第2回 情報処理基礎論 a レポート課題 氏名:工藤智也 学籍番号:c1080574 語学クラス:韓国語 コース(系):経営系 ----------------------------------------------------------------------- H21春問題66 アナログ音声信号をディジタル化する場合、元のアナログ信号の波形に、より近 い波形を復元できる組み合わせはどれか。 選択肢 ----------------------------------- | サンプリング周期 |量子化の段階数| ---------------------------------------- | ア |   長い    | 多い | ---------------------------------------- | イ |   長い    | 少ない | ---------------------------------------- | ウ |   短い    | 多い | ---------------------------------------- | エ |   短い    | 少ない | ---------------------------------------- -解答- ウ 〜解説〜 アナログ音声信号をディジタル化するには、標本化→量子化→符号化という手順 を踏む。 解法として手順を以下に示す。 1.標本化(サンプリング) アナログ信号の波形を一定の時間間隔で取得し、各時点におけるアナログ信号の レベルの値を読み取る。サンプリングにおいて、値を読み取る時間間隔のことを サンプリング周期という。このサンプリング周期が短いほど元のアナログ信号の 波形に近く高品質なデータが得られる。 2.量子化 標本化時に計測したアナログ値をディジタル値に変換する。量子化の際には、ど れぐらいの段階数(ビット数)でディジタル化するのかを決定する。量子化の段階 数が多いほど、元のアナログ値に近い高品質なデータが得られる。 3.符号化 量子化時のディジタル値を2進符号に置き換え、符号化ビット列を生成する。 1.2.より、元のアナログ信号の波形に、より近い波形に復元させるためには、 ・サンプリング周期は短い方が良い。 ・量子化の段階数(ビット数)は多い方が良い。 ということがわかる。 よって、答えは「ウ」となる。 参考文献 タイトル:selfup 「元のアナログ信号の波形に近い波形を復元できるものはどれか。」 URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090824/335939/?ST=slfcer 著者:小倉美香 ----------------------------------------------------------------------- H21春問題71 次のベン図の黒色で塗りつぶした部分の検索条件はどれか。 図:http://roy.e.koeki-u.ac.jp/~c108057/h21_h_mon71.png 選択肢 ア.(notA) and B and C イ.(notA) and B or C ウ.(notA) or (B and C) エ.(notA) or (B or C) -解答- ア 〜解説〜 黒く塗りつぶされている部分は、BとCの両方を満たしていることを表している。 つまり、「条件Bと条件Cの両方を満たし、かつ、条件Aは満たしていない」とい うことになる。 1.Aは満たしていないので「notA」と表せる。 2.BとCは満たしているのでnotをつけず「B and C」と表せる。 3.orは、またはという意味。 以上より、検索条件が決定する。 (notA) and B and C よって、答えは「ア」となる。 参考文献 タイトル:統計学の考え方 第4回 Stirling の公式 / Venn 図 「真理値表と Venn 図 」 URL:http://roy.e.koeki-u.ac.jp/~madoka/2010/bst/04/04_03_theme_03_venn.html 著者:西村まどか ----------------------------------------------------------------------- H21春問題91 Mさんは障害の原因を特定するための手順を、流れ図に書いて考えてみることに した。このとき、次の図のXに入る適切な文句はどれか 図:http://roy.e.koeki-u.ac.jp/~c108057/h21_h_mon91.png 選択肢 ア.PC1とハブをつなぐソケット、すなわちハブの障害ではないか。 イ.PC1とハブをつなぐケーブルcの障害ではないか。 ウ.プリンタとハブをつなぐケーブルbの障害ではないか。 エ.プリンタの障害ではないか。 -解答- ア 〜解説〜 図にある通り上から順番に作業を行うと以下のようになる。 PC2から、プリンタに出力させることが出来れば、PC2とハブをつなぐソケットの 問題ではないことが分かる。 PC1とPC2をハブにつないでいるケーブルcとdをハブ側で差し替え、PC2からプリ ンタに出力できなければ、PC1とハブをつなぐソケット、つまりハブの障害があ りそうだと分かる。 よって、図のXに入る文句として適切なのは「ア」となる。 参考文献 タイトル:情報処理基礎論 a 第2回 データの種類 / アルゴリズムとプログラミング 「流れ図 flowchart 」 URL:http://roy/~madoka/2010/ipa/02/02_07_theme_07_flowchart.html 著者:西村まどか タイトル:selfup 「障害の原因を特定するための手順で 図に入る適切な字句はどれか 」 URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090907/336675/?ST=slfcer 著者:小倉美香 ----------------------------------------------------------------------- H21春問題92 Mさんは、今回の障害の原因を特定するための手順を、流れ図として完成させよ うと考えた。このとき、次の図のYに入る適切な文句はどれか。 なお、次の流れ図は、完成途中のものである。 図:http://roy.e.koeki-u.ac.jp/~c108057/h21_h_mon92.png 選択肢 ア.ハブの障害ではないか。 イ.プリンタとハブをつなぐケーブルbの障害ではないか。 ウ.プリンタとハブをつなぐケーブルb、または、ハブの障害ではないか。 エ.プリンタの障害ではないか。 -解答- ア 〜解説〜 図にある通り上から順番に作業を行うと以下のようになる。 PC2から、プリンタに出力させることが出来なければ、PC2とハブをつなぐソケ ットの問題、または、ケーブルdの問題であることが分かる。 PC1からサーバにアクセスできなければ、ハブ自体に問題がありそうだと分かる。 よって、図中のYに入る適切な文句は「ア」 参考文献 タイトル:情報処理基礎論 a 第2回 データの種類 / アルゴリズムとプログラミング 「流れ図 flowchart 」 URL:http://roy/~madoka/2010/ipa/02/02_07_theme_07_flowchart.html 著者:西村まどか タイトル:selfup「障害の原因を特定するための手順を,流れ図として完成させよ」 URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090907/336682/?ST=slfcer 著者:小倉美香 ----------------------------------------------------------------------- H21秋問題87 木構造を採用したファイルシステムに関する記述のうち、適切なものはどれか。 選択肢 ア.階層が異なれば同じディレクトリが作成できる。 イ.カレントディレクトリは常に階層構造の最上位を示す。 ウ.相対パス指定ではファイルは作成されない。 エ.ファイルが一つも存在しないディレクトリは作成できない。 -解答- ア 〜解説〜 木構造を採用したファイルシステムは、UnixやLinuxなどに採用されている。 一般的には、階層型ファイルシステムと呼ばれている。 階層型ファイルシステムでは、ディレクトリと呼ばれる階層構造を使って、多数 のファイルを階層的に管理する。 階層構造の最上に位置するディレクトリをルートディレクトリという。また、あ るディレクトリの下位に位置するディレクトリをサブディレクトリといい、自分 自身が現在位置するディレクトリをカレントディレクトリという。 アの記述について。階層が異なれば同じ名称のディレクトリが作成できるので○。 イの記述について。常に階層構造の最上位を示すディレクトリはルートディレク トリなので、この肢は×。 ウの記述について。絶対パス指定、相対パス指定のどちらでもファイルを作成す ることができるので、この肢は×。 エの記述について。ファイルが一つも存在しないディレクトリも作成できるので、 この肢は×。 よって、答えは「ア」となる。 参考文献 タイトル:selfup 「木構造を採用したファイルシステムの記述で適切なものは?」 URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343528/?ST=slfcer 著者:小倉美香 ----------------------------------------------------------------------- H21秋問題90 出荷処理において、引当数の求め方を流れ図で表すとき、次の図のc、dに入る適 切な文句の組み合わせはどれか。 図:http://roy.e.koeki-u.ac.jp/~c108057/h21-90.png 選択肢 -------------------------------------- | c | d | ------------------------------------------- | ア | 通常注文か | 注文数<=在庫数の70% | ------------------------------------------- | イ | 通常注文か | 注文数>在庫数の70% | ------------------------------------------- | ウ | 優先注文か | 注文数<=在庫数の70% | ------------------------------------------- | エ | 優先注文か | 注文数>在庫数の70% | ------------------------------------------- -解答- イ 〜解説〜 cの覧には通常注文か優先注文なのかの2つのうちのどちらかが入る。 Yesの道に進んでも、Noの道に進んでも何があるかが分からない。 そこで、dにつながっている道のNoの道の先を見る。「注文数を引当 数とする」となっている。ここで、選択肢のdの覧を見てみると在庫数の70%と全 て書かれている。よって、cは通常注文となることが分かる。 ここで、ウ、エは間違いであることが分かる。 通常注文は在庫数の70%まで引当可能なので、dには注文数>在庫数の70%が入るこ とが分かる。 よって、適切な用語の組合わせとして正しいのは「イ」となる。 参考文献 タイトル:情報処理基礎論 a 第2回 データの種類 / アルゴリズムとプログラミング 「流れ図 flowchart 」 URL:http://roy/~madoka/2010/ipa/02/02_07_theme_07_flowchart.html 著者:西村まどか タイトル:selfup「出荷処理を流れ図で表すとき、空欄に入る適切な字句はどれか」 URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100120/343529/?ST=slfcer 著者:小倉美香 -----------------------------------------------------------------------