず、主キーを 持たないレコードが存在してもならない。主キーは必ずしも一つの項目とは限ら ず、複数の項目を組み合わせて主キーとして用いる場合もある。 よって、答えは「エ」。 レコードとは、一件ごとのまとまったデータの並びのことをレコードと呼ぶ。テー ブルごとに定められたフィールドの値で構成される。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年秋期 日経BP社 関係データベースの主キーに関する記述のうち適切なものは? http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343548/?ST=slfcer IT用語 e-Words 斉藤文彦 レコード [record] http://e-words.jp/w/E383ACE382B3E383BCE38389.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 主キー [primary key] http://e-words.jp/w/E4B8BBE382ADE383BC.html ------------------------------------------------------------------ H21秋問73 複数のコンピュータを連携させ、全体を1台の高性能のコンピュータであるかの ように利用する。連携しているコンピュータのどれかに障害が発生した場合に は、ほかのコンピュータに処理を肩代わりさせることで、システム全体として 処理を停止させないようにするものはどれか。 ア クラスタシステム イ デュアルシステム ウ デュプレックスシステム エ マルチプロセッサシステム 解答 ア 解法 クラスタシステムとは、複数のコンピュータが連結され、利用者や他のコンピュー タに対して全体で1台のコンピュータであるかのように振舞うシステム。 クラスタ化(複数のコンピュータを連結し、利用者や他のコンピュータに対して 全体で1台のコンピュータであるかのように振舞う技術)されたコンピュータ群は まとめて1台のコンピュータを扱うように管理・運用することができ、1台が障害 などで停止してシステム全体が止まることはなく、処理を続行したまま修理や交 換が行える。 デュアルシステムとは、情報システムの信頼性を高める手法の一つで、システム を2系統用意して、常に同じ処理をおこなわせる方式。片方に障害が生じた際も、 もう片方で処理を続行しながら復旧にあたることができる。 デュプレックスシステムとは、情報システムの信頼性を高める手法の一つで、シ ステムを2系統用意して、普段は片方で処理を行い、もう片方は障害発生に備え て待機させておく方式。主系に障害が生じたとき肩代わりするシステムを従系ま たは待機系、予備系などと呼ぶ。 マルチプロセッサとは、1台のコンピュータに複数のマイクロプロセッサを搭載 すること。 よって、答えは「ア」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年春期 日経BP社 複数のコンピュータを連携させ、1台のように振舞うシステムは? http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090903/336272/?ST=slfcer IT用語 e-Words 斉藤文彦 マルチプロセッサ [multi-processor](MP) http://e-words.jp/w/E3839EE383ABE38381E38397E383ADE382BBE38383E382B5.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 デュプレックスシステム [duplex system] http://e-words.jp/w/E38387E383A5E38397E383ACE38383E382AFE382B9E382B7E382B9E38386E383A0.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 デュアルシステム [dual system] http://e-words.jp/w/E38387E383A5E382A2E383ABE382B7E382B9E38386E383A0.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 クラスタ化 [クラスタリング] http://e-words.jp/w/E382AFE383A9E382B9E382BFE58C96.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 クラスタシステム [cluster system](クラスタ構成) http://e-words.jp/w/E382AFE383A9E382B9E382BFE382B7E382B9E38386E383A0.html ------------------------------------------------------------------ H21秋問74 インターネットからの不正アクセスを防ぐことを目的として、インターネット 内部ネットワークの間に設置する仕組みはどれか。 ア DNSサーバ イ WAN ウ ファイアウォール エ ルータ 解答 ウ 解法 DNSサーバとは、インターネット上でのコンピュータの名前にあたるドメイン名 を、住所にあたるIPアドレスと呼ばれる4つの数字の列に変換するコンピュータ。 WANとは、電話回線や専用線を使って、本社-支社間那ど地理的に離れた地点にあ るコンピュータ同士を接続し、データをやり取りすることを言う。 ファイアウォールとは、組織内のコンピュータネットワークへ外部から侵入され るのを防ぐシステム。第三者が侵入し、データやプログラムの盗み見・改ざん・ 破壊などが行われることのないように、外部との境界を流れるデータがファイア ウォール。 ルータとは、ネットワーク上を流れるデータを他のネットワークに中継する機器。 よって、答えは「ウ」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年春期 日経BP社 インターネットからの不正アクセスを防ぐ仕組みはどれか http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090903/336467/?ST=slfcer IT用語 e-Words 斉藤文彦 ルータ [router] http://e-words.jp/w/E383ABE383BCE382BF.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 ファイアウォール [firewall](FW) http://e-words.jp/w/E38395E382A1E382A4E382A2E382A6E382A9E383BCE383AB.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 WAN [Wide Area Network](広域通信網) http://e-words.jp/w/WAN.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 DNS [Domein Name server](ネームサーバ) http://e-words.jp/w/DNS-1.html ------------------------------------------------------------------ H21秋問76 業務アプリケーションソフトウェアを独自に開発せず、ソフトウェアパッケー ジを導入する目的として、最も適切なものはどれか。 ア 開発環境の充実 イ 開発コストの削減 ウ 開発手法の習熟 エ 開発担当者のスキルの向上 解答 イ 解法 ソフトエアパッケージとは、ソフトウエア本体とマニュアルなどがひとまとまり となって販売されているソフトウエア製品。 独自に開発しないので、手ごろな価格で購入できる。 多くのユーザーが使用しているので、品質が安定している。 よって、答えは「イ」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年春期 日経BP社 ソフトウェアパッケージを導入する目的として適切なものはどれか http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090903/336273/?ST=slfcer ------------------------------------------------------------------ H21秋問81 マクロウイルスに関する記述として、適切なものはどれか。 ア PCの画面上に広告を表示させる。 イ ネットワークで接続されたコンピュータ間を、自己複製しながら移動する。 ウ ネットワークを介して、他人のPCを自由に操ったり、パスワードなど重要な 情報を盗んだりする。 エ ワープロソフトや表計算ソフトのデータファイルに感染する。 解答 エ 解法 ワープロ文書などに埋め込まれて実行される「マクロ」と呼ばれる簡易プログラ ムの仕組みを悪用したコンピュータウイルス。ユーザーに気付かれないようにこっ そりと文書ファイルに「感染」して、自己増殖や破壊活動を行なうよう設計され たマクロがマクロウイルスである。 よって、答えは「エ」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年春期 日経BP社 マクロウイルスに関する記述として、適切なものはどれか。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090903/336474/?ST=slfcer IT用語 e-Words 斉藤文彦 マクロウイルス [macro virus](マクロ感染型ウイルス) http://e-words.jp/w/E3839EE382AFE383ADE382A6E382A4E383ABE382B9.html ------------------------------------------------------------------ H21秋問84 業務中に受信した電子メールの添付文書をワープロソフトで開いたら、ワープ ロソフトが異常終了した。受け取った電子メールがウイルスを含んでいた可能 性が考えられる場合、適切な処理はどれか。 ア PCをネットワークから切り離した後、OSの再インストールをする。 イ PCをネットワークから切り離した後、速やかにシステム管理部門の担当者に 連絡する。 ウ 現象が再発するかどうか、必要ならワープロソフトを再インストールして現 象を確かめる。 エ 社員全員にウイルス発生の警告の電子メールを発信する。 解答 イ 解法 OSの再インストールは、システム管理部門が判断するので、利用者の判断で行な うのは不適切である。よって、アは不正解。 現象を確かめている間に、ウイルス感染が拡大する可能性があるので、感染の疑 いがあるならPCをネットワークから切り離すことが適切。よって、ウは不正解。 社員全員にウイルス発生事実を知らせるのはシステム管理部門の役割です。よっ て、エは不正解。 イのPCをネットワークから切り離し、その後速やかにシステム管理部門の担当者 に連絡を入れると言うのが正解。 よって、答えは「イ」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年春期 日経BP社 電子メールがウイルスを含んでいた場合、適切な処理はどれか。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090903/336498/?ST=slfcer ------------------------------------------------------------------ H21秋問86 ディジタル署名に関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア 署名付き文書の公開鍵を秘匿できる。 イ データの改ざんが検知できる。 ウ データの盗聴が防止できる。 エ 文書に署名する自分の秘密鍵を圧縮して通信できる。 解答 イ 解法 デジタル署名とは、デジタル文書の正当性を保証するために付けられる、暗号化 された署名情報。 受信者は受け取った署名データを一定の手順でこれを検証することにより、文書 に署名を行なったが送信者本人であることや、文書が通信途上で改ざんされてい ないことなどを確認することができる。 よって、答えは「イ」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年春期 日経BP社 ディジタル署名に関する記述のうち、適切なものはどれか。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090903/336500/?ST=slfcer IT用語 e-Words 斉藤文彦 デジタル署名 [digital signature](デジタルシグネチャ) http://e-words.jp/w/E38387E382B8E382BFE383ABE7BDB2E5908D.html ------------------------------------------------------------------ H21秋問88  データベースの障害回復に用いられ、データベースの更新に関する情報が格納 されているファイルはどれか。 ア インデックスファイル イ バックアップファイル ウ ログファイル エ ロードモジュールファイル 解答 ウ 解法 インデックスとは、テーブルなどに格納されたデータをすばやく検索・抽出する ための識別データ・検索データなどのこと。 バックアップとは、データを写し取って保存すること。 ログとは、コンピュータの利用状況やデータ通信の記録をとること。操作やデー タの送受信が行われた日時と、行われた操作の内容や送受信されたデータの中身 などか記録される。 ロードモジュールファイルとは、そのまま主記憶にロードし、実際のOS上で実行 できる形式のプログラムファイル。 よって、答えは「ウ」。 参考文献 selfup 全問解説◆ITパスポート試験 平成21年春期 日経BP社 データベースの障害回復に用いられるファイルはどれか http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090903/336503/?ST=slfcer IT用語 e-Words 斉藤文彦 ログ [log] http://e-words.jp/w/E383ADE382B0.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 バックアップ [backup] http://e-words.jp/w/E38390E38383E382AFE382A2E38383E38397.html IT用語 e-Words 斉藤文彦 インデックス [index] http://e-words.jp/w/E382A4E383B3E38387E38383E382AFE382B9.html