第8回 情報処理基礎論 a レポート課題 氏名:及川 雄寛 学籍番号:c1090302 語学クラス:英語3 コース:政策マネジメント H21年春 中問A LANで構成されるシステムの障害を特定するための手順に関する次の記述を 読んで、問89〜92に答えよ。 Mさんの部署では、図に示すような、PC2台(PC1とPC2)、サーバ1台とプリン タ1台を、ハブ1台と4本のケーブルa〜dでつないだLANで構成されるシステ ムを使っている。 ________ _________ | サーバ | |プリンタ| -------- ---------- \ / a \ /b \ / ------------- | ハブ | ーーーーーー- / \ c/ \d / \ ------- -------- | PC1 | | PC2 | ------- -------- 図 LANの構成 このLANに接続されているプリンタは、プリントサーバ機能を有しており、 PCから直接プリンタに出力できる設定になっている。ある日、Mさんは PC1からプリンタに出力を行ったが、出力できなかった。前日に同じ処理 を行ったときは、出力できていた。 なお、各機器と各ケーブルの接続個所については、ソケットの不具合 は機器側の障害、コネクタの不具合はケーブル側の障害として切り分け られるものとする。また、障害が複数個所で同時に発生する可能性はな く、PC1では障害が発生していないものとする。 問89 障害の原因と考えられる構成要素は、LANを構成するPC2、サーバ、プリンタ、 ハブとケーブルa〜dの8つの中に幾つあると考えられるか。 ア 1 イ 2 ウ 3 エ 4 解答 エ 解説 今回の障害が発生しているのは、PC1からプリンタに出力を行ったができな かった、ということで、PC1〜プリンタに出力するための経路はPC1からケー ブルaを通り、ハブを通り、ケーブルbを通り、プリンタにいくという経路で 処理を行っていて、問題文から複数の個所で同時に障害が発生する可能性は 無く、PC1で障害は発生していないとするとあるので、先程の経路からPC1を 取り除いたところで障害が起こっていることになる。PC1を除くと、「ケー ブルa,bとハブ、プリンタ」の4つなので正解はエになる。 参考文献 ITパスポート.com http://www.itpassportsiken.com/ 中問A問89 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/21_haru/q89.html ******************************************************************************* H21年春 中問A 問90 Mさんは、障害の原因を追及するため、PC2からプリンタに出力できるかを 確認した。また、PC1とPC2をハブにつないでいるケーブルcとdをハブ側で 差し替えた場合、PC2からプリンタに出力できるかも確認した。どちらの 場合も、PC2から出力できるようであれば、障害の原因と考えられる構成 要素は、LANを構成するPC2、サーバ、プリンタ、ハブ、ケーブルa〜dの8 つの中に幾つあると考えられるか。 ア 0 イ 1 ウ 2 エ 3 解答 イ 解説 今回は、ケーブルのcとdをハブ側で差し替えしているので、ハブのソケット も障害個所の検討対象に含めることにします。 まず問題文から、PC2からプリンタに出力できるかを確認したので、今回の 経路である「PC2、ケーブルd、ソケットd、ハブ、ソケットb、ケーブルb、 プリンタ」に障害がないことが確認できたので障害の原因から除外できる。 また、問題文では、ケーブルcとdをハブ側で差し替えた場合でもPC2からプ リンタに出力できることを確認しているのでその経路である、「PC2、ケー ブルd、ソケットc、ハブ、ソケットb、ケーブルb、プリンタ」に障害はなく、 先程の経路と合わせてソケットcも原因から除外される。よって、残りの個 所であるケーブルcが障害の原因であると考えられる。ので正解はイとなる。 参考文献 ITパスポート.com http://www.itpassportsiken.com/ 中問A問90 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/21_haru/q90.html ******************************************************************************* H21年春 中問A 問91 Mさんは、障害の原因を特定するための手順を、流れ図に書いて考えてみ ることにした。このとき、次の図のXに入る適切な字句はどれか。 なお、次の流れ図は、作成途中のものである。 (問題の切分け) ------------ | | / \ / \ / \ /PC2からプ \ / リンタに出力\ No / できるか \ーーーーーー \ / | \ / | \ / \ / \ / \ / |Yes | | | / \ / \ / \ / \ / \ / PC1とPC2を\ /ハブにつない \ /でいるケーブル \ /cとdをハブ側で \ /差し替え、PC2から \ No \ プリンタに出力で /----------- \きるか / | \ / | \ / | \ / | \ / | \ / | \ / | \ / | \ / | \/ |Yes | | | | | ---------- --------- | | | X | --------- --------- 注 網掛け部分は、表示しないア PC1とハブをつなぐソケット、すなわちハブの故障ではないか。 イ PC1とハブをつなぐケーブルcの障害ではにか。 ウ プリンタとハブをつなつケーブルbの障害ではないか。 エ プリンタの障害ではないか。 解答 ア 解説 今回はXに入る物を選べばよいのだから、まず図の通りに「PC2からプリンタ に出力できるかを」確認し、これはできることでなければXにたどり着かな いので、出力できる。次の◆のは「ケーブルcとdをハブ側で差し替えて出力 できるか」ということなので、Xにいくためにはここは出力できてはいけな いので、この経路上にある構成要素に障害があると考えられる。最初の経路 で障害の発生の可能性がある個所は「ケーブルcとハブのソケットc」のどち らかで、今回の経路と同じなのは、ハブのソケットcだけなので、空欄Xに入 るのは、アになる。 参考文献 ITパスポート.com http://www.itpassportsiken.com/ 中問A問91 http://www.itpassportsiken.com/kakomon/21_haru/q91.html ********************************************************************** H22春中問B 問93 中問B:文献の貸出管理業務に関する次の記述を読んで、問93〜96に答えよ。 A社研究所の資料室では、文献の貸出管理業務を行なっている。文献の貸出管理 業務には、PCのデータベースソフトを活用した文献貸出管理システム(以 下、文献システムという)を利用している。 文献システムのデータベース構造は、次のとおりである。 社員表 -------------------------------- |社員番号|社員名|メールアドレス| ------------------------------- 文献表 ----------------- |文献番号|文献名| ----------------- 貸出表 -------------------------------------------------------------- |文献番号|文献名|社員番号|社員名|メールアドレス|貸出日|返却日| -------------------------------------------------------------- 保有する文献とか貸出についての条件は、次のとおりである。 [保有する文献とか仕出しに着いての条件] (1)同一文献は複数保有せず、文献ごとに固有な文献番号が採番されている。 (2)貸出期間は、貸出日を含んで最長二週間ある。ここで、返却された文献をそ の日に違う社員に貸し出すことは可能であるが、同じ社員に対して返却した 同一文献をその日のうちに貸し出すことはない。 貸し出しから返却までの手続きは、次のとおりである。 [貸し出しから返却までの手続] (1)社員は借りたい文献を書庫から取り出して、資料室の担当者(以下、担当者と いう)に手渡し、社員番号を提示する。 (2)担当者は文献システムを使って貸出処理を行い、社員に文献を手渡す。 (3)文献返却時、社員は担当者に文献を返却し、担当者は文献システムを使って 返却処理を行う。 文献システムにおける貸出処理と返却処理の仕様は、次のとおりである。 [貸出処理] (1)文献番号で文献表を検索し、文献名を取得する。 (2)社員番号で社員表を検索し、社員名とメールアドレスを取得する。 (3)貸出票のレコード(以下、貸出レコードという)を用意して、(1)、(2)で取得 した文献番号、社員番号、社員名、メールアドレスを設定し、貸出日に当日 の日付を、返却日に空白値を設定する。 (4)(3)で設定した貸出レコードを貸出表に追加する。 [返却処理] (1)文献番号で貸出票を検索し、返却日が空白値である貸出レコードを抽出する。 (2)抽出した貸出レコードの返却日に当日の日付を設定し、貸出表を更新する。 ------------------------------------------------------------------------------- 中問B問93:文献システムのデータベース構造の記述として、適切なものはどれか。 ア:貸出表の主キーは、文献番号と社員番号の組み合わせである。 イ:貸出表の主キーは、文献番号、社員番号と貸出日の組合せである。 ウ:社員表と貸出表の主キーは、社員番号である。 エ:文献表と貸出表の主キーは、文献番号である。 解答:イ 解法:貸出表の行は、返却時に削除されるものではない。よって、文献番号、社 員番号、貸出日の3つからなる複合キーを主キーとしなければ行を一意に識 別できないので、イが正解。 参考文献:トライデントコンピュータ専門学校より http://computer.trident.ac.jp/license/examin/index.html 平成22年度春期ITパスポート試験解説 http://computer.trident.ac.jp/license/examin/it22-am_spring.html -------------------------------------------------------------------------------- H22年春中問B問96 貸出日を含んで二週間を超えても返却していない社員に対して、連絡するために調査を行った。該当者を抽出する方法として、適切なものはどれか。 ア:貸出表の貸出日が空白値で、かつ、返却日が調査日から二週間以内のレコー ドを抽出する。 イ:貸出表の貸出日が調査日から二週間以上前のレコードを抽出する。 ウ:貸出表の返却日が空白値で、かつ、貸出日が調査日から二週間以上前のレコー ドを抽出する。 エ:貸出表の返却日が空白値のレコードを抽出する。 解答:ウ 解法:アは貸出日が空白値の行が存在しないので、誤り。 イはすでに返却されている文献も含まれてしまうので、誤り。 ウは選択欄の内容と合致するので、正解。 エはすべての未返却文献(二週間以内も含む)が抽出されてしまうので、誤 り。 参考文献:トライデントコンピュータ専門学校より http://computer.trident.ac.jp/license/examin/index.html 平成22年春期ITパスポート試験解説 http://computer.trident.ac.jp/license/examin/it22-am_spring.html -------------------------------------------------------------------------------- H22年春中問C:事業戦略立案に関する次の記述を読んで、問97〜100に答えよ。 健康食品メーカのS社の企画部では、健康菓子事業の戦略立案を進めており、自 社の状況を、SWOT分析での強み、弱み、機会、脅威に分類して認識し、採るべき 戦略を見当して二つの方針案を作成した。 S社の状況と方針案の概要は、次のとおりである。 [S社の状況] (1)営業拠点数が他社よりも少ない。 (2)競合するT社の健康菓子事業の撤退が決まった。 (3)競合他社よりも高い商品企画力をもっている。 (4)健康志向の高まりで、健康食品への関心が高まっている。 (5)工場の老朽化が進んでいる。 (6)少子化によって子供の人口が減少している。 (7)食品の安全性に対する消費者の目が厳しくなっている。 (8)顧客の会員化によって顧客情報が集まり、富裕層の会員獲得にも成功してい る。 [方針案の概要] 方針案1:強みを更に伸ばすために、情報システムを強化する。 方針案2:自社の事業の拡大を図るために、T社が撤退する事業を買収する。 ここ数年の健康菓子の市場シェアは、Q社25%、R社16%、S社12%、T社10%、 その他37%である。 -------------------------------------------------------------------------------- H22年春中問C問97 [S社の状況]を次の図のようなマトリックスで整理する。[S社の状況]の(1)と(2)を図のa〜dに分類するとき、適切な組合せはどれか。 -------------------- |有利な面 |不利な面| ------------------------------ |内部環境| a | b | ------------------------------ |外部環境| c | d | ------------------------------ ------------------------------------- |(1)を入れる場所 |(2)を入れる場所 | -------------------------------------------- | ア | b | c | -------------------------------------------- | イ | b | d | -------------------------------------------- | ウ | d | c | -------------------------------------------- | エ | d | d | -------------------------------------------- 解答:ア 解法:まず、SWOT分析[swot analysis]とは、目標を達成するために意思決定を必 要として いる組織や、個人の、プロジェクトやベンチャービジネスなどにおけ る、強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opporttunities)、脅威 (Threats)を評価するのに用いられる戦略計画ツールの一つである。組織や個人 の内外の市場環境を監視、分析している。 「(1)営業拠点数が他社よりも少ない」は、自社の問題なので、「内部環 境」、またきめ細かい営業活動が展開しにくいので「不利な条件」となる。 「(2)競合するT社の健康菓子事業の撤退が決まった」は、他社のことな ので「外部環境」、また競合他社が競合製品事業から撤退すればシェア が拡大する可能性が極めて高いので「有利な条件」となる。 よって、選択欄と合致する答えは、アとなる。 参考文献 Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3% 3%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 より SWOT分析:http://ja.wikipedia.org/wiki/SWOT%E5%88%86%E6%9E%90 トライデントコンピュータ専門学校より http://computer.trident.ac.jp/license/examin/index.html 平成22年度春期ITパスポート試験 解答・解説 http://computer.trident.ac.jp/license/examin/it22-am_spring.html ------------------------------------------------------------------------------- 2009年度 秋期 中間C PC関連機器の販売管理業務に関する次の記述を読んで、問97〜100に答えよ I社は、企業に対してPC関連機器の販売を行っており、販売管理業務の情報を データベースによって管理している。図1に示すデータベースとデータベース 管理システムの印刷機能を使って、販売時に図2の請求書を発行する。 各商品の販売単価は適宜変更され、新たな販売単価とその更新日時が販売単 価表の該当レコードに上書きされる。また、取引を行う企業(以下、取引先と いう)の担当者は原則1人であるが、取引先によっては部署ごとに1人存在する ことがある。取引先コードは、取引先ごとに採番する。 商品名 -------------------------------------------------------------- |商品コード| 商品名 | 分類コード | メーカコード | 仕入先コード | -------------------------------------------------------------- 販売単価表 -------------------------------- |商品コード| 販売単価 | 更新日時 | -------------------------------- 取引先表 ----------------------- |取引先コード| 取引先名 | ----------------------- 取引先担当者表 -------------------------------------------------------- |取引先コード| 部署名 | 所在地 | 名前 | 役職 | 電話番号 | -------------------------------------------------------- 図1 販売管理業務に関するデータベースの構造 ------------------------------------------------------------------------ | __________________________________________________________________ | | | 請求書 | | | ------------------------------------------------------------------ | | 平成YY年MM月DD日 | | | | [取引先名] [部署名] | | [役職] [名前] 様 | | [所在地] [電話番号] | | 東京都文京区本駒込X丁目XX番X号 | | 株式会社 I | | 下記のとおりにご請求申し上げます。 | | 伝票番号 XXXXXXXXXX | | ------------------------------------------------------------------- | | | 商品コード | 商品名 | 数量 | 単価 | 金額 | | | |--------------|------------|------------|------------|-------------| | | | | | | | | | | |--------------|------------|------------|------------|-------------| | | | | | | | | | | |--------------|------------|------------|------------|-------------| | | |______________|____________|____________|____________|_____________| | | | | 税抜 | 消費税 | 総額 | | | | 合計 |------------|------------|-------------| | | |____________|____________|____________|_____________| | |________________________________________________________________________| [テクノロジ] 問97 I社は、月末に図1の各表のデータをバックアップしている。取引先担当者が次 のような構成になっているとき、取引先担当者を記録するには、少なくとも何 kバイトの領域を確保する必要があるか。ここで、バックアップでは、データ の圧縮は行わないものとする。 [取引先担当者表の構成] ・件数:10,000件 ・取引先コード, 電話番号:それぞれJISの1バイトコードで10文字 ・部署名:JISの2バイトコードで20文字 ・所在地:JISの2バイトコードで40文字 ・名前, 役職: それぞれJISの2バイトコードで10文字 ア 1,000 イ 1,500 ウ 1,800 エ 2,000 解答 ウ 解法 データ容量を求めるために各構成ごと計算をしていく。 1 取引先コードと電話番号はそれぞれ10文字という事で (10文字*10文字)*1バイト = 20バイト 2 部署名は20文字で2バイトコードなので 20*2バイト = 40バイト 3 所在地は40文字で2バイトコードなので 4 名前、役職ともに10文字2バイトコードなので (10文字+10文字)*2バイト = 40バイト 5 各項目が10,000件なので (1+2+3+4)*10,000 = 180バイト* 10,000 = 1,800,000 バイト 1kバイト = 1000バイトなので 1,800,000 / 1000 = 1800kバイト 別の解き方として 180バイト * 10k = 1800kバイトとなる バックアップ データの写しを取って別の記憶媒体に保存すること. 破損やコンピュータウイルス感染などの事態に備えたり,データ移行時の トラブルに備えるのが目的. 参考文献 トライデントコンピュータ専門学校 http://computer.trident.ac.jp/license/examin/it21-am_autumn.html --IT用語辞典 e-wordsより-- http://e-words.jp/ バックアップ http://e-words.jp/w/E38390E38383E382AFE382A2E38383E38397.html -------------------------------------------------------------------------------- 2009年度 秋期 [テクノロジ] 問98 図1の取引先担当者表のレコードを一意に特定するための主キーとして,適 切なものはどれか. ア 取引先コード イ 取引先コード、名前 ウ 取引先コード、部署名 エ 名前、役職 正答 ウ 解答 一意: 一つの考え。また、考えが同じであること 問題文に「取引先の担当者は原則1人であるが、取引先によっては部署ごと に1人存在することがある」と述べられている。そのため原則一つの主キー であるが、例外のレコードも格納できるように配慮する。 よって、取引先コード+部署名の複合キーとなるため、ウが正解となる。 参考文献 -日系BPself up より- http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343533/ --IT用語辞典 e-wordsより-- http://e-words.jp/ レコード http://e-words.jp/w/E383ACE382B3E383BCE38389.html --kotobankより-- 一意 http://kotobank.jp/word/%E4%B8%80%E6%84%8F -------------------------------------------------------------------- 2009年度 秋期 [テクノロジ] 問99 図2の請求書を発行するのに図1の4種類の表を参照する必要がある。1枚の請 求書を発行するとき、4種類のレコードのそれぞれを参照する回数の大小関 係を示したものはどれか。 なお、請求書の発行作業の自転で、取引先コード、名前、部署名、購入 した商品ごとの商品コードと数量が分かっており、これらの値を使って 各表を参照する。参照では、主キーによって一つのレコードを取り出す操 作を1回と数える。また"商品表>販売単価表"という記述は、商品表の方が 販売単価表より表の参照回数が多いことを示している。 ア 販売単価表 = 商品表 = 取引先担当者表 = 取引先表 イ 販売単価表 = 商品表 ≧ 取引先担当者表 = 取引先表 ウ 販売単価表 ≧ 商品表 ≧ 取引先担当者表 = 取引先表 エ 販売単価表 ≧ 商品表 ≧ 取引先担当者表≧ 取引先表 解答 イ 解説 図2の請求書の仕様を参照すると、1回だけ印刷される項目と複数印刷され る項目が存在することが分かる。 **1回だけ印刷される項目** 取引先表 ー 取引先名 取引先担当者名ー 部署、役職、名前、所在地、電話番号 表を参照して値を得る必要があるのが、取引先名、役職、所在地、電話 番号である。 * 取引先名は「取引先コード」を参照し、一つのレコードを取り出す。1枚の 請求書を発行する時の参照回数は1回のみ。 * 役職、所在地、電話番号 取引先担当者の主キーである「取引先コード、部署名」によって参照し、 一つのレコードを取り出す。1枚の請求書発行時の参照回数は1回。 上記によって 取引先担当者名 = 取引先表 = 1 となる。 **複数印刷される項目** 商品表の項目 ー 商品名 販売単価表の項目 ー 単価 * 商品名は販売単価表の主キー「商品コード」によって参照され、1枚の 請求書を発行する際、明細の行がX行ある場合、参照はX回行われる。 * 単価は販売単価表の主キー「商品コード」によって参照され、1枚の 請求書を発行する際、明細の行がX行ある場合、参照はX回行われる。 よって4種類の関係を図にすると、 販売単価表:商品表:取引先担当者表:取引先表=X:X:1:1 の関係が分かる。よって参照する回数の大小関係は、 販売単価表=商品表≧取引先担当者表≧取引先表 となる。よって選択肢イが正解。 参考文献 -日系BPself up より- http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343534/