HDD, Hard Disc Drive は同軸の複数のディスクをモーターで回し、 データを書き込む。
- フォーマット: ディスクの使用開始、トラックとセクタを作る
- トラック: ディスクの円周
- セクタ: トラックを等分した部分、データを記憶する最小の単位
- シリンダ: ディスクが同軸上に並び、筒状にトラック数を数えるもの
- セクタ 1 周 = トラック
- 1 シリンダあたりのトラック数 = 記録面数
- 記憶容量 = セクタ長 \times セクタ数 \times 面あたりのトラック数 \times シリンダあたりのトラック数
面あたりのトラック数はトラック番号によって異なる。
アクセス時間
| アクセス時間 | ハードディスクの読み書き時間 | |
| シーク時間 | データが含まれるトラックが磁気ヘッドに到達するまでの時間 | |
| サーチ時間 | データが含まれるセクタが磁気ヘッドに到達するまでの時間 | |
| データ転送時間 | データを読み込むのにかかる時間 | |
- アクセス時間 = シーク時間 + サーチ時間 + データ転送時間
- データ転送時間 = ディスクの回転速度 \times 記憶したい容量 \times 1 トラックあたりの記憶容量
仮想記憶システム
仮想記憶システム：HDD をメモリの代わりに用いる仮想メモリシステム
スワップアウト：HDD に使わない情報を一時退避させること
スワップイン：実行するために必要になった情報をメモリに記憶させること
スワッピング：記憶内容の交換(スワップ)のこと
メモリ容量が小さいとスワッピングが多発し、処理速度の低下を招く
ディスクの断片化
- フラグメンテーション: ディスクでのファイルの新規追加、削除によりファイルの断片化が発生すること
- デフラグメンテーション: 連続的な領域に断片化されたファイルを移動させる処理