第5回 情報処理基礎論 a レポート課題 横山広樹 C109149A 英語 1 環境 H21秋問55 オープンソースソフトウェアに関する記述として、適切なものはどれか。 ア 一定の試用期間は無料で利用することができるが、継続して利用するには料 金を支払う必要がある。 イ 公開されているソースコードは入手後、改良しても良い。 ウ 著作権が放棄されている。 エ 有償のサポートサービスは受けられない。 解答 イ 解説 ア シェアウェアの説明なので間違い。 シェアウェアとは定められた無料期間の後、継続して利用する場合は、所定 の金額を開発者に支払う方式のソフトウェアのこと。 イ 正解。オープンソースソフトウェアはソースコードが無償で公開されている ソフトウェアで、ソースコードの改変や再配布も認められている。 ウ 著作権は放棄されないので間違い。 エ 企業などの有償サポートサービスがうけられるものもあるので間違い。 参考文献 ITパスポート過去問題集 115ページ 著者 間久保 恭子 発行者 土田 米一 出版社 インプレスジャパン 栢木先生のITパスポート試験 279ページ 著者 栢木 厚 発行者 片岡 巌 出版社 技術評論社 H21秋問60 次のような特徴をもつソフトウェアを何と呼ぶか。 (1) ブラウザなどのアプリケーションソフトウェアに組み込むことによって、 アプリケーションソフトウェアの機能を拡張する。 (2) 個別にバージョンアップが可能で、不要になればアプリケーションソフト ウェアに影響を与えることなく削除できる。 ア スクリプト イ パッチ ウ プラグイン エ マクロ 解答 ウ 解説 ア スクリプトは、Perl や PHP などのスクリプト言語で記述された、比較的容 易に作成、実行できる簡易プログラムのことなので間違い。 Perl とはテキストの検索や抽出、レポート作成に向いた言語で、表記法は C 言語に似ている。 PHPとはWebページを生成するWebサーバ拡張機能の一つ。また、そこで使われ るスクリプト言語の一つ。 イ パッチは、ソフトウェアの不具合を修正するためのプログラムなので間違い。 ウ 正解。プラグインはアドオンやアドオンソフトとも呼ばれ、アプリケーショ ンの機能を拡張するためのソフトウェアのこと。 エ マクロは、アプリケーションの一連の操作を自動化する機能なので間違い。 参考文献 ITパスポート過去問題集 119ページ 著者 間久保 恭子 発行者 土田 米一 出版社 インプレスジャパン IT用語辞典:Perl とは http://e-words/w/Perl.html IT用語辞典:PHP とは http://e-words/w/PHP.html H21秋問61 あるシステムは 5000 時間の運用において、故障回数は 20 回、合計故障回数は 2000 時間であった。おおよその MTBF、MTTR、稼働率の組み合わせのうち、適切 なものはどれか。 --------------------------------------- | MTBF(時間) | MTTR(時間) | 稼働率(%) | ------------------------------------------| ア| 100 | 150 | 40 | ------------------------------------------| イ| 100 | 150 | 60 | ------------------------------------------| ウ| 150 | 100 | 40 | ------------------------------------------| エ| 150 | 100 | 60 | ------------------------------------------ 解答 イ 解説 稼働率を求める式は 稼働率 = 稼働時間 / 全運転時間 = MTBF / MTBF + MTTR で求めることができる。 次に MTBF(システムが稼働していた時間)と MTTR(システムを修理していた時間) を求める。 MTBF = (5000 - 2000) / 20 = 150 ----------- -- 正常に稼働 故障回数 している時間 MTTR = 2000 / 20 = 100 ---- -- 故障時間 故障回数 150 と 100 を公式にあてはめる 150 / 150 + 100 = 150 / 250 = 0.6 MTBF が 150、 MTTR が 100 稼働率が 60%となるので、正解はイになる。 参考文献 ITパスポート過去問題集 119ページ 著者 間久保 恭子 発行者 土田 米一 出版社 インプレスジャパン H21秋問64 2進数 10110 を3倍したものはどれか。 ア 111010 イ 111110 ウ 1000010 エ 10110000 解答 ウ 解説 10110 を 3 倍すればいいのだが、10 進数の 3 は 2 進数では 11 なので 10110 * 11 を計算する。 10110 * 11 -------- 10110 1 + 1 = 10 なので桁上がりする 10110 -------- 1000010 答えは 1000010 なのでウが正解。 参考文献 ITパスポート過去問題集 119ページ 著者 間久保 恭子 発行者 土田 米一 出版社 インプレスジャパン H21秋問69 PCのプロッセッサないにあるキャッシュメモリの利用目的はどれか。 ア PCへの電力供給が切れた状態でも記憶内容を保持する。 イ 書き変える必要のない情報や、書き換えられては困る情報を記録する。 ウ 主記憶とアクセス時間を見かけ上短縮することによって、CPU の処理効率を 高める。 エ 利用者 ID やパスワードなどの重要情報を記録する。 解答 ウ 解説 キャッシュメモリは CPU と主記憶(メインメモリ)の間に配置される、主記憶よ りも高速なメモリ。CPU が主記憶からデータを読出すと、そのデータはキャッシュ メモリに保持されるので CPU が後で同じデータを使うときキャッシュメモリか ら読出すためデータの受け渡しが高速化される。 キャッシュメモリのデータは、電源が切れると消えてしまう。そのためア、イ、 エは間違いなのでウが正解。 参考文献 ITパスポート過去問題集 125ページ 著者 間久保 恭子 発行者 土田 米一 出版社 インプレスジャパン H21秋問70 2 台の処理装置からなるシステムがある。両方の処理装置が正常に稼働しないと システムは稼働しない。処理装置の稼働率がいずれも 0.90 であるときのシステ ムの稼働率は幾らか。ここで、 0.90 の稼働率とは、不定期に発生する故障の発 生によって運転時間の 10%は停止し、残りの 90%は正常に稼働することを表す。 2 台の処理装置の故障には因果関係はないものとする。 ア 0.81 イ 0.90 ウ 0.95 エ 0.99 解答 ア 解説 「両方の処理装置が正常に稼働しないとシステムは稼働しない」という記載から、 2 台の処理装置は直列に接続されていることがわかる。1 台の稼働率は 0.9 な ので全体の稼働率は 0.9 * 0.9 = 0.81 になる。 よって答えはアになる。 稼働率の求め方 直列システム・・・a の稼働率 * b の稼働率 並列システム・・・1 - (1 - aの稼働率) * (1 - bの稼働率) 参考文献 ITパスポート過去問題集 125ページ 著者 間久保 恭子 発行者 土田 米一 出版社 インプレスジャパン H21秋問72 図 1 のように二つの正の数値 A1、A2 を読み取り、二つの数値 B1、B2 を出力 するボックスがある。B1 には A2 と同じ数値を出力し、 B2 には A1 を A2 で 割った余りを出力する。図 2 のようにこのボックスを 2 個つないだ場合、 A1=15、 A2=6 のとき後方のボックスの B1 に出力される数値は幾らか。 ----------------- A1 ------→| A2→B1 |------→B1 | | A2 ------→| A1/A2の余り→B2 |------→B2 ----------------- 図1 ---------------- ---------------- 15 -----→| |-----→| |-----→B1 | | | | 6 -----→| |-----→| |-----→B2 ---------------- ---------------- 図2 ア 0 イ 3 ウ 6 エ 15 解答 イ 解説 前方のボックスの入力する数値が「A = 15」「B = 6」のとき出力される数値は 「B1 = 6」「B2 = 3」になる。よって後方のボックスに入力する数値は「6」「3」 になり後方ボックスの B1 には「3」が B2 には「0」が出力される。よって正解 はイになる。 ------------------ 6 ------------------ 15 -----→| 6→B1 |-----→| 3→B1 |-----→B1 2 | | | | 6 -----→| 15/6の余り=3→B2 |-----→| 6/3の余り=0→B2 |-----→B2 0 ------------------ 3 ------------------ 参考文献 ITパスポート過去問題集 125ページ 著者 間久保 恭子 発行者 土田 米一 出版社 インプレスジャパン H21秋問75 PC 間で電子メールを送受信する場合に、それぞれの PC とメールサーバとのや り取りで利用される通信プロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。 ア PC から送信するときは POP が利用され、受信するときは SMTP が利用され る。 イ PC から送信するときは POP が利用され、受信するときは POP が利用される。 ウ PC から送信するときも、受信するときも、ともに POP が利用される。 エ PC から送信するときも、受信するときも、ともに SMTP が利用される。 解答 イ 解説 電子メールの送受信では SMTP と POP というプロトコルが使われる。 SMTP(Smile Mail Transfer Protocol) →電子メールの送信や、メールサーバ間でのメールの転送に使われるプロトコル。 POP(Post Office Protocol) →受信したメールを、メールサーバから読出すときに使われるプロトコル。 この説明に合うものはイなのでイが正解。 参考文献 ITパスポート過去問題集 128ページ 著者 間久保 恭子 発行者 土田 米一 出版社 インプレスジャパン H21秋問78 マルチメディアのファイル形式である MP3 はどれか。 ア G4 ファクシミリ通信データのためのファイル圧縮形式 イ 音声データのためのファイル圧縮形式 ウ カラー画像データのためのファイル圧縮形式 エ ディジタル動画データのためのファイル圧縮形式 解答 イ 解説 ア G4 ファクシミリ通信データのためのファイル圧縮形式に、MP3 は使われてい ないので間違い。 イ 音声データのためのファイル圧縮形式に、MP3 が使われているので正解。 ウ カラー画像データのためのファイル圧縮形式に、MP3 は使われていないので 間違い。 エ ディジタル動画データのためのファイル圧縮形式に、MP3 は使われていない ので間違い。 参考文献 ITパスポート過去問題集 129ページ 著者 間久保 恭子 発行者 土田 米一 出版社 インプレスジャパン