第2回 情報処理基礎論 a レポート課題 氏名:戸澤翔平 学籍番号:c1081556 語学クラス:英語 コース(系):経営系 【問題】 平成21年度秋問64 8進数の55を16進数で表したものはどれか。 【選択肢】 * ア 2D * イ 2E * ウ 4D * エ 4E 【解答】 ア 【解法】 まず、8進数を10進数に直す。 n進数を10進数に直す場合、1の位にn進数のn**0+ 10の位にn進数のn**1+100の位にn進数を掛ける方法を使う。 実際にやるとこのようになる。 |5*8**1|+|5*8**0| =|5*8|+|5*1| =40+5 =45 その後、求められた値を16で割って、余りを出す。 そして、下から読み取る。 実際にやるとこのようになる。 45%16=2…13(D) ↑ 2%16=0…2 |      後ろから数える 【参考文献】 タイトル;平成22年度春期かんたん合格!ITパスポート過去問題集 著者 ; 間久保恭子 発行者 ; 土田米一 発行所 ; インプレスジャパン 【問題】 平成21年度秋問65 IPアドレスに関する記述のうち、適切なものはどれか。 【選択肢】 * ア 192.168.1.1のように4バイト表記のIPアドレスの数は,地球上の人口 (約70億)よりも多い。 * イ IPアドレスは,各国の政府が管理している。 * ウ IPアドレスは,国ごとに重複のないアドレスであればよい。 * エ プライベートIPアドレスは,同一社内などのローカルなネットワーク 内であれば自由に使ってよい。 【解答】 エ 【用語解説】 IPアドレスは、インターネットやローカルなネットワークに接続されたコンピュー タや通信機器に振り割られている識別番号。 接続している相手を特定するための番号であるため、1台1台に個別の番号を付け る必要がある。 ローカルネットワ一ク(LAN)とは、広くても一施設内程度の規模で用いられる コンピュータネットワークのこと。 主に一般家庭、企業のオフィスや研究所、工場等で使用される。 【解法】 アはIPv4の説明であり、間違い。 IPv4は、32ビットでIPアドレスを表現するため、2**32=約43億個となる。 そのため、地球上の人工約70億より少ない。 IPアドレス不足解消のため、128ビットに増やしたIPv6の導入が図られている。 イは各国の政府が管理している。という説明なので間違いである。 IPアドレスは、アジア、北アメリカなど世界の5地域のIPアドレス管理団体が管 理している。 ウは国ごとに重複のないアドレスであればよい。という説明なので間違いである。 各国の政府でなく、民間の非営利団体であるICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)、日本では、下位組織のJPNIC(Japan Network Information Center)がIPアドレスの管理を行う。 エが正解である。 プライベートアドレスは、組織内のネットワークだけで有効なIPアドレス。 グローバルアドレスは、インターネットで有効なIPアドレス。 【参考文献】 タイトル;平成22年度春期かんたん合格!ITパスポート過去問題集 著者 ; 間久保恭子 発行者 ; 土田米一 発行所 ; インプレスジャパン 【参考文献】 Local Area Network - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/Local_Area_Network 【問題】 平成21年度秋問66 セキュリティ事故の例のうち、原因が物理的脅威に分類されるものはどれか。 【選択肢】 * ア 大雨によってサーバ室に水が入り,機器が停止する。 * イ 外部から公開サーバに大量のデータを送られて,公開サーバが停止す る。 * ウ 攻撃者がネットワークを介して社内のサーバに侵入し,ファイルを破 壊する。 * エ 社員がコンピュータを誤操作し,データが破壊される。 【解答】 ア 【用語解説】 情報セキュリティの物理的脅威は、地震や火災などの災害、停電、機器の故障、 侵入者による機器の破壊や盗難などである。 【解法】 アは用語解説に書いてある内容に当てはまるため、正解となる。 イとウは技術的脅威に分類されるため、間違い。 エは人的脅威に分類されるため、間違い。 【参考文献】 タイトル;平成22年度春期かんたん合格!ITパスポート過去問題集 著者 ; 間久保恭子 発行者 ; 土田米一 発行所 ; インプレスジャパン 【問題】 平成21年度秋問67 フールプルーフの考え方として,適切なものはどれか。 【選択肢】 * ア 故障などでシステムに障害が発生した際に,被害を最小限にとどめる ようにシステムを安全な状態にする。 * イ システム障害は必ず発生するという思想の下,故障の影響を最低限に 抑えるために,機器の多重化などの仕組みを作る。 * ウ システムに故障が発生する確率を限りなくゼロに近づけていく。 * エ 人間がシステムの操作を誤ってもシステムの安全性と信頼性を保持す る。 【解答】 エ 【用語解説】 フールプルーフ(fool proof)は利用者が誤操作をしても、 システムに障害が生じないように設計してあること。 【解法】 アはフェールセーフ(fail safe)であるため、間違い。 フェールセーフは故障の被害を最小限にするため、安全性を優先する技術。 システムを停止させることもある。 イは参考文献によって、冗長化かフォールトトレラント(fault tolerant)に分 れるが、どちらも問題文に当てはまらないので、間違い。 ウはフォールトアボイダンス(fault avoidance)であるため、間違い。 フォールトアボイダンスはシステムにおいて、障害(誤作動や誤操作)そのもの が起こらないようにすること。 また、そのための設計(思想)のこと。 エがフールプルーフ(fool proof)に含まれるため、正解である。 【参考文献】 タイトル;平成22年度春期かんたん合格!ITパスポート過去問題集 著者 ; 間久保恭子 発行者 ; 土田米一 発行所 ; インプレスジャパン 【参考文献】 愛知県名古屋にある河合塾学園トライデントコンピュータ専門学校は,ゲームプ ログラム,ゲームキャラクターデザイン,CGアニメ,3DCG,ゲーム背 景,Web,CAD,IT,セキュリティ分野の業界で求められる高いスキルと即戦力を磨 き業界就職を目指す専門学校です! http://computer.trident.ac.jp/license/examin/it21-am_autumn.html 【問題】 平成21年度秋問68 アプレットに関する記述として,適切なものはどれか。 【選択肢】 * ア WebブラウザがWebサイトにアクセスしたときにWebサイトから送信さ れ,利用者のPCに保存される文書ファイルである。 * イ Webページを作成するための言語である。 * ウ サーバからダウンロードされ,クライアントであるWebブラウザに組 み込まれて実行されるプログラムのことである。 * エ データベースを操作して,データの追加や変更,削除,検索などの処 理を行うための言語である。 【解答】 ウ 【用語解説】 アプレットとは、サーバからダウンロードされ、Webブラウザで実行される プログラム。Javaで記述されたJavaアプレットなどが良い例である。 【解法】 アはWebサイトにアクセスしたとき、Webサイトから利用者のPCに 保存されるのはクッキー(Cookie)であるため、間違い。 イはHTMLに関する説明であるため、間違い。 ウがアプレットに関する記述のため、正解である。 エはデータ操作言語に関する記述のため、間違い。 【参考文献】 タイトル;平成22年度春期かんたん合格!ITパスポート過去問題集 著者 ; 間久保恭子 発行者 ; 土田米一 発行所 ; インプレスジャパン 【問題】 平成21年度秋問69 図のメールの送受信で利用されるプロトコルの組合せとして,適切なものはどれか。 ------------------- -------------------- | | (3)メール転送 | | | メールサーバ |<--------------------------> | メールサーバ | | | | | ------------------- -------------------- ↑ | (1)メール送信 | (2)メール受信 | ↓ ------------------------- | | | メールクライアント | | | ------------------------- 【選択肢】 ------------------------------ | (1) | (2) | (3) | --------------------------------- |ア|POP3 |POP3 |POP3 | --------------------------------- |イ|POP3 |SMTP |POP3 | --------------------------------- |ウ|SMTP |POP3 |SMTP | --------------------------------- |エ|SMTP |SMTP |SMTP | ---------------------------------- 【解答】 ウ 【用語解説】 電子メールの送受信では、SMTPとPOP3というプロトコル(通信規約)が使われる。 SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とは、電子メールの送信や、メールサー バ間でのメールの転送に使われるプロトコル。 POP3(Post Office Protocol Version 3)とは、受信したメールサーバから読み 出すときに使われるプロトコル。 【解法】 用語解説と問題の図を照し合せると(1)がSMTP、(2)がPOP3、(3)がSMTPだとわかる。 よって、問題の図に当てはまるウが正解である。 【参考文献】 タイトル;平成22年度春期かんたん合格!ITパスポート過去問題集 著者 ; 間久保恭子 発行者 ; 土田米一 発行所 ; インプレスジャパン